鈴鹿市・津市・松阪市などからなる中勢バイパス開通式典実行委員会は、同バイパスの稲生工区(1.8km)が23日から共用されるのを前に21日、道路上で開通記念イベントを行った。
午後2時10分から鈴鹿と・き・め・きモータースポーツ大使を努めるナカジマレーシング監督の中嶋悟氏のトークショーが行われ、昔話などを咲かせたあと、いよいよ午後4時からはフィナーレイベントとしてレーシングカーの走行が行われた。
レースカーが公道を走るのは新東名開通前に御殿場市内でFNマシンが走行した例があるが、珍しいイベント。鈴鹿にファクトリーを置くTSRがJSB1000のバイクを、HPリアルレーシングが塚越広大のドライブでSF14を走らせた。
JSB1000が先行しSF14が追う形で、寒空のもと集まった多くの観客の前を一往復半。迫力あるイベントに多くのファンが酔いしれた。
4月13日にはスーパーフォーミュラとJSB1000の決勝レースがいずれも開幕戦として鈴鹿サーキットで行われる。
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI