SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿JRPサタデーミーティング第2部 新人オーディションを岡山で実施予定。GP2、WECからドライバーが参加する模様

JRPサタデーミーティング第2部は、これまで同様に白井裕JRP社長、永井洋治トヨタ自動車SUPER FORMULA プロジェクトリーダー、佐伯昌浩本田技術研究所SUPER FORMULA プロジェクトリーダーらが出席して、この一年の総括と来年に向けての抱負を語った。

永井洋治氏(トヨタ自動車スーパーフォーミュラプロジェクトリーダー)
sf-r7-sm-nagai 「この一年は当初目指していたパッケージがうまく機能してきたと思います。2年前の時点でダラーラは軽量化のためにパワステを付けないと言ってきたんですが、中嶋一貴選手、伊沢選手にシミュレーターに乗ってもらった結果、このままだとクルマは軽くてもステアリングがスローになり、リズミカルに走れないということがわかりました。それで今の形になったんです。今回のフリー走行をみると、ここまでの3戦も燃料リストリクター100%でやればよかったなあと思いましたよ(笑)来年はホンダさんの伸び代に負けないようにガツンとやります」
佐伯昌浩氏(本田技研スーパーフォーミュラ・プロジェクトリーダー)
sf-r7-sm-saeki 「ほんの少しの開発の遅れが大きく響き、チームの皆さんに迷惑をかけた一年でした。燃料リストリクター100%だと差があるように見られていますが、前回の鈴鹿がああいう結果だったのでセットアップが進んでいない面もあり、まだ搾り出せると思っています。(エンジン交換を申請した4台は)菅生でトラブルが出て、部品を交換する必要があったため封印を外さざるを得ませんでした。それで交換という扱いになりました。
来年に向けての開発はすでに進んでおり、できることなら今回のレースに入れたいぐらいですよ(笑)」
白井裕氏(JRP社長)
sf-r7-sm-shirai 「2015年のレースカレンダーについては、以前お話したとおりWECやF1とのバッティングを避ける方向で考えており、まだ決定ではありません。世界戦のほうでまだ動きがあるようなので、それが決定するのを待って動く予定です。
クルマに関しては、放っておいても進化するものなので、その上げ代を燃費とか環境の方向に振りたいと考えています。
また、このオフの予定ですが、11月中旬に菅生、12月頭(10-11日になる模様)に岡山でメーカーテストを行う予定です。特に12月はドライバーオーディションを行う予定で、すでにGP2やWECで走っているドライバーの何人かから問い合わせをいただいております。その後は3月の27-28日に岡山で合同テストを予定しております」
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース