- 優勝 #8ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)
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最高の気分です。多くの選手といいファイトをしましたが、どれもフェアな接近戦でした。予選の状態が良くなかったので、少しセッティングを変更したら、朝のフリー走行から完璧な状態になりました。
セーフティーカーが入ったあとで2台をオーバーテイクして、その後トップに立ちましたが、今年のレギュレーションで作られたクルマはトラック上でのバトルがしやすくなっています。ダラーラやトヨタはいい仕事をしたと思いますし、今シーズンの残りのレースも楽しみです。 - 2位 #3ジェームス・ロシター(KONDO RACING)
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今朝はずっとフルタンクで走っていました。僕たちは1カー体制なのでデータが少なくて、そこは難しいポイントです。色んなことをひとつひとつ確かめながら走っていました。
スタートに失敗したアンドレにつき合わされる形になったので、スタートはそんなに良くなくて、そのせいでJPに抜かれてしまいましたが、クルマの調子自体は良かったので、その後は本当にいいバトルを楽しめました。
ダラーラのシャシーもブリヂストンのタイヤも優れていて、オーバーテイクのしやすいクルマになっていて最高です。 - 3位 #38石浦宏明(CERUMO INGING)
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2年ぶりのフォーミュラですが、最後に乗ったJAFグランプリは2位だったので、また表彰台に復帰できてほっとしていますし、「チームを強くするために乗ってくれ」と誘ってくれたチームには感謝しています。
最初はスピートに戸惑ったり、上手く乗れなくて悩みましたが、テストするごとに慣れてきて、今週始まってからはゆっくりに感じてきて、攻められる状態になっていたので、そこからはチームとも打ち合わせながら、クルマのセットもテストから今まで積み重ねてきたものをまとめあげるような形でやっと予選に間に合ったという感じで、ロングランもピット練習もやる余裕もありませんでしたから、レースが上手くまとまって本当に良かったなと思います。
スタートもうまくいったし、ピット作業は遅れましたが山本選手を抜いてからは40秒台で追い上げることが出来て速さも見せられたので、自分としてはいいレースが出来たのかなと思います。 - 優勝チーム監督 土沼広芳(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)
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ずっとテストから調子よくて、第1戦もいい結果が出るのかなと思っていたら、予選では不本意な結果でした。去年からチームも良くなってきていて、スポンサーさんもドライバーも去年から継続してきた形で、唯一違うのはクルマだけ、という状態でしたが、スタッフが非常にいい感じで仕上げてくれました。
本当に「継続は力なり」を証明できたかな、と思います。
Photo: Yoshinori OHNISHI