Japanese F3

JF3:第12戦SUGO決勝 中山雄一が今季10勝目、Nクラスは高星明誠が優勝してチャンピオンを決める

 全日本F3選手権第12戦は28日、スポーツランドSUGOで18周の決勝レースを行い、中山雄一(トムス)が26分25秒441で今季10勝目を飾った。

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 スリッピーな路面がドライバーを苦しめる。7周目のSPコーナーではドラゴン(B-MAX)がコースアウト。8周目の最終コーナーでは4位の勝田貴元(トムス)が激しくクラッシュし、セーフティーカー(SC)が導入される原因を作ると、再開後の13周目には今度は2位を走る野尻智紀(戸田)も同所でコースアウトした。

 レースは14時50分にフォーメーションラップを開始。トップで1コーナーに飛び込んだのは中山。中山は、後続を引き離し独走態勢を築く。SC後のリスタートで、野尻のリタイアにより2位に上がった千代勝正(B-MAX)に迫られるが、落ち着いたレース運びで一度もトップを譲ることなくポールトゥウィンを飾った。

 2位には千代が入り、勝田、野尻がリタイアしたため松下信治(HFDP)3位でレースを終えた。なお、松下は体調不良で医務室に運ばれ、表彰式と記者会見を欠席した。

 Nクラスは高星明誠(NDDP)がトップでレースをスタート。クラス2位には、ナニン・インドラ・パユーング(トムス・スピリット)をかわした小泉洋史(ハナシマ)が上がったが、7周目の1コーナーでアウトから小泉をかわしたパユーングが2位に復帰。SC後もこの順位に変動はなく、高星が優勝。高星はNクラスのチャンピオンも決めた。

 第13戦決勝は明日29日、13時5分より25周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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