スーパー耐久シリーズ第6戦のフリー走行が22日、鈴鹿サーキットで行われGTNET ADVAN NISSAN GT-R(青木孝行/尾本直史)がトップタイムを記録した。
決勝第2、第3レースを向かえた鈴鹿サーキットは昨日に続き快晴。中秋の名月を終えたばかりの名残月が鈴鹿山系に懸かる。決勝レースへの最終調整を行う30分間のフリー走行が8時より行われた。
総合のトップタイムを記録したのはGT3クラスのGTNET ADVAN NISSAN GT-R(青木孝行/尾本直史組)。第2レースに出走する青木が早々に2分3秒720をたたき出し、トップに立つとそのまま終了までリーダーに君臨した。しかし、青木から交代した第3レースに出走する尾本がダンロップコーナーでスピンしたのは不安材料か。
GT3クラスのスリーボンド 日産自動車大学校 GT-R(ガミさん/藤井誠暢/佐々木大樹組)が終了間際に総合2位に上がり、3位には同クラスのPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ドミニク・アン/谷口信輝/メルビン・モー組)がつけている。
ST-1クラスはFaust Racing BMW Z4(堀主知ロバート/佐藤茂組)が、ST-2クラスはSTURM・MOTUL・ED インプレッサ(大澤学/吉田寿博/松田晃司組)が、ST-3クラスは岡部自動車KYOSHIN計測Z33(小松一臣/伊橋勲/増田芳信組)が、ST-4クラスはリジカラS2000(松井猛敏/中島保典/服部尚貴組)が、ST-5クラスはBRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット(奥村浩一/古宮正信/駒木孝有組)がトップタイムを記録した。
決勝第2レースはこのあと9時45分から、第3レースは12時35分から、それぞれ40分レースとして行われる。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Keiichiro TAKESHITA