全日本GT選手権

2005年、GT選手権は2団体乱立?!


既に某メーカーではLM-GT車両の開発に着手した、との未確認情報も。

ALMSを主催するドン・バノス氏は昨日都内某所で記者会見を開き、LM-GT規定に則った
耐久シリーズを2005年から日本で開催すると発表した。
シリーズ名称は新時代のGT選手権、ということで「新日本GT選手権」となる。

レースは1000kmまたは4時間の耐久レースを主体としているが、年に一回の24時間レース
開催も視野に入れており、鈴鹿1000kmや十勝24時間をシリーズに組み込む腹積もりのようだ。

更に、大晦日にはフランスのブガッティサーキットで他のGTレースとの交流戦を予定
しており、これにはJGTC車両も参加可能、としている。日本やアメリカからの参戦に
対しては、各シリーズ上位5チームまでは輸送コストを負担する、としている。大会名は
「バノスボンバイエ2005」となる模様だ。

また、アメリカン・ルマンシリーズやルマン耐久選手権と車両規則を統一することで、
海外からの参戦を見込んでおり、既にフロドライブやテン・プラ・エイビスなどから
参戦の打診があった、とバノス氏は語っている。

気になるのは既にJGTCに参戦している国内チーム、メーカーがこの新たなカテゴリー
に関心を示すかどうか、だが、それに関してもバノス氏は「ルマン参戦を視野に入れ
ているチームにとって、これは見過ごせないシリーズになるはずだ」とあくまで強気だ。


「全日」と「新日」、二つのGTレースが激突する2005年の国内レースシーン。チームや
ドライバーの混乱は必至だが、ファンにとっては選択肢が増えることを歓迎すべきかも。

さて、あなたならどっちを見る?


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース