SUPER GT
第1戦 SUZUKA GT 300km
SUPER GT開幕。レクサスSC430がデビューウィン
序盤戦から首位争いを展開 3台が入賞ポイント獲得。
ポテンシャルの高さをデビュー戦から発揮
見事デビューウィンを飾ったレクサスSC430
(No.36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430)
2006オートバックス・SUPER GTの開幕戦「SUZUKA GT 300km」が3月18日(土)、19日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。今季の同シリーズは富士スピードウェイでの2戦を含む全9戦が予定されている。
昨年、GT500とGT300の両部門を制する快挙を達成したトヨタ勢は、今季GT500クラスに新型車両レクサスSC430を投入。昨年12月のシェイクダウンから僅か4ヶ月で迎える開幕デビュー戦でその仕上がりが注目された。
また、GT300クラスでも昨年チャンピオンを獲得したトヨタMR‐Sが新たに3.5リットルV型6気筒エンジンを搭載して参戦。トヨタ勢はGT500 クラスに4台のレクサスSC430と2台のトヨタスープラ、GT300クラスに2台のトヨタMR-Sと2台のトヨタセリカが出場した。
◆予選◆
18日(土)の公式予選は午前9時50分から曇天の下で予選1回目がスタート。 GT500クラスでは昨年のチャンピオンチームが新たに投入したZENTセルモSC1号車が5番手、OPEN INTERFACE TOM'S SC430 36号車が6番手タイムを記録して上位10台のグリッドを決定するスーパーラップに進出。GT300クラスでもTOY STORY RacingMR-S 101号車が7番手で同じくスーパーラップに臨んだ。
その後、昼過ぎから雨が降り出し、午後2時からの予選2回目は完全なウエットコンディション。両クラス15分間づつの同セッションでウエットセッティングを確認した上位各車は午後2時35分からのスーパーラップに出走した。
最初のGT300セッションでは101号車が4番目にコースインしたが、降り続く雨で悪化したウエット路面にコースアウト。それでも7番手グリッドを獲得した。その後、GT500セッションでは36号車が5番手、トラブルにより本来のパフォーマンスを発揮出来なかった1号車が6番手グリッドを確定した。
◆決勝◆
19日(日)は未明までに雨は上がり晴天となったが、風速15mを超える強風が断続的に吹いて気温は上がらず、また、風の影響でセッティングを定めにくい状況の下で午後2時30分の決勝スタートを迎えた。
小雪のちらつく寒さの中、定刻にフォーメーションラップがスタート。A.ロッテラーの駆る36号車はオープニングラップで抜群の速さを見せ、5番手グリッドのスタートから3位に浮上。さらに130Rで先行車がコースオフしたのを機に2位でホームストレートに戻ってきた。
一方、6番手スタートの1号車も果敢なプッシュで17周目に3位に浮上。その後も、36号車と1号車の勢いは止まらず、22周目には首位を行くNSXをもパスし、レクサスSC430のワン・ツー体制となった。
そして、25周目に2台同時に給油兼ドライバー交代のためにピットインすると、36号車が先にピットアウト、しかし、続く1号車はピットアウト直後の1コーナーで痛恨のコースアウトを喫して後退を余儀なくされてしまった。
中盤のピット作業が一巡して再びトップに立った36号車は、その後も安定したペースで周回を重ね、終盤もライバル勢からの激しい追撃を振り切り、2位に 3.412秒差をつけてトップでチェッカー。見事レクサスSC430のデビューウインを達成。一旦順位を落とすものの、後半追い上げた1号車は5位、6号車も6位に入賞。25号車も8位でポイントを獲得した。一方、GT300クラスでは19号車が4位入賞を果たした。
OPEN INTERFACE TOM'S SC430 36号車 ドライバー脇阪寿一のコメント:
レクサスSC430のデビューウインを飾ることが出来、何と言ってよいか分からないくらい嬉しい。2週間前の合同テスト終了後にトヨタ自動車、TRD、そしてトムスチームが素晴らしい働きで新型パーツを用意してくれたことも大きいと思う。これからもタイトル獲得を目標に全力で頑張りたい。
OPEN INTERFACE TOM'S SC430 36号車 ドライバーA.ロッテラーのコメント:
オープニングラップで2位に上がれた時に勝てるかも知れないと実感した。新たに移籍したチームで新型車を駆って優勝することが出来、最高の気分だ。
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
出来たばかりの新型車でデビューウインを獲得することが出来て、とても嬉しい。チーム、ドライバーともにものすごく頑張ってくれた。勝つことが出来たとはいえシーズンはまだ始まったばかりであり、先は長い。これからも気を抜くことなくベストを尽くしてレクサスSC430の熟成を図りたい。
Text & Photo: ©トヨタ自動車株式会社
SUPER GT 第1戦
「SUZUKA GT300km レース」 決勝
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■開催月日:2006年3月19日
■開催場所:鈴鹿サーキット
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■「XANAVI NISMO Z」が2位表彰台に!
3月19日、鈴鹿サーキットでSUPER GT開幕戦「SUZUKA GT 300km」決勝レースが行われ、「XANAVI NISMO Z」(#23 本山哲/松田次生)が2位に入り、表彰台に上った。
強風によって時折みぞれが混じる天候の下、午後2時30分の決勝レーススタート時には3万500人の観客が集まり、本年シーズンの開幕を見届けた。本山がスターティングドライバーをつとめた#23 Zは、序盤を4位で走行し、その後一時6位にポジションを落とすが、32周目には3位に浮上。その後2位の#8 NSXを42周目のカシオトライアングルで捉え2位となった。松田はさらに首位を走る#36 レクサスSC430を追撃し、2秒強の差を徐々に詰めていった。レース終盤の48周目には#36の直後にまで迫ったが、そのまま2位で52周目のチェッカーフラッグを受けた。
そしてファイトあふれるドライビングが評価され、松田はこのレースより新設された「モスト・エキサイティング・ドライバー賞」を受賞した。
予選3位からスタートした「MOTUL AUTECH Z」は、ニューフェイスの山本がレースをスタート。スタート直後に後続に先行を許し6位となったが20周目にはストレートエンドで#18 NSXを豪快に抜き、4位でドライバー交代。しかし、山本はピットインの際にスピンしタイムロス。ピットアウトした時点で13位に後退した。ベテランのクルムは、徐々に順位を回復、43周目には9位となった。しかし、47周目の最終コーナーでバランスを崩してスピン、再びタイムロスを喫することに。その後コースに戻ったが52周目のレース終了時には12位であった。
GT500デビュー戦となる星野一樹がスターティングドライバーをつとめた「カルソニック インパルZ」(#12)は、グリーンシグナルが点灯し第一コーナーに突入していったが、予選8番手の位置にいた#12 Zはこの集団からはじき出され、グラベルベッドにコースアウト。後半を受け持ったトレルイエは、34周目にベストラップタイムを記録。速さを証明してみせたが、順位を大きく挽回するまでには至らず、13位でレースを終えた。「イエローハットYMSトミカZ」(#3)は、横溝直輝が予選7位のポジションからレースをスタート。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラに交代した後は
一時6位を走っていたが、イエローフラッグ中に他車を追越してしまい、10秒ピットストップのペナルティが課せられてしまう。これによって順位を11位にまで落とし、最終的に9位でゴールした。「WOODONE ADVAN Z」(#24 エリック・コマス/柳田真孝)は、予選13位からスタートし、10位でフィニッシュ。デビュー戦はセッティングが完全とは言えなかったが、ノートラブルで完走してポイントを獲得した。
なお、GT300クラスは予選で「吉兆宝山DIREZZA Z」(#46佐々木孝太/番場琢)がポールポジションを獲得。Zの速さを実証した。
Text: ©NISMO
開幕戦でARTA NSX(伊藤大輔/R.ファーマン組)が3位
2006年3月19日(日)・決勝
会場:鈴鹿サーキット 天候:予選/曇りのち雨 決勝/晴れ 気温:7.3℃(15:00現在) 決勝レース:52周(301.964km) コースコンディション:決勝/ドライ 観客数:3万500人(主催者発表)
3月19日(日)、三重県にある鈴鹿サーキットにおいて2006 オートバックス SUPER GT 第1戦鈴鹿 GT 300kmの決勝レースが開催された。昨シーズンから新シリーズとなったSUPER GTは2年目を迎えた。今シーズンは鈴鹿1000kmがシリーズの第6戦として開催されることになり、ポイントシステムに若干の変更があった。Honda NSX-GT勢は32号車にSUPER GT初参戦となるロイック・デュバル、武藤英紀、100号車に昨シーズンGT300クラスでランキング2位を獲得した細川慎弥のルーキー3名を迎え、シリーズタイトル獲得を狙っている。
今シーズンのHonda NSX-GTは昨年モデルの高速コーナリング、ブレーキ性能の優位性をそのままに、中低速でのコーナリング、グリップ性能のさらなる向上を目指し、フロントタイヤがリアと同じサイズ(330/40R18)にアップされた。加えてダウンフォースの向上を目指し、マシン全体の空力性能の見直しも行われている。また、2レース1エンジンとなったレギュレーション変更にともない、エンジンは耐久性、信頼性を維持しながらも性能の向上を果たしている。
3月18日(土)に開催された公式予選では、決勝グリッドを争うスーパーラップに出場した3台のHonda NSX-GTが力強い走りを見せた。あいにく激しい雨が降るコンディションの中、3番目にタイムアタックを行ったTAKATA童夢NSXの道上龍選手が、それまでのトップタイムを2秒以上も上回る2分7秒489を叩きだしてトップに浮上。その後、タイムアタックを行ったドライバー達は道上選手のタイムをなかなか上回ることができなかったが、最後となる10番目に走行したARTA NSXの伊藤大輔選手が0秒956上回る2分6秒533を記録して見事に開幕戦のポールポジションを獲得した。
この結果、ポールポジションに#8伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組(ARTA NSX)、2番手に#18道上龍/小暮卓史組(TAKATA童夢NSX)となり、Honda NSX-GTがフロントローを独占する結果となった。#32ロイック・デュバル/武藤英紀組(EPSON NSX)は9番手、#100セバスチャン・フィリップ/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)は予選1回目にフィリップ選手が7番手タイムを記録したが、細川選手がS字コーナーでクラッシュして規定タイムに届かなかったために、大会審査委員会の承認により15番手スタートとなった。
19日(日)の決勝日は、天候に恵まれたものの気温が7.3℃と低く、強風が吹くコンディションとなった。最終コーナーから1コーナーに向かって吹く強風はマシンのダウンフォースを低下させ、4℃と低い路面温度は各チームのタイヤ選択を悩ませた。
計38台(GT500クラス計15台)のマシンは、14時30分にローリングラップを開始し、一斉にホームストレートを駆け抜けて52周=301.964kmのレース・スタートが切られた。
ホールショットはポールポジション・スタートの#8 ARTA NSXのファーマン選手、2位に#18 TAKATA童夢NSXの道上選手が続くが、130Rでオーバーランを喫し3位に後退する。
