スーパーフォーミュラ第4戦「もてぎ2&4レース」のフリー走行2回目は、#36アンドレア・カルダレッリ(PETRONAS TEAM TOM’S)が1’34.229でトップタイム。2番手にも#37中嶋一貴がつけ、トムスが1-2という結果になった。
決勝日を迎えたツインリンクもてぎは公式予選日に続いて好天に恵まれ、気温も朝から30℃に迫る状況。
フリー走行は午前9時50分より30分間で行われた。
昨日の予選で車両規則違反に問われ、予選タイム抹消となった3台(#1山本尚貴、#2中山友貴、#3ジェームス・ロシター)も走行に参加。執筆時点で公式通知は出ていないが、決勝には後方グリッドから出走となる模様だ。
その#1山本は開始10分過ぎに1’35.099を記録して3番手に。 決勝での巻き返しが大いに期待できそうだ。
このセッションでトップタイムを記録したのは、F1ベルギーGP出場のため今大会を欠席したアンドレ・ロッテラーに代わって36号車のステアリングを握るカルダレッリ。
第3戦ではルマン24時間レースでのクラッシュの影響で欠場したロイック・デュバルに代わって8号車をドライブし、見事ポールポジションを獲得したが、2戦続けての代役出走となった今回も開始早々に1’34.229を記録してトップに立ち、好調ぶりをみせつけている。
一方、ポールシッターの#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラはこのセッションを6番手で終えたが、終盤にタイヤ交換練習を行った際にエンジンストール、クルマはそのままガレージに戻されて調整作業に入っており、決勝への影響が懸念される。
また、初のフロントロー獲得で注目を集めた#40野尻智紀は11番手で走行を終えている。
決勝レースはこのあと午後3時より52周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIROPhoto: Motorsports Forum