SUPER GT

SGT:第6戦富士フリー走行2回目 トップタイムは#37KeePerトムス。GT300は#61BRZがダントツの速さを見せる

スーパーGT第6戦のフリー走行は9月8日、終始ウェットコンディションの中で行われ、#37KeePerTOM'S SC430(伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ組)が1'44.560でトップだった。
GT300クラスは#61SUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太組)が1'48.830と後続を1.5秒以上突き放す速さを見せつけた。

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決勝日を迎えた富士スピードウェイは早朝からあいにくの雨模様。
このため午前9時の走行開始を前にウェット宣言が出され、全車ウェットタイヤを装着しての走行となった。
雨は小振りながらコースのあちこちに水溜りや川の残った状態であったため、開始早々に#19ウェッズスポーツSCがコースアウトしてグラベルに捕まってしまった。
また時期を同じくして#50アストンマーチンがトラブルによりピットロード入り口でストップしてしまったため、車輛回収のために赤旗が提示され、セッションは中断となった。

19号車はマーシャルの手を借りてグラベルを脱出した後自走で、50号車はFROに牽引されてピットへ戻り、10時12分に走行は再開となった。
なお、これによる終了予定の延期は無く、当初予定通り30分間で走行は終了。
GT500クラスは1'44.560の37号車を筆頭に#1REITO MOLA GT-R、#36PETRONAS TOM'S SC430、#18ウイダーモデューロHSV-010の順。
GT300クラスは前回鈴鹿大会優勝の#61BRZが88kgのハンデをものともせず、2位の#11gainerDIXCEL SLSに1.543秒もの大差をつけてトップだった。

なお、ポールッシッターの#38ZENT CERUMO SC430はクラス9位、#55ARTA CR-Zはエンジントラブルのため出走を見合わせた。

第6戦決勝は午後2時より66周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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