3周目、15番手からスタートした#100 RAYBRIG NSXのフィリップ選手は素晴らしい追い上げで10位に浮上、#32 EPSON NSXのデュバル選手は2周目の1コーナーでコースアウトし、14位に後退する。
トップを走行し逃げ切りを図るファーマン選手は、6周目時点で2位の#36 OPEN INTERFACE TOM’S SC430に2秒164の差を広げる。しかし、バックストレートでバックマーカーのマシンにコースをふさがれてタイムロス。2位とのテール・トゥー・ノーズの白熱した攻防戦が始まった。開幕戦らしくリタイアなどが続く波乱のレースで、ファーマン選手はバックマーカーをうまくパスしながらトップを死守して走行する。続くHonda NSX-GT勢は12周目時点で道上選手が3位、フィリップ選手が8位、デュバル選手が12位を走行する。
バックマーカーが少なくなり、思い通りに走れるようになった14周目ではファーマン選手が1分57秒台にラップタイムを上げ、2位との差を1秒 886まで広げる。しかし、22周目のヘアピンカーブでバックマーカーにコースをふさがれたファーマン選手はスプーンコーナーでトップのポジションを奪われ、次周に3位にポジションを下げたところでピットイン、ドライバーを伊藤選手に交代してばん回をはかる。
25周目終了時に#18 TAKATA童夢NSXの道上選手がピットインし、小暮選手に交代してピットアウト。その際に#1 ZENT セルモ SCが1コーナーでコースアウトを喫したため、ポジションを再び上げることとなった。
トップグループがドライバー交代を終えた時点で、実質トップの#36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430の直後に実質の2位となった伊藤選手が攻める展開となる。コーナリングを得意とするNSX-GTを駆る伊藤選手は、トップを奪還すべく各コーナーでトップとの差を縮め、1秒以内の差で背後に迫りプレッシャーをかけ続ける。
レース後半戦となる39周目あたりになると、トップをねらう伊藤選手の背後に3位のXANAVI NISMO Zが迫り、3台での優勝争いが繰り広げられる展開となった。続く4位には小暮選手が3位に4秒544の差で走行し、細川選手(#100 RAYBRIG NSX)が8位、武藤選手(#32 EPSON NSX)が12位を走行していた。
レース終盤、残り10周となったシケインで伊藤選手が3位に後退し、トップグループとの差も少し広がってしまう。最後まで追い上げるべく粘りの走行を続けた伊藤選手だったが、及ばす52周のチェッカーフラッグを3位で通過した。4位には道上選手が続き、細川選手が7位、武藤選手が14位でチェッカーフラッグを受けた(レース後に25秒のペナルティを受け、最終順位は15位)。優勝は#36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430だった。
3位 #8 ARTA NSX
■伊藤大輔(Daisuke Ito)選手
「悔しい結果となりました。予選から好調でドライでもウエットでも自信がありました。決勝レースは、気温が非常に低かったためにタイヤの選択で不利な展開となってしまいました。チームスタッフが頑張ってくれていたので本当にがっかりしています。NSXファンの皆様、スミマセンでした。次は必ず勝とうと思っていますのでご声援をお願いいたします」
■ラルフ・ファーマン(Ralph Firman)選手
「スタートは良かった。序盤は引き離すことができました。マシンは少しオーバーステア気味でしたが、トップを守る自信はありました。でも、気温の影響でソフトタイヤを選んだ他のマシンが思ったより速く、逆に厳しい展開となってしまいました。表彰台に立ちましたが悔しい気持ちでいっぱいです。運にも左右されてしまいましたが、次の岡山ラウンドではすべてを味方にして優勝したいと思います」
■白井裕(Hiroshi Shirai)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
「正直言って完敗です。オフシーズンのテストでも例年以上に乗り込んでおり、いい結果も出ていたので、開幕戦への確かな手応えを感じていました。皆様に良い報告ができると確信していましたのに残念です。今回のレースウィークでは、フリー走行、予選ともにNSX-GTは結果を残しており、1LAPでの速さを確認できたことは収穫です。また競争相手のポテンシャルも確認でき、課題もさらに明確になったので、次戦に向けて、更にレーススピードを上げられるように努力していきたいと思います。今シーズンもNSX-GTへの皆様からの熱いご声援を、よろしくお願いします」
Text & Photo: ©HONDA
■GT500クラス優勝 OPEN INTERFACE TOM'S SC430
脇阪寿一
「2週間前の合同テストの結果から、ここにいる何パーセントの方がぼくたちの優勝を予想したでしょうか? この2週間でチームがいい仕事をして新しいパーツを作って、直線を生かしたクルマに仕上げてくれました。レースウィークのなかでチームのプランどおりに予選も決勝も走ることができました。自分のパートはオーバーステアで伊藤選手と松田選手に攻められてキツくて緊張もしましたが、アンドレの素晴らしい走りが自分に勇気を与えてくれました。チームを移籍したのはリスクでしたが、素晴らしい環境を与えてくれたチームに感謝したいです」
アンドレ・ロッテラー
「気分は最高です。去年は一度フォーミュラニッポンで勝ちましたが、今年最初のレースで優勝できたのは最高です。ナカジマレーシングに3年いて、今年から新しいチームに替わり難しいところもあって不安でしたが、チームとチームメートに感謝たいと思います」
■GT300クラス優勝 アクティオムルシェRG-1
マルコ・アピチェラ
「日本での優勝は久しぶりなので嬉しいです。ランボルギーニとっても、日本だけじゃなくて世界でも初めての優勝じゃないでしょうか。ぼくらにとってもイタリアにとっても今日は最高の日になりました。ランボルギーニの歴史に残る一日でしたね」
桧井保孝
「今年は心機一転で名前を三船剛から桧井保孝に戻して、チームも替わりました。今日のレースは難しいレースになると思っていました。チームの2台が予選2、3位でしたが、決勝では落ちていくという予想が外れてチームのみんなで信じられないといってたんです。でも、ぼくが乗ったときは2位で後ろも離していましたし、行けるときに行かなきゃと思って走りました」
まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)
2006オートバックスSUPER GT第1戦、鈴鹿GT300㎞の決勝レースが3月19日鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは#36OPEN INTERFACE TOM'S SC430(脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー組)がレクサスSC430のデビューレースを優勝で飾った。
GT300クラスも#88アクティオ ムルシエRG-1(マルコ・アピチェラ/桧井保孝組)がランボルギーニにとって初めての優勝を勝ち取った。
(観客動員数:30,500人)
決勝レースは時折雪がちらつくほどの寒さの中でスタートした。
フォーメーションラップで#62WILCOM ADVAN VEMAC408Rの柴原真介がいきなりスピンを喫し、スタート直後の1コーナーでは今季GT500デビューを果たした星野一樹の乗る#12カルソニック インパルZがコースアウトするなど、序盤から波乱が連続する中、ホールショットを決めたのはポールシッターの#8ARTA NSXを駆るラルフ・ファーマン。
#18TAKATA童夢NSXの道上龍がそれに続き、NSXの1-2体制でレースは始まった。
その後方には5番手スタートから見事なジャンプアップを果たした#36アンドレ・ロッテラーがつけ、先行する2台のNSXを追いかける。
ロッテラーは2周目の130Rで積極果敢に道上のインに並べかけ、2位に浮上、更に#8ファーマンを追い上げていく。道上は堪らずコースオフするも、すぐにコースに復帰して、ロッテラーの追走に取り掛かる。
その後方では、ディフェンディングチャンピオンの#1ZENTセルモSC、立川祐路が#23XANAVI NISMO Zの本山哲を激しく追い上げ、7周目に攻略する。本山は更に#22MOTUL AUTECH Zの山本左近にも抜かれ、一気に6位に後退した。
その頃トップ集団では、周回遅れの処理に手間取ったファーマンにロッテラーが急接近、10周目のホームストレートで並びかけるも、これはファーマンが抑えきった。
しかしその後もロッテラーは盛んに仕掛けていき、遂に22周目のスプーン進入でアウトから並びかけてファーマンを抜き去ることに成功する。
4位走行の立川も3位道上を追いたて、17周目のヘアピンで道上がアウトにはらんだのを見逃さず、インに車体をねじ込んで並走状態のまま200Rを走り抜け、3位を奪い取る。
抜かれた道上は更に山本の猛追を受け、20周目の1コーナーでとうとう5位に後退する。
3位に浮上した立川は23周目には2位に落ちていたファーマンをもバックストレートで悠々と抜き去り、そのままトップを走るロッテラーとのギャップを着実に削り取っていく。
抜かれたファーマンはそのままピットへ。
トップ2台は25周目にテール・トゥ・ノーズ状態のまま相次いでピットへ。
ここでピット作業の早かった36号車が先にピットアウト。
出遅れた1号車の高木虎之介は、そのすぐ後にピットに戻ってきていた#18小暮卓史にピット出口で並びかけられて堪らず1コーナーで飛び出してしまった。
ロッテラーからトップでバトンを渡された脇阪寿一は、26周目のヘアピンで先にピット作業を終えていた#8伊藤大輔にインから並びかけられるが、そのまま200Rを並走状態で粘ってスプーン進入で押さえ込み、順位を死守する。
脇阪と伊藤はなおもドッグファイトを続けるが、その後方から#23の松田次生がトップ2台を上回るハイペースで追い上げてくる。
4位の#18小暮も松田と遜色ないペースで上位に迫ってきた。
松田は38周目には完全に伊藤のテールに張り付くと、42周目のシケインでハードブレーキングを敢行、やや強引気味に伊藤のインをこじあけて2位に浮上する。
残るはトップの脇阪だ。
しかしストレートスピードに勝るSC430を駆る脇阪に対し、松田は打つ手がない。
ツイスティな東コースで追い詰めても、西コースの高速セクションで突き放される展開が10周近くも続く。
結局脇阪は松田の猛追を退け、見事に52周をトップで走りきってレクサスSC430の初陣を勝利で飾ることに成功した。
一方のGT300は、ポールシッターの#46吉兆宝山DIREZZA Zの佐々木孝太が序盤ペースが上がらず徐々に順位を落とす中、スタートでトップに躍り出た#87トライク ムルシエRG-1の山西と、スタートで#13エンドレスアドバンZの影山正美に先行を許しながらもこれを8周目の1コーナーで激しいドッグファイトの後に抜き返した#88マルコ・アピチェラの2台のムルシエラゴが皇族を全く寄せ付けない走りで周回を重ねていく。
87号車はレース終盤、燃料系のトラブルで後退するが、88号車はその後も後続を振り切ってチェッカーを受け、ランボルギーニにとって初めての優勝をここ鈴鹿で勝ち取った。
2位には#7雨宮アスパラドリンクRX7(山野哲也/井入宏之組)が、3位には#110TOTALBENEFIT GREENTEC BOXTER(松田秀士/菅一乗組)が入った。
予選から素晴らしいポテンシャルを見せた今季初登場の#2Prive Zurich・アップル・紫電は、コースオープン時にエンジン始動に手間取ってピットスタートになったが、その後もハイペースで追い上げ、順位を6位まで挽回してデビュー戦を終えた。
次戦は岡山国際サーキット。4月9日決勝だ。
(TEXT:Kazuhisa SUEHIRO)
SUZUKA GT 300km -RIJ- (2006/03/19) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Championship Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Pos | Car Model | Driver | Tire | Lap | Time/Bihind |
