F4日本一決定戦は7日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、石川京侍(Rn-Sports☆ミストKK-ZS)がポールポジションを獲得した。
午後になると鈴鹿上空には晴れ間が広がってきた。公式予選は午後2時45分から20分間にわたり行われた。
序盤、コースアウトするドライバーが多発。各所で黄旗が振られることとなり、終盤でのアタック合戦となった。
ポール争いを繰り広げたのは石川京侍(Rn-Sports☆ミストKK-ZS)三笠雄一(ガレージ茶畑RK01)山下健太(ZAP☆JSS☆PFC☆西千葉不動産)川端伸太朗(SUCCEED SPORTS F108)の4人。互いに順位を入れ替え激しい争いを見せるが、最後に石川がただ一人2分2秒を切る、2分1秒917をたたき出し、ポールポジションをものにした。
2位には三笠、3位には山下、4位には川端と続いたが、なんとこの4人のタイムは0秒156差に収まり、5位以下を1秒以上離す異次元・僅差の争いで幕を閉じた。
明日8日は14時50分から10周の決勝が行われるが、この4人の優勝争いから目が離せない。
- ポールポジションの石川京侍
- 「クルマの調子は良く、明日のペースも問題がないのでスタートを決めれば勝てると思います。今年最後のレースなので気合いを入れてがんばります。今年は、いい結果が出せなかったので日本一になって締めくくりたいです」
- 予選3位の山下健太
- 「過去のレースは予選がよかったのに違う結果になって残念です。スタートは自信がないですが、レースでは前のクルマについていきたいですね」
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI