SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿GTA定例会見 ハイブリッドは今後大事に育てて行くべき技術

スーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)は8月18日、シリーズ第5戦「ポッカサッポロ1000km」の開催されている鈴鹿サーキットで定例会見を行い、今シーズンGT300クラスで圧倒的な速さを誇っているハイブリッド車への性能調整について、坂東正明代表がコメントした。

gt_r05_gta-55 基本的な方向性としては、スーパーGTを取り巻く環境の中で、この新しい技術を大事に育てて行きたいとしているものの、現状ではトヨタ、ホンダそれぞれで異なった方式が採用されており、より公正を期すためには今後出力計算などを細かく吟味して行く必要があるとのこと、そのため具体的な方法については明らかにされなかったが、現在WEC(世界耐久選手権)で採用されている方法なども参考にしていくという。
また現状は自動車メーカーの技術的なサポートが必須の状態であり、プライベーターが手軽に購入して参戦できるものではないが、将来的にはそうしたニーズにも対応していけるよう、各メーカーには要望を出しているという。

来年はGT500クラスでもホンダがNSXコンセプトにハイブリッドシステムを搭載することを明らかにしており、どのような方法でBOPが実施されるのか、今後の動向に注目したい。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI


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