1 | 36 | 500 | 1 | OPEN INTERFACE TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | 52 | 1:43'40.197 |
2 | 23 | 500 | 2 | XANAVI NISMO Z NISSAN FAIRLADY Z | 本山 哲 松田 次生 | BS | 52 | 3.412 |
3 | 8 | 500 | 3 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | 52 | 6.957 |
4 | 18 | 500 | 4 | TAKATA童夢NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 52 | 11.299 |
5 | 1 | 500 | 5 | ZENT セルモ SC LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | 52 | 28.344 |
6 | 6 | 500 | 6 | Mobil 1 SC LEXUS SC430 | 飯田 章 片岡 龍也 | BS | 52 | 44.586 |
7 | 100 | 500 | 7 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | セバスチャン・フィリップ 細川 慎弥 | BS | 52 | 53.470 |
8 | 25 | 500 | 8 | ECLIPSE ADVANスープラ TOYOTA SUPRA | 織戸 学 土屋 武士 | YH | 52 | 1'08.973 |
9 | 3 | 500 | 9 | イエローハットYMS トミカ Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 52 | 1'11.139 |
10 | 24 | 500 | 10 | WOODONE ADVAN KONDO Z NISSAN FAIRLADY Z | エリック・コマス 柳田 真孝 | YH | 52 | 1'12.822 |
11 | 66 | 500 | 11 | triple a サード スープラGT TOYOTA SUPRA | アンドレ・クート 平中 克幸 | BS | 52 | 1'26.370 |
12 | 22 | 500 | 12 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 山本 左近 | BS | 51 | 1Laps |
13 | 12 | 500 | 13 | カルソニック インパル Z NISSAN FAIRLADY Z | ブノワ・トレルイエ 星野 一樹 | BS | 51 | 1Laps |
14 | 35 | 500 | 14 | BANDAI DIREZZA SC430 LEXUS SC430 | 服部 尚貴 ピーター・ダンブレック | DL | 51 | 1Laps |
15 | 32 | 500 | 15 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 武藤 英紀 | DL | 50 | 2Laps |
16 | 88 | 300 | 1 | アクティオ ムルシェ RG-1 Murcielago R-GT | マルコ・アピチェラ 桧井 保孝 | YH | 48 | 4Laps |
17 | 7 | 300 | 2 | 雨宮アスパラドリンクRX7 MAZDA RX-7 | 山野 哲也 井入 宏之 | YH | 48 | 4Laps |
18 | 110 | 300 | 3 | TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER PORSCHE BOXSTER | 松田 秀士 菅 一乗 | YH | 48 | 4Laps |
19 | 19 | 300 | 4 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | 松田 晃司 脇阪 薫一 | YH | 48 | 4Laps |
20 | 87 | 300 | 5 | トライク ムルシェ RG-1 Murcielago R-GT | 山西 康司 WADA-Q | YH | 47 | 5Laps |
21 | 2 | 300 | 6 | Privée Zurich・アップル・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 47 | 5Laps |
22 | 27 | 300 | 7 | direxiv ADVAN 320R VEMAC 320R | 密山 祥吾 谷口 信輝 | YH | 47 | 5Laps |
23 | 96 | 300 | 8 | EBBRO BTEC MAZIORA 350R Vemac RD350R | 黒澤 琢弥 黒澤 翼 | DL | 47 | 5Laps |
24 | 14 | 300 | 9 | ハンコックエンドレスポルシェ PORSCHE 911GT3R | 木下 みつひろ 峰尾 恭輔 | HK | 47 | 5Laps |
25 | 47 | 300 | 10 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 長島 正興 安田 裕信 | DL | 47 | 5Laps |
26 | 52 | 300 | 11 | プロμ太陽石油KUMHOセリカ TOYOTA CELICA | 竹内 浩典 嵯峨 宏紀 | KH | 47 | 5Laps |
27 | 46 | 300 | 12 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 番場 琢 | DL | 46 | 6Laps |
28 | 9 | 300 | 13 | LeyJun ADVAN モスラーMT MOSLER MT900R OOX | OSAMU 瀬田 和己 | YH | 46 | 6Laps |
29 | 5 | 300 | 14 | プロμマッハGOGOGO車検320R九州 VEMAC RD320R | 玉中 哲二 筒井 克彦 | YH | 46 | 6Laps |
30 | 910 | 300 | 15 | 洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR PORSCHE 996GT3RSR | 植松 忠雄 菊地 靖 | YH | 46 | 6Laps |
31 | 13 | 300 | 16 | エンドレスアドバンCCI Z NISSAN FAIRLADY Z | 影山 正美 藤井 誠暢 | YH | 46 | 6Laps |
32 | 70 | 300 | 17 | 外車の外国屋アドバンポルシェ PORSCHE 996GT3RS | 石橋 義三 平川 晃 | YH | 46 | 6Laps |
33 | 62 | 300 | 18 | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 八木 宏之 | YH | 45 | 7Laps |
34 | 10 | 300 | 19 | T&G FACE NETWORK DUNLOP F360 FERRARI F360 MODENA | ヒロミ 小園 尾本 直史 | DL | 44 | 8Laps |
-------- 以上完走 ( GT500 : 36Laps / GT300 : 33Laps ) -------- |
- | - | 300 | - | 梁山泊 apr MR-S TOYOTA MR-S | 田中 実 大嶋 和也 | MI | 27 | 25Laps |
- | - | 300 | - | ライフワークBOMEXアップル NSX HONDA NSX | 周防 彰悟 山下 潤一郎 | YH | 17 | 35Laps |
- | - | 300 | - | TOY STORY Racing MR-S TOYOTA MR-S | 高木 真一 新田 守男 | MI | 15 | 37Laps |
- | - | 300 | - | JIM CENTER FERRARI DUNLOP FERRARI F360 MODENA | 田中 哲也 青木 孝行 | DL | 5 | 47Laps |
- | - | 300 | - | ARKTECH GT3 PORSCHE 996 GT3CUP | 飯島 寛也 Guts 城内 | YH | 4 | 48Laps |
- Fastest Lap :
- GT500 : 1'55.758 (B.トレルイエ/No.12 カルソニック インパル Z)
- GT300 : 2'05.844 (山西 康司/トライク ムルシェ RG-1)
- No.10、666、910 ドライビングスルー:国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間での追越行為)により。
- No.3 ペナルティストップ10秒:国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間での追越行為)により。
- No.32 競技結果に25秒加算:国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間でのコースアウト)により。
2006オートバックスSUPER GT第1戦の決勝前フリー走行が3月19日、鈴鹿サーキットで行われた。
GT500クラスは#18TAKATA童夢NSX(小暮卓史/道上龍組)が1分55秒824で、GT300は#11JIM CENTERFERRARI DUNLOP(田中哲也/青木孝行組)が2分6秒218でそれぞれトップタイムを記録した。
予選日に降り続いた雨は昨夜半に止み、決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは青空が広がる絶好のレース日和だ。
しかし冬型の気圧配置の影響か、最終コーナーから1コーナーに向けて強い風が吹いており、気温も9時ごろの11度を最高に徐々に下がっていく予報が出ている。決勝レースの時間は5度前後まで下がるようだ。
フリー走行はいつもより少し遅めの9時30分に開始された。
雨は上がったとはいえ、コース上は未だ所々濡れたところが残っており、開始からしばらくは各車とも慎重に走行を重ねていくが、そんな状況でも#23ザナヴィ、#3イエローハット、#12カルソニックらのZ勢はコンスタントにタイミングモニターの上位に名前を連ねている。
そこに#18TAKATA、#32EPSONらのNSX勢が混じる格好だ。
開始からしばらくは、#12カルソニックZがトップで推移するが、セッション終了間際に#18小暮卓史がタイムを塗り替えてトップに立った。
ポールシッターの#8ARTAは開始から20分経過した時点でも未だ15番手と、ここでは慎重だ。それでも、終了間際には4番手タイムを記録して好調ぶりをアピールする。
また、昨日の予選でセバスチャン・フィリップが7番手タイムをマークしながらも、細川慎弥がクラッシュのために基準タイムをクリアできなかった#100レイブリックNSXは8番手タイムを出した。決勝出走はほぼ間違いないだろう。
これに対して新たに投入されたレクサスSC430勢は#6Mobile1の11番手が最上位で、5番手の#66サード、10番手の#25ECLIPSEらの05スープラの後塵を拝する苦しい状況だ。
GT300では、昨日アタックラップを間違えるという痛恨のミスでタイム抹消の憂き目に会った#11フェラーリがトップタイムを記録し、決勝でのリベンジを目論む。
ポールシッターの#46吉兆宝山Zは2分9秒639で10番手に終わった。
スーパーGT開幕戦の決勝は、午後2時30分より52周で戦われる。
(TEXT:Kazuhisa Suehiro)
SUZUKA GT 300km -RIJ- (2006/03/19) Free-Practice Weather:Fine Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
P | No | Cls | P | Car/Model | Driver | Tire | Wh | Time | Delay | km/h |
1 | 18 | 500 | 1 | TAKATA童夢NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | | 1'55.824 | - | 180.49 |
2 | 12 | 500 | 2 | カルソニック インパル Z NISSAN FAIRLADY Z | ブノワ・トレルイエ 星野 一樹 | BS | | 1'56.175 | 0.351 | 179.95 |
3 | 22 | 500 | 3 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 山本 左近 | BS | | 1'56.218 | 0.394 | 179.88 |
4 | 8 | 500 | 4 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | | 1'56.874 | 1.050 | 178.87 |
5 | 66 | 500 | 5 | triple a サード スープラGT TOYOTA SUPRA | アンドレ・クート 平中 克幸 | BS | | 1'56.885 | 1.061 | 178.85 |
6 | 23 | 500 | 6 | XANAVI NISMO Z NISSAN FAIRLADY Z | 本山 哲 松田 次生 | BS | | 1'57.059 | 1.235 | 178.59 |
7 | 3 | 500 | 7 | イエローハットYMS トミカ Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | | 1'57.118 | 1.294 | 178.50 |
8 | 100 | 500 | 8 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | セバスチャン・フィリップ 細川 慎弥 | BS | | 1'57.451 | 1.627 | 177.99 |
9 | 32 | 500 | 9 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 武藤 英紀 | DL | | 1'57.504 | 1.680 | 177.91 |
10 | 25 | 500 | 10 | ECLIPSE ADVANスープラ TOYOTA SUPRA | 織戸 学 土屋 武士 | YH | | 1'57.963 | 2.139 | 177.22 |
11 | 6 | 500 | 11 | Mobil 1 SC LEXUS SC430 | 飯田 章 片岡 龍也 | BS | | 1'58.019 | 2.195 | 177.13 |
12 | 36 | 500 | 12 | OPEN INTERFACE TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | | 1'58.116 | 2.292 | 176.99 |
13 | 24 | 500 | 13 | WOODONE ADVAN KONDO Z NISSAN FAIRLADY Z | エリック・コマス 柳田 真孝 | YH | | 1'58.332 | 2.508 | 176.67 |
14 | 1 | 500 | 14 | ZENT セルモ SC LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | | 1'58.659 | 2.835 | 176.18 |
15 | 35 | 500 | 15 | BANDAI DIREZZA SC430 LEXUS SC430 | 服部 尚貴 ピーター・ダンブレック | DL | | 1'59.196 | 3.372 | 175.39 |
16 | 11 | 300 | 1 | JIM CENTER FERRARI DUNLOP FERRARI F360 MODENA | 田中 哲也 青木 孝行 | DL | | R1'59.218 | 3.394 | 175.35 |
17 | 19 | 300 | 2 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | 松田 晃司 脇阪 薫一 | YH | | 2'07.654 | 11.830 | 163.76 |
18 | 2 | 300 | 3 | Privée Zurich・アップル・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | | 2'07.702 | 11.878 | 163.70 |
19 | 87 | 300 | 4 | トライク ムルシェ RG-1 Murcielago R-GT | 山西 康司 WADA-Q | YH | | 2'08.257 | 12.433 | 162.99 |
20 | 101 | 300 | 5 | TOY STORY Racing MR-S TOYOTA MR-S | 高木 真一 新田 守男 | MI | | 2'08.446 | 12.622 | 162.75 |
21 | 110 | 300 | 6 | TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER PORSCHE BOXSTER | 松田 秀士 菅 一乗 | YH | | 2'08.635 | 12.811 | 162.52 |
22 | 27 | 300 | 7 | direxiv ADVAN 320R VEMAC 320R | 密山 祥吾 谷口 信輝 | YH | | 2'08.794 | 12.970 | 162.32 |
23 | 13 | 300 | 8 | エンドレスアドバンCCI Z NISSAN FAIRLADY Z | 影山 正美 藤井 誠暢 | YH | | 2'09.555 | 13.731 | 161.36 |
24 | 14 | 300 | 9 | ハンコックエンドレスポルシェ PORSCHE 911GT3R | 木下 みつひろ 峰尾 恭輔 | HK | | 2'09.573 | 13.749 | 161.34 |
25 | 46 | 300 | 10 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 番場 琢 | DL | | 2'09.639 | 13.815 | 161.26 |
26 | 96 | 300 | 11 | EBBRO BTEC MAZIORA 350R Vemac RD350R | 黒澤 琢弥 黒澤 翼 | DL | | 2'10.024 | 14.200 | 160.78 |
27 | 777 | 300 | 12 | 梁山泊 apr MR-S TOYOTA MR-S | 田中 実 大嶋 和也 | MI | | 2'10.458 | 14.634 | 160.24 |
28 | 88 | 300 | 13 | アクティオ ムルシェ RG-1 Murcielago R-GT | マルコ・アピチェラ 桧井 保孝 | YH | | 2'10.460 | 14.636 | 160.24 |
29 | 111 | 300 | 14 | ARKTECH GT3 PORSCHE 996 GT3CUP | 飯島 寛也 Guts 城内 | YH | | 2'10.978 | 15.154 | 159.61 |
30 | 47 | 300 | 15 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 長島 正興 安田 裕信 | DL | | 2'11.051 | 15.227 | 159.52 |
31 | 70 | 300 | 16 | 外車の外国屋アドバンポルシェ PORSCHE 996GT3RS | 石橋 義三 平川 晃 | YH | | 2'11.209 | 15.385 | 159.33 |
32 | 5 | 300 | 17 | プロμマッハGOGOGO車検320R九州 VEMAC RD320R | 玉中 哲二 筒井 克彦 | YH | | 2'11.299 | 15.475 | 159.22 |
33 | 910 | 300 | 18 | 洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR PORSCHE 996GT3RSR | 植松 忠雄 菊地 靖 | YH | | 2'12.025 | 16.201 | 158.34 |
34 | 52 | 300 | 19 | プロμ太陽石油KUMHOセリカ TOYOTA CELICA | 竹内 浩典 嵯峨 宏紀 | KH | | 2'12.453 | 16.629 | 157.83 |
35 | 10 | 300 | 20 | T&G FACE NETWORK DUNLOP F360 FERRARI F360 MODENA | ヒロミ 小園 尾本 直史 | DL | | 2'13.597 | 17.773 | 156.48 |
36 | 7 | 300 | 21 | 雨宮アスパラドリンクRX7 MAZDA RX-7 | 山野 哲也 井入 宏之 | YH | | 2'13.752 | 17.928 | 156.30 |
37 | 666 | 300 | 22 | ライフワークBOMEXアップル NSX HONDA NSX | 周防 彰悟 山下 潤一郎 | YH | | 2'14.395 | 18.571 | 155.55 |
38 | 9 | 300 | 23 | LeyJun ADVAN モスラーMT MOSLER MT900R OOX | OSAMU 瀬田 和己 | YH | | 2'24.010 | 28.186 | 145.16 |
39 | 62 | 300 | 24 | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 八木 宏之 | YH | | 2'30.902 | 35.078 | 138.53 |
SUPER GT 第1戦
「SUZUKA GT300km レース」 公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2006年3月18日
■開催場所:鈴鹿サーキット
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■MOTUL AUTECH Z 3位、XANAVI NISMO Z 4位
イエローハットYMS トミカ Z 7位 カルソニック インパル Z 8位
WOODONE ADVAN KONDO Zはスーパーラップ進出ならず14位
今年のSUPER GTシリーズがいよいよ開幕を迎えた。鈴鹿サーキットには、土曜日にも関わらず朝から多くの観客がつめかけ、待ちに待ったシーズンインを満喫している様子。
予選1回目は、#12 Zがスポーツ走行からの好調をアピール。トレルイエがマークした1分52秒853のセカンドベストタイムは、トップの#8 NSXが出したコースレコードからわずか0.2秒差。その0.1秒差でクルムの#22 Zが続いた。#23 Zは本山がタイムアタックを担当し、アタックラップで他の車両に引っかかりながらも、1分53秒063で4位に続いた。昨年のF3ドライバーコンビが乗る#3 Zは、オリベイラが8番手タイムを記録。Zでの初タイムアタックでスーパーラップ進出を決めた。Z勢で唯一ヨコハマタイヤを装着する#24 Zは、セッション序盤に1分55秒292を出したが、その後タイムが伸びず、14位で予選を終えることとなった。
柿元邦彦日産系チーム総監督によると「タイヤの構造がブリヂストンとヨコハマでは根本的に異なり、サスペンションのセットアップは大きく考え方を変える必要があります。まだセッティング途中」とのこと。
午前中の予選が終了した後、鈴鹿サーキットは雨模様となり、コース上は完全なウェットとなった。気温は10度前後と、この時期にしては肌寒い。午後2時から行われた15分間ずつの公式予選2回目はウェット宣言が出され、各チームは慌ただしくレインタイヤを準備した。
通常はスーパーラップ進出車がタイムアタックに備えた準備をこの時間帯に行うが、この日はまずウェットコンディションに対応することが第一の目的となった。決勝レースが雨になる可能性もあるため、マシンのレインセットも確認しておきたいからだ。
15分間のセッションでリーダーボードの上位を占め続けたのはZ勢であった。#22ミハエル・クルム/山本左近、#12ブノワ・トレルイエ/星野一樹、#24エリック・コマス/柳田真孝、#3横溝直輝/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、#23本山哲/松田次生の順に並んだ。セッション終了間際に#18 NSXがトップタイムを更新したため、日産勢は2位
から5位までを占める形となった。
そして、いよいよ本年最初のスーパーラップとなった。昼頃から降り始めた雨は3時過ぎにはピークを越え、15:35から行われたGT500のスーパーラップ開始時には一時的に降雨はストップ。コース上の雨水は徐々に引き始めていった。
Z勢のトップランナーは、#3 Zの横溝。雨がやんだ好条件ではあったが、7番手タイムでスーパーラップを終えた。しかし本山がステアリングを握った#23 Zが走り始める頃には、コースに所により小雨が再開。不利な条件となっていった。結果は予選4位。続くクルムの#22 Zもこの悪条件の中、ミスなく果敢なアタックランを見せ3位をキープした。Z勢の最後に走った#12 Zはトレルイエがコースイン。難しい条件のもと、滑るマシンをねじ伏せて走ったが、二度コースアウト。そのままコースに戻れたため、ダメージはなかったものの、順位は8位となってしまった。この結果、Z勢はニスモの2台が3位・4位でセカンドロウを、#3と#12が7位・8位で4番ロウに並ぶこととなった。
◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
Text: NISMO
GT500クラスとGT300クラスのポールシッター(左からラルフ・ファーマン、伊藤大輔、佐々木孝太、番場琢)
■GT500クラス ポールポジション ARTA NSX
伊藤大輔
「昨日のフリー走行でトラブルが出てしまって、今日の予選はクルマを全面的に見直して臨みました。それがいい方向に決まり、午前中はトップタイムでした。スーパーラップのアタックが最後になるので、雨が降り始めるのが遅くなったらったらイヤだなと思ってたんですが、スーパーラップが始まったときから雨が降ってたのはラッキーでした。スーパーラップ前、雨のウォームラップでかなりのアンダーステアでタイムが出る状況じゃなかったので、スーパーラップまでに大きくセッティングを変更しました。いったん止んでた雨がぼくが走る前からパラパラっと来たんですけど、そんなにひどくありませんでした。コースコンディションも悪化していませんでした。どうしてもポールポジションが欲しかったので、アタック中、ステアリングのインジケーターに出たタイムを見てほっとしました。でも、あそこまでのタイムが出るとは思いませんでしたね」
ラルフ・ファーマン
「ぼくは雨で走ってないんですけど、今朝フルタンクで走ってクルマの調子は良かったですよ。スーパーラップでは雨で難しいコンディションのなか伊藤選手の走りは素晴らしかったです。ホンダがフロントローですが、シーズンオフに頑張った結果だと思います。明日のレースもホンダが1-2になればいいですね」
■GT300クラス ポールポジション 吉兆宝山 DIREZZA Z
佐々木孝太
「1回目、300クラス占有の予選の1セット目のタイヤで11番手でした。これではスーパーラップにも残れないし、午後は天候も悪くなりそうだったので、混走のなか、2セット目を投入してスーパーラップに出ることができました。スーパーラップの曲に今井美樹の『ポールポジション』という曲を選んだんですが、そのとおりになってよかったです。初めてのポールポジションですが、開幕でウエートハンディのない中なので価値があると思います。実は、密かに狙っていました」
番場 琢
「ぼくは雨のなか走ってないんですけど、コンディションが目まぐるしく変わるなか、孝太選手が素晴らしい走りをしてくれて、見ていてどきどきしていました。スタッフのみんなとチーム一丸となったポールポジションです。この流れを切らさないように一年間戦って行きたいと思います」
まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)
2006 オートバックス SUPER GT 第1戦 鈴鹿GT300㎞の公式予選2回目とスーパーラップが小雨の降りしきる鈴鹿サーキットで行われた。
GT500は、#8ARTA NSXを駆る伊藤大輔が悪化する路面コンディションをものともせず、2分6秒533のタイムで他を圧倒してポールポジションを獲得。2番手に#18TAKATA童夢NSXを駆る道上龍が入り、ホンダレーシングの2台がフロントローを独占する結果となった。
GT300は、#46吉兆宝山DIREZZA Zを駆る佐々木孝太がめまぐるしく変化する路面コンディションを逆に味方につけ、2分20秒858でポールを獲得した。2番手、3番手にはそれぞれ#87、#88の2台のランボルギーニ・ムルシエラゴがつけた。
午前中はドライ路面で行われた公式予選だったが、ピットウォークが終わるころから小雨が降り始め、午後の予選2回目は完全なウェット路面で行われることとなった。
基本的にこのセッションでのタイムは予選グリッドに反映されないが、午前中に基準タイム(トップの107%)を出せていないドライバーはここでタイムを出せないと予選を通過できない。今回はアウトラップでいきなりクラッシュしてしまった#100レイブリックNSXの細川慎弥がこの対象になる。
そのレイブリック/細川は、チームスタッフの懸命の修復作業によりセッション序盤から走行に加わることができたものの、走り始めて5分でスローダウン、ピットガレージに頭から入っていって予選を終えることとなってしまった。
これで100号車の予選不通過が確定。あとは出走嘆願による最後尾スタートが許可されるのを待つのみとなってしまった。
各クラス15分間の予選走行の後、5分のインターバルをおいていよいよスーパーラップが開始された。
最初にアタックに入るのは#88ムルシエラゴのマルコ・アピチェラ。スリッピーな路面で絶妙のコントロールを見せ、2分21秒277をマークした。
続いては、午前中の予選終了ギリギリでSL進出をもぎとった#46Zの佐々木孝太。
昨年のGT300チャンピオンである佐々木は、全ての区間でアピチェラを上回る猛烈なハイペースで2分20秒858を叩き出し、トップに立つ。
3番手出走の#11フェラーリを駆る田中は、なんとアタック周回を間違えてしまい、ベストタイムを無効とされてしまった。
その後は雨が強くなり、路面コンディションが更に悪化したため、ウォームアップラップからスピンやコースアウトを喫する車両が続出、#62ヴィーマックの柴原、#110ボクスターの菅らがグラベルに捕まってノータイムとなってしまった。
更には午前中に上位につけていた#7RX-7の山野、#2紫電の加藤、#13Zの影山らも佐々木のタイムを覆すことはできず、それぞれ5位、6位、4位に留まった。
続いて行われたGT500クラスのスーパーラップでも、刻一刻と変化する天候に各ドライバーとも翻弄されることとなった。
そんな状況の中、3番手に出走した#18NSXの道上が2分7秒489を叩き出してトップに立つ。
雨はGT500の走行が始まる間際に一時止んだものの、5番手出走の#36SC430、脇阪が走り始めるころに再び降り出し、そのためもあってかウォームアップラップでコースオフを喫する。それでも脇阪は2分8秒966と、この時点での2番手タイムを叩き出してみせた。
続いて走行したディフェンディングチャンピオンの#1SC430立川は脇阪にも及ばない3番手タイム。
#23Zの本山、#22Zのクルムらは東コースでは道上と遜色のない区間タイムを出して見せたものの、西コースで大きく遅れてしまう。それでもSC430勢2台の前のグリッドを確保した。
続く#12トレルイエはデグナーでコースをはみ出したのが祟って大きく順位を落とすこととなってしまった。
こうした展開からもはや#18TAKATAのポールは確実かと思われたが、最後に出走した#8NSXを刈る伊藤大輔がコースコンディションの悪化をものともしない激走を見せ、なんと2分6秒533というぶっちぎりのタイムを叩き出してポールポジションをもぎとった。
スーパーGT第1戦の決勝は明日19日、午後2時30分より、52周で行われる。
(TEXT:Kazuhisa Suehiro)
SUZUKA GT 300km -RIJ- (2006/03/18) SUPER LAP GT500 Weather:Rainy Course:Wet
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
P | No | Cls | P | Car/Model | Driver | Tire | Wh | Time | Delay | km/h |
1 | 8 | 500 | 1 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | | 2'06.533 | - | 165.22 |
2 | 18 | 500 | 2 | TAKATA童夢NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | | 2'07.489 | 0.956 | 163.98 |
3 | 22 | 500 | 3 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 山本 左近 | BS | | 2'08.391 | 1.858 | 162.82 |
4 | *23 | 500 | 4 | XANAVI NISMO Z NISSAN FAIRLADY Z | 本山 哲 松田 次生 | BS | | 2'08.453 | 1.920 | 162.75 |
5 | 36 | 500 | 5 | OPEN INTERFACE TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | | 2'08.725 | 2.192 | 162.40 |
6 | 1 | 500 | 6 | ZENT セルモ SC LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | | 2'08.872 | 2.339 | 162.22 |
7 | 3 | 500 | 7 | イエローハットYMS トミカ Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | | 2'08.966 | 2.433 | 162.10 |
8 | 12 | 500 | 8 | カルソニック インパル Z NISSAN FAIRLADY Z | ブノワ・トレルイエ 星野 一樹 | BS | | 2'09.382 | 2.849 | 161.58 |
9 | *32 | 500 | 9 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 武藤 英紀 | DL | | 2'09.673 | 3.140 | 161.21 |
10 | 66 | 500 | 10 | triple a サード スープラGT TOYOTA SUPRA | アンドレ・クート 平中 克幸 | BS | | 2'10.508 | 3.975 | 160.18 |
- No.32 訓戒: 公式通知No.2-2 S-GTスーパーラップ(SL)実施手順7)項違反(計測ラップでのヘッドライト無点灯)により。(15:59裁定)
- No.23 訓戒: 公式通知No.2-2 S-GTスーパーラップ(SL)実施手順7)項違反(計測ラップ以外でのヘッドライト点灯)により。(16:15裁定)
SUZUKA GT 300km -RIJ- (2006/03/18) SUPER LAP GT300 Weather:Rainy Course:Wet
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
P | No | Cls | P | Car/Model | Driver | Tire | Wh | Time | Delay | km/h |
1 | *46 | 300 | 1 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 番場 琢 | DL | | 2'20.858 | - | 148.41 |
2 | 87 | 300 | 2 | トライク ムルシェ RG-1 Murcielago R-GT | 山西 康司 WADA-Q | YH | | 2'21.186 | 0.328 | 148.07 |
3 | 88 | 300 | 3 | アクティオ ムルシェ RG-1 Murcielago R-GT | マルコ・アピチェラ 桧井 保孝 | YH | | 2'21.277 | 0.419 | 147.97 |
4 | 13 | 300 | 4 | エンドレスアドバンCCI Z NISSAN FAIRLADY Z | 影山 正美 藤井 誠暢 | YH | | 2'23.955 | 3.097 | 145.22 |
5 | 7 | 300 | 5 | 雨宮アスパラドリンクRX7 MAZDA RX-7 | 山野 哲也 井入 宏之 | YH | | 2'25.257 | 4.399 | 143.92 |
6 | 2 | 300 | 6 | Privée Zurich・アップル・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | | 2'26.556 | 5.698 | 142.64 |
7 | 101 | 300 | 7 | TOY STORY Racing MR-S TOYOTA MR-S | 高木 真一 新田 守男 | MI | | 2'35.152 | 14.294 | 134.74 |
- | 110 | 300 | - | TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER PORSCHE BOXSTER | 松田 秀士 菅 一乗 | YH | | - | - | - |
- | 62 | 300 | - | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 八木 宏之 | YH | | - | - | - |
- | *11 | 300 | - | JIM CENTER FERRARI DUNLOP FERRARI F360 MODENA | 田中 哲也 青木 孝行 | DL | | 2'27.809 | 6.951 | 141.43 |
- No.46 罰金2万円: 公式通知No.2-2 S-GTスーパーラップ(SL)実施手順4)項違反(東ショートカット不通過)により。(15:27裁定)
- No11 スーパーラップタイム抹消: 公式通知No.2-2 S-GTスーパーラップ(SL)実施手順6)項違反(計測ラップ)により。(15:29裁定)
2006スーパーGT開幕戦、SUZUKA GT 300KMの公式予選1回目が3月18日鈴鹿サーキットで行われた。
GT500の暫定ポールは#8ARTA NSXを駆る伊藤大輔。
昨年最終戦で樹立されたコースレコードを1秒以上上回る1分52秒663をマークした。
GT300は#13エンドレスアドバンCCI Zを駆る影山正美がこちらも昨年のレコードを更新する2分3秒708で暫定トップとなった。
開幕戦を迎えた鈴鹿サーキット上空は曇り空が広がっているが、今のところ雨の心配はなさそうだ。
午前9時50分、GT300の専有走行から予選が開始された。
ポルシェ勢、ヴィーマック勢が快調に走行を重ねる中、今季初登場の#2紫電も加藤寛規のドライブで着実にタイムを上げていく。もう一つのニューカマー、#55フォードGTはガレージに篭ったままだ。
予選開始から15分、加藤が2分3秒787といきなり昨年のレコードを上回るタイムを叩き出してトップに立ち、復活した紫電のポテンシャルを見せ付ける。
しかしその直後、#13エンドレスZを駆る影山正美が2分3秒708をマーク。レコードタイムを更に更新してトップを奪い取り、専有走行を終えた。
この時点でのトップ10は#13、#2、#7、#110、#62、#87、#101、#11、#88、#19だ。
GT500はダンロップ勢、ヨコハマ勢が周回を重ねるが、BS勢はなかなかコースに出て行こうとしない。ニッサン勢ではヨコハマタイヤを履く#24WOODONE ADVAN KONDO Zだけが走行している。
この時点でのトップは#25エクリプスADVANスープラ。ドライバーはトムスから移籍した土屋武士だ。
専有走行が残り5分を切ったあたりから走行を見合わせていたBS勢が次々にコースインしてきた。
ここで#23XANAVI NISMO Zを駆る本山がいきなりコースレコードを更新、1分53秒063でトップに。
続いて#12カルソニックZのブノワ・トレルイエが1'52.863のコースレコード大幅更新でトップに。更にミハエル・クルムのドライブする#22MOTUL NISMO Zが52秒863でそれに続き、テストから好タイムを連発していたZ勢がここでも速さを見せ付ける。
しかし速さでは定評のあるNSXも黙ってはいない。
専有終了間際に#8伊藤大輔が1分52秒663を叩き出し、このセッションの暫定ポールを決めてみせた。
一方、今季新登場のレクサスSC430は#1ZENTセルモの5番手が最上位。本領を発揮するまでには未だ時間が掛かりそうだ。
結局この時間帯、#8を筆頭に#12、#22、#23、#1、#36、#100、#3、#18、#32がトップ10となった。
残りの20分はGT500、GT300の混走。
ここでスーパーラップ圏内に居た#100レイブリックNSXがS字でコースアウト。スポンジバリアに激しくぶつかり、リヤを大きく破損してストップした。
ドライブしていた細川は無事だったものの、これで基準タイムをクリアすることができず、午後のSLに進めなくなってしまったばかりか、予選2回目の結果如何では予選落ちの恐れすら出てきた。
このクラッシュにより赤旗中断。
10時46分に残り10分で再開となった。
ここで場内を沸かせたのはGT300のトップ10争いだ。
クムホに続いてスーパーGT参戦を果たした韓国のタイヤメーカー、ハンコックを履く#14エンドレスポルシェ、昨年王者の佐々木孝太を擁する#46吉兆宝山Zらが猛然とタイムアタックを敢行、佐々木が見事に9番手タイムを叩き出してSL進出を決定付けた。
これにより、一時10番手に上がってきていた#14木下みつひろが11番手に落ち、デビュー戦でSL進出というハンコックタイヤの夢は叶わなかった。
スーパーGT第1戦の予選2回目は午後2時より30分間で行われ、それに続いてスーパーラップが行われる。
Text:Kazuhisa Suehiro / Photo: Keiichiro Takeshita)
SUZUKA GT 300km -RIJ- (2006/03/18) Qualifying #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
P | No | Cls | P | Car/Model | Driver | Tire | Wh | Time | Delay | km/h |
1 | 8 | 500 | 1 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | | R1'52.663 | - | 185.56 |
2 | 12 | 500 | 2 | カルソニック インパル Z NISSAN FAIRLADY Z | ブノワ・トレルイエ 星野 一樹 | BS | | R1'52.853 | 0.190 | 185.24 |
3 | 22 | 500 | 3 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 山本 左近 | BS | | R1'52.954 | 0.291 | 185.08 |
4 | 23 | 500 | 4 | XANAVI NISMO Z NISSAN FAIRLADY Z | 本山 哲 松田 次生 | BS | | R1'53.063 | 0.400 | 184.90 |
5 | 1 | 500 | 5 | ZENT セルモ SC LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | | R1'53.263 | 0.600 | 184.57 |
6 | 36 | 500 | 6 | OPEN INTERFACE TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | | R1'53.284 | 0.621 | 184.54 |
7 | *100 | 500 | 7 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | セバスチャン・フィリップ 細川 慎弥 | BS | | R1'53.469 | 0.806 | 184.24 |
8 | 3 | 500 | 8 | イエローハットYMS トミカ Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | | R1'53.646 | 0.983 | 183.95 |
9 | 18 | 500 | 9 | TAKATA童夢NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | | R1'53.761 | 1.098 | 183.76 |
10 | 32 | 500 | 10 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 武藤 英紀 | DL | | R1'53.790 | 1.127 | 183.72 |
11 | 66 | 500 | 11 | triple a サード スープラGT TOYOTA SUPRA | アンドレ・クート 平中 克幸 | BS | | 1'53.850 | 1.187 | 183.62 |
12 | 25 | 500 | 12 | ECLIPSE ADVANスープラ TOYOTA SUPRA | 織戸 学 土屋 武士 | YH | | 1'53.964 | 1.301 | 183.44 |
13 | 6 | 500 | 13 | Mobil 1 SC LEXUS SC430 | 飯田 章 片岡 龍也 | BS | | 1'54.471 | 1.808 | 182.62 |
14 | 24 | 500 | 14 | WOODONE ADVAN KONDO Z NISSAN FAIRLADY Z | エリック・コマス 柳田 真孝 | YH | | 1'55.292 | 2.629 | 181.32 |
15 | 35 | 500 | 15 | BANDAI DIREZZA SC430 LEXUS SC430 | 服部 尚貴 ピーター・ダンブレック | DL | | 1'55.740 | 3.077 | 180.62 |
16 | 13 | 300 | 1 | エンドレスアドバンCCI Z NISSAN FAIRLADY Z | 影山 正美 藤井 誠暢 | YH | | R2'03.708 | 11.045 | 168.99 |
17 | 2 | 300 | 2 | Privée Zurich・アップル・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | | R2'03.787 | 11.124 | 168.88 |
18 | 7 | 300 | 3 | 雨宮アスパラドリンクRX7 MAZDA RX-7 | 山野 哲也 井入 宏之 | YH | | 2'04.259 | 11.596 | 168.24 |
19 | 110 | 300 | 4 | TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER PORSCHE BOXSTER | 松田 秀士 菅 一乗 | YH | | 2'04.500 | 11.837 | 167.91 |
20 | 62 | 300 | 5 | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 八木 宏之 | YH | | 2'04.595 | 11.932 | 167.79 |
21 | 87 | 300 | 6 | トライク ムルシェ RG-1 Murcielago R-GT | 山西 康司 WADA-Q | YH | | 2'04.932 | 12.269 | 167.33 |
22 | 101 | 300 | 7 | TOY STORY Racing MR-S TOYOTA MR-S | 高木 真一 新田 守男 | MI | | 2'05.075 | 12.412 | 167.14 |
23 | 11 | 300 | 8 | JIM CENTER FERRARI DUNLOP FERRARI F360 MODENA | 田中 哲也 青木 孝行 | DL | | 2'05.155 | 12.492 | 167.03 |
24 | 46 | 300 | 9 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 番場 琢 | DL | | 2'05.331 | 12.668 | 166.80 |
25 | 88 | 300 | 10 | アクティオ ムルシェ RG-1 Murcielago R-GT | マルコ・アピチェラ 桧井 保孝 | YH | | 2'05.335 | 12.672 | 166.79 |
26 | 14 | 300 | 11 | ハンコックエンドレスポルシェ PORSCHE 911GT3R | 木下 みつひろ 峰尾 恭輔 | HK | | 2'05.549 | 12.886 | 166.51 |
27 | 27 | 300 | 12 | direxiv ADVAN 320R VEMAC 320R | 密山 祥吾 谷口 信輝 | YH | | 2'05.576 | 12.913 | 166.47 |
28 | 19 | 300 | 13 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | 松田 晃司 脇阪 薫一 | YH | | 2'05.591 | 12.928 | 166.45 |
29 | 777 | 300 | 14 | 梁山泊 apr MR-S TOYOTA MR-S | 田中 実 T.B.N | MI | | 2'05.768 | 13.105 | 166.22 |
30 | 96 | 300 | 15 | EBBRO BTEC MAZIORA 350R Vemac RD350R | 黒澤 琢弥 黒澤 翼 | DL | | 2'06.490 | 13.827 | 165.27 |
31 | 47 | 300 | 16 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 長島 正興 安田 裕信 | DL | | 2'07.085 | 14.422 | 164.50 |
32 | 52 | 300 | 17 | プロμ太陽石油KUMHOセリカ TOYOTA CELICA | 竹内 浩典 嵯峨 宏紀 | KH | | 2'07.256 | 14.593 | 164.28 |
33 | 9 | 300 | 18 | LeyJun ADVAN モスラーMT MOSLER MT900R OOX | OSAMU 瀬田 和己 | YH | | 2'07.762 | 15.099 | 163.63 |
34 | 5 | 300 | 19 | プロμマッハGOGOGO車検320R九州 VEMAC RD320R | 玉中 哲二 筒井 克彦 | YH | | 2'08.307 | 15.644 | 162.93 |
35 | 111 | 300 | 20 | ARKTECH GT3 PORSCHE 996 GT3CUP | 飯島 寛也 Guts 城内 | YH | | 2'08.690 | 16.027 | 162.45 |
36 | 70 | 300 | 21 | 外車の外国屋アドバンポルシェ PORSCHE 996GT3RS | 石橋 義三 平川 晃 | YH | | 2'09.853 | 17.190 | 160.99 |
37 | 10 | 300 | 22 | T&G FACE NETWORK DUNLOP F360 FERRARI F360 MODENA | ヒロミ 小園 尾本 直史 | DL | | 2'09.889 | 17.226 | 160.95 |
38 | 666 | 300 | 23 | ライフワークBOMEXアップル NSX HONDA NSX | 周防 彰悟 山下 潤一郎 | YH | | 2'10.321 | 17.658 | 160.41 |
39 | 910 | 300 | 24 | 洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR PORSCHE 996GT3RSR | 植松 忠雄 菊地 靖 | YH | | 2'10.605 | 17.942 | 160.06 |
- 'R'マークの車はコースレコードを更新した。(従来のコースレコード: GT500:1'53.801 / GT300:2'03.951)
- No.100がS字でスピンアウトしたため赤旗提示により6分37秒間中断した。(赤旗提示時刻10:39'23、再開時刻10:46'00)
- No.100は、細川慎弥基準タイム不足のためスーパーラップに進出できない。GT500クラスのスーパーラップ進出は、No.100を除いた1~11位の10台。GT300クラスは1~10位の10台がスーパーラップに進出する。
No. |
開催日 |
競技会名 |
格式 |
オーガナイザー |
開催場所 |
1 |
3/26 |
2006年JAF全日本ダートトライアル選手権第1戦
KEN MILLENNIUM・CUPダート in 丸和 |
国内 |
モータースポーツクラブうめぐみ |
丸和オートランド那須 |
2 |
4/15-16 |
2006年JAF全日本ダートトライアル選手権第2戦
RASCAL SPRING TRIAL IN MITSUI |
国内 |
モータースポーティング
クラブラスカル
福岡モータースポーツクラブ
エーアールシーとびうめ |
三井オートスポーツランド |
3 |
5/13-14 |
2006年JAF全日本ダートトライアル選手権第3戦
2006AUTOBACS DIRT TRIAL |
国内 |
チーム.トントン |
スポーツランド信州 |
4 |
6/4 |
2006年JAF全日本ダートトライアル選手権第4戦
北海道ダートスペシャル in スナガワ |
国内 |
AG.メンバーズスポーツクラブ
北海道 |
オートスポーツランド
スナガワ |
5 |
7/16 |
2006年JAF全日本ダートトライアル選手権第5戦
第30回DCCSダートトライアル |
国内 |
ダイハツカークラブスポーツ |
丸和オートランド那須 |
6 |
8/6 |
2006年JAF全日本ダートトライアル選手権第6戦
KIRIYANAI・ダートトライアル in 東北 |
国内 |
モータースポーツクラブはちのへ
モータースポーツクラブ十和田 |
サーキットパーク切谷内 |
7 |
9/10 |
2006年JAFダートトライアル選手権第7戦
ダートスプリント in 門前 |
国内 |
スリーR |
門前町
モータースポーツ公園 |
8 |
10/7-8 |
2006年全日本ダートトライアル選手権第8戦
モンテカルロカップ
ダートトライアル IN 広島 |
国内 |
カークラブ錦
廣島ビクトリーサークルクラブ
モータースポーツクラブチーム
インディ |
テクニックステージタカタ |
開催日 |
競技会名 |
格式 |
オーガナイザー |
開催場所 |
11/11-12 |
2006年JAFカップオールジャパン
ダートトライアル
JMRC全国オールスター
ダートトライアル IN 九州 |
国内 |
シー.アール.エム.シー福岡
チームビッグウェイ |
三井オートスポーツランド |
No. |
開催日 |
競技会名 |
格式 |
オーガナイザー |
開催場所 |
1 |
3/19 |
2006年全日本ジムカーナ選手権第1戦
トライアル・ド・ニッポン2006 |
国内 |
プリンス.モータリストクラブ.
スポーツ |
関越スポーツランド |
2 |
4/1-2 |
2006年JAF全日本ジムカーナ選手権第2戦
SUPER BATTLE IN 長州 |
国内 |
ミネレーシングスポーツクラブ |
MINEサーキット
ジムカーナ場本コース |
3 |
4/22-23 |
2006年JAF全日本ジムカーナ選手権第3戦
OSCCスーパースラローム IN MEIHAN |
国内 |
大阪スポーツカークラブ |
名阪スポーツランド
Cコース |
4 |
5/21 |
2006年JAF全日本ジムカーナ選手権第4戦
Sugo All Japan Gymkhana |
国内 |
奥州ビクトリーサークルクラブ |
SUGO国際カートコース |
5 |
6/10-11 |
全日本ジムカーナ選手権第5戦
もてぎスーパースラローム IN 関東 |
国内 |
チームシェイクダウン
ツインリンクもてぎ |
ツインリンクもてぎ
北ショートコース |
6 |
6/25 |
2006年JAF全日本ジムカーナ選手権第6戦
オールジャパンジムカーナ |
国内 |
カースポーツクラブコクピット
AG.メンバーズスポーツクラブ
北海道 |
オートスポーツランド
スナガワ |
7 |
7/15-16 |
2006年全日本ジムカーナ選手権第7戦
SUPER GYMKHANA IN IOX-AROSA |
国内 |
エースナビゲーター&
ドライバーズ |
イオックスアローザ
スポーツランド |
8 |
9/2-3 |
2006年JAF全日本ジムカーナ選手権第8戦
ジムカーナ IN SUZUKA |
国内 |
淀レーシング.クラブ
モータースポーツクラブ奈良 |
鈴鹿サーキット南コース |
9 |
9/23-24 |
2006年JAF全日本ジムカーナ選手権第9戦
GYMKHANA IN 九州 夏 |
国内 |
モータースポーツクラブくろぢょか
チーム.マインズ.スポート |
三井オートスポーツランド |
開催日 |
競技会名 |
格式 |
オーガナイザー |
開催場所 |
11/4-5 |
2006年JAFカップオールジャパンジムカーナ
2006年JMRC全国オールスタージムカーナ
WINMAX CUP ジムカーナ in F |
国内 |
ノーブル・オート・スポーツ・クラブ
プレジール・オート・スポーツ |
備北サーキット |
no. | 日程 | | 格式 | オーガナイザー | 開催場所 |
1 | 4/7~9 | ツール・ド・九州2006 in 唐津 | 国内 | GRAVEL | 佐賀(200) |
2 | 4/28~30 | 2006年久万高原ラリー | 国内 | MAC、ETOILE D.C.R. | 愛媛(250) |
3 | 5/19~21 | ひえつき′06 | 国内 | R-10-N | 宮崎(300) |
4 | 6/2~4 | MSCC東京ラリー2006 | 国内 | MSCC | 福島(400) |
5 | 6/23~25 | シンフォニーラリー2006 inひよし | 国内 | SYMPHONY | 京都 (250) |
6 | 7/7~9 | Rally Hokkaido * | 国内 | AG.MSC北海道 (株)十勝毎日新聞社 | 北海道(1000) |
7 | 7/21~23 | とかち2006 | 国内 | RTC | 北海道 (300) |
8 | 9/22~24 | KIRORO Traverse Kamuimindara 2006 Rally in Akaigawa | 国内 | team ark | 北海道 (400) |
9 | 10/20~22 | 第34回M.C.S.C.ラリー ハイランドマスターズ2006 | 国内 | M.C.S.C. | 長野 (100) 岐阜 (200) |
- FIA Asia-Pacific Rally Championshipとの併催予定
Round |
Day |
Circuit |
1 |
4/23 |
仙台ハイランドレースウェイ |
2 |
5/21 |
鈴鹿サーキット |
3 |
7/16 |
十勝スピードウェイ |
4 |
8/6 |
富士スピードウェイ |
5 |
9/3 |
岡山国際サーキット |
6 |
9/30 |
スポーツランドSUGO |
7 |
11/12 |
ツインリンクもてぎ |
Round | Day | Circuit |
1 | 3/19 | 鈴鹿サーキット |
2 | 4/9 | 岡山国際サーキット |
3 | 5/4 | 富士スピードウェイ |
4 | 6/25 | セパン |
5 | 7/23 | スポーツランドSUGO |
6 | 8/20 | 鈴鹿サーキット |
7 | 9/10 | ツインリンクもてぎ |
8 | 10/15 | オートポリス |
9 | 11/5 | 富士スピーウェイ |
Round | Day | Circuit |
1 | 5/14 | スポーツランドSUGO |
2 | 7/2 | ツインリンクもてぎ |
3 | 10/29 | 岡山国際サーキット |
Round | Day | Circuit |
1 | 4/1 | 富士スピードウェイ |
2 | 4/2 | 富士スピードウェイ |
3 | 4/15 | 鈴鹿サーキット |
4 | 4/16 | 鈴鹿サーキット |
5 | 5/27 | ツインリンクもてぎ |
6 | 5/28 | 鈴鹿サーキット |
7 | 6/17 | 岡山国際サーキット |
8 | 6/18 | 岡山国際サーキット |
9 | 7/8 | 鈴鹿サーキット |
10 | 7/9 | 鈴鹿サーキット |
11 | 8/5 | オートポリス |
12 | 8/6 | オートポリス |
13 | 8/26 | 富士スピードウェイ |
14 | 8/27 | 富士スピードウェイ |
15 | 9/16 | スポーツランドSUGO |
16 | 9/17 | スポーツランドSUGO |
17 | 10/21 | ツインリンクもてぎ |
18 | 10/22 | ツインリンクもてぎ |
Round | Day | Circuit |
1 | 4/2 | 富士スピードウェイ |
2 | 4/16 | 鈴鹿サーキット |
3 | 5/28 | ツインリンクもてぎ |
4 | 7/9 | 鈴鹿サーキット |
5 | 8/6 | オートポリス |
6 | 8/27 | 富士スピードウェイ |
7 | 9/17 | スポーツランドSUGO |
8 | 10/22 | ツインリンクもてぎ |
9 | 11/19 | 鈴鹿サーキット |
トヨタ、2006年のモータースポーツ活動および支援計画を発表
トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、「フォーミュラ・ワン世界選手権(F1)」、米国の「NASCAR」、日本の「SUPER GT」、「フォーミュラ・ニッポン」をモータースポーツ活動の柱とし、2006年の活動を推進する。
日本に関しては、「SUPER GT」参戦チームへの支援を継続するとともに、新たに、フォーミュラカーのトップカテゴリーである「フォーミュラ・ニッポン」へエンジン供給を開始する。
■SUPER GT
日本におけるトップカテゴリーとして、引き続きTRDを通じ参戦チームを支援。参戦車両は、V8 4.5L エンジン(3UZ-FE)を搭載するレクサス SC430ならびにトヨタ スープラ《ともにGT500クラス》と、2.0Lターボエンジン(3S-GTE)を搭載するトヨタ セリカならびに V6 3.5L(2GR)を新搭載するトヨタ MR-S《ともにGT300クラス》
|
チーム名 |
車両 |
ドライバー |
タイヤ |
GT500 |
トヨタ・チーム・セルモ (TOYOTA TEAM CERUMO) |
レクサス SC430 |
立川祐路 (Yuji Tachikawa 日本) |
ブリヂストン |
髙木虎之介 (Toranosuke Takagi 日本) |
トヨタ・チーム・トムス (TOYOTA TEAM TOM’S) |
レクサス SC430 |
脇阪寿一 (Juichi Wakisaka) |
ブリヂストン |
アンドレ・ロッテラー (Andre Lotterer ドイツ) |
Mobil1・トヨタ・チーム ルマン (Mobil1 TOYOTA Team LeMans) |
レクサス SC430 |
飯田 章 (Akira Iida 日本) |
ブリヂストン |
片岡龍也 (Tatsuya Kataoka 日本) |
トヨタ・チーム・クラフト (TOYOTA TEAM KRAFT) |
レクサス SC430 |
服部尚貴 (Naoki Hattori 日本) |
ダンロップ |
ピーター・ダンブレック (Peter Dumbreck スコットランド) |
トヨタ・チーム・ツチヤ (TOYOTA TEAM TSUCHIYA) |
トヨタ スープラ |
織戸 学 (Manabu Orido 日本) |
ヨコハマ |
土屋武士 (Takeshi Tsuchiya 日本) |
トヨタ・チーム・サード (TOYOTA TEAM SARD) |
トヨタ スープラ |
アンドレ・クート (Andre Couto ポルトガル) |
ブリヂストン |
T.B.N. |
GT300 |
エーピーアール (APR) |
トヨタ MR-S |
新田守男 (Morio Nitta 日本) |
ミシュラン |
高木真一 (Shinichi Takagi 日本) |
エーピーアール (APR) |
トヨタ MR-S |
田中実 (Minoru Tanaka 日本) |
ミシュラン |
大嶋和也 (Kazuya Ohshima 日本) |
レーシング・プロジェクト・バンドウ (RACING PROJECT BANDOH) |
トヨタ セリカ |
T.B.N. |
ヨコハマ |
トヨタ・チーム・セルモ (TOYOTA TEAM CERUMO) |
トヨタ セリカ |
T.B.N. |
クムホ |
(T.B.N.:後日決定)
■全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン《06年 新規参戦カテゴリー》
日本におけるフォーミュラカーレースのトップカテゴリー。今年から新たにV8 3Lエンジン(TOYOTA RV8-J)を7チーム13台に供給。
チーム名 |
台数 |
ドライバー |
モバイルキャスト チーム インパル (mobilecast TEAM IMPUL) |
2 |
ブノワ・トレルイエ (Benoit Treluyerフランス) 松田 次生 (Tsugio Matsuda 日本) |
アーティング レーシングチームwith インパル (arting RACING TEAMwith IMPUL) |
2 |
本山 哲 (Satoshi Motoyama 日本) 星野一樹 (Kazuki Hoshino 日本) |
コンドー レーシング (KONDO RACING) |
2 |
山本左近(Sakon Yamamto 日本) 柳田真孝(Masataka Yanagida 日本) |
チーム ルマン (Team LeMans) |
2 |
片岡龍也 (Tatsuya Kataoka 日本) 髙木虎之介 (Toranosuke Takagi 日本) |
チーム セルモ (TEAM CERUMO) |
1 |
立川祐路 (Yuji Tachikawa 日本) |
インギングモータースポーツ (INGING MOTORSPORT) |
2 |
ロニー・クインタレッリ(Ronnie Quintarelli イタリア) T.B.N. |
ディーエイチジー トムス レーシング (DHG TOM'S RACING) |
2 |
アンドレ・ロッテラー(Andre Lottererドイツ) 土屋武士(Takeshi Tsuchiya 日本) |
(T.B.N.:後日決定)
■全日本F3選手権
F1への登竜門となる、フォーミュラ・カテゴリー。トヨタは2L・3S-GEエンジンを供給。使用チームおよびドライバーラインナップは以下のとおり。
チーム名 |
台数 |
ドライバー (予定) |
備考 |
トムス(TOM’S) |
3 |
安岡 秀徒 (Hideto Yasuoka 日本) |
TDPドライバー |
大嶋 和也 (Kazuya Ohshima 日本) |
TDPドライバー |
エイドリアン・スティール (Adrian Sutil ドイツ) |
|
インギング モータースポーツ (INGING MOTORSPORT) |
2 |
ロベルト・ストレイト (Robert Streit ブラジル) |
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横溝 直輝 (Naoki Yokomizo 日本) |
|
ナウモータースポーツ (NOW MOTOR SPORTS) |
1 |
阿部 翼 (Tsubasa Abe 日本) |
TDPドライバー |
ル・ボーセ (Le Beausset) |
1 |
嵯峨 宏紀 (Kohki Saga 日本) |
|
ZAP SPEED (ザップスピード) |
1 |
T.B.N. |
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(T.B.N.:後日決定)
■【トヨタ・ドライバー育成プログラム】
世界および日本のトップカテゴリーにおいて活躍できるレーシングドライバーの育成を目的としたプログラム。才能ある人材を発掘し、それぞれが実力に応じてステップアップできるシステムとし、欧州・日本で以下のように展開。
(2006年TDP育成ドライバー一覧)
|
ドライバー |
カテゴリー |
チーム |
(ご参考)05年参加カテゴリー |
欧 州 |
フランク・ペレラ (Franck Perera フランス) |
GP2 |
DAMSチーム(フランス) |
F3ユーロシリーズ |
小林 可夢偉 (Kamui Kobayashi 日本) |
F3ユーロシリーズ |
ASMフォーミュラ3 (フランス) |
欧州フォーミュラ・ルノー (優勝) イタリア フォーミュラ・ルノー (優勝) |
平手 晃平 (Kohei Hirate 日本) |
マノー・モータースポーツ (Manor Motorsport イギリス) |
F3ユーロシリーズ |
中嶋 一貴 (Kazuki Nakajima 日本) |
全日本F3選手権 |
ヘンキ・ワルドシュミット (Henkie Waldschmidt オランダ) |
欧州フォーミュラ・ルノーおよびイタリアフォーミュラ・ルノー |
プレマ・パワーチーム (Prema Powerteam イタリア) |
(昨年、オーディションにより 選抜) |
マーティン・プロウマン (Martin Plowman イギリス) |
国 内 |
安岡 秀徒 (Hideto Yasuoka 日本) |
全日本F3選手権 |
トムス(TOM’S) |
全日本F3選手権 |
大嶋 和也 (Kazuya Ohshima 日本) |
エッソ・フォーミュラトヨタ (優勝) |
阿部 翼 (Tsubasa Abe 日本) |
ナウモータースポーツ (NOW MOTOR SPORTS) |
エッソ・フォーミュラトヨタ |
国本 京祐 (Keisuke Kunimoto 日本) |
フォーミュラ・トヨタおよびFCJ |
トムス・スピリット (TOM‘S SPIRIT) |
(04年フォーミュラトヨタ・ レーシングスクール卒業生) |
窪田 善文 (Yoshifumi Kubota 日本) |
(05年フォーミュラトヨタ・ レーシングスクールにて 選抜) |
井口 卓人 (Takuto Iguchi 日本) |
増田 定臣 (Sadaomi Masuda 日本) |
トヨタ自動車プレスリリースより抜粋