(C)NISMO
◆◆速報!!◆◆
インターナショナルポッカ鈴鹿1000kmレース
決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2002年8月25日
■開催場所:鈴鹿サーキット
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
◇NISMO GT-Rは3位を快走するもターボトラブルでリタイヤ
レースは、13:00にローリングをスタート。長丁場のコンペティションが始まった。5番手でスタートしたミハエル・クルムが好スタートを切り、第1コーナーで先行車の#16NSXを抑え、4番手にポジションアップした。#16NSXはオーバーテイクの機会をうかがうが、クルムは時にテールスライドさせながらグッドファイトを見せ、序盤の見せ場を作った。このバトルは15周にわたって繰り広げられ、この間グランドスタンドで振られる日産応援旗のウェーブはひときわ大きくなった。
29周目に最初のルーティンピットに入り、田中哲也に交代。田中哲也は、5番手のポジションを守り、ひたすらマイレージ蓄積に努めた。レーススタートから3時間経過した15:00過ぎ、トップの#61アウディがマシントラブルでリタイヤ。田中は、スケジュールされた周回をキッチリと守り、4番手で影山正美にステアリングを渡した。
レース中盤にさしかかった影山のスティントは、コースのあちこちでバックマーカーに引っかかり、ラップタイムを変動させながらのものとなったが、力強く周回を重ねた。この間、先行を許した#16NSXがスピンし、イレギュラーピットに入った。これによって、影山のNISMO GT-Rは3位に。影山は32周を走行してピットインした。
2順目のスティントを走り出したミハエル・クルムは、安定したラップタイムを刻みながら、ゴールに向けて走り出した。ところが109周目に突然フロント左側から白煙を噴出し緊急ピットイン。ガレージに入れてチェックしたのち、トラブルはターボチャージャ本体と判明。残りレース時間での修復は不可能と判断され、小河原監督はリタイヤ届けにサインすることとなった。
■小河原監督
「ターボが壊れてしまいました。良いペースで走れていただけに残念です。VQになってから、エンジン関連のトラブルで戦線を去るのは初めてですが、レーシングコンディションで600kmを超えるロングランをしたのも始めて。データはたくさん収集できましたし、これをチャンピオンシップ残り3戦に活かして行きたいと思います」
■ミハエル・クルム選手
「突然、バッとスモークが出てパワーダウンした。良いポジションで終盤を迎えようとしていたので、とっても悔しい。しかし、気分を切り換えて、次のもてぎのレースに集中したいです。」
■公式決勝結果
Pos. | No. | Cls. | Team | Lap | Total Time |
---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | GT500 | TOYOTA SUPRA | 172 | 6:10'44.008 |
2 | 16 | GT500 | 無限NSX | 171 | 6:11'13.219 |
3 | 39 | GT500 | iDC大塚家具サードスープラ | 171 | 6:11'21.915 |
4 | 62 | GT300 | VEMACダンロップRD320 | 160 | 6:12'00.030 |
5 | 71 | GT300 | シグマMR-S | 159 | 6:11'50.419 |
6 | 2 | GT300 | BOSSベルノ東海AR・NSX | 157 | 6:12'33.698 |
7 | 15 | GT300 | AMPREX BMW M3GT | 156 | 6:11'54.454 |
8 | 911 | GT300 | BOROアドバン910ポルシェ | 156 | 6:12'20.208 |
9 | 55 | OPEN | ルーフ スパイマスター | 153 | 6:11'48.149 |
10 | 22 | RS | YRP永井医院52μアンコール | 153 | 6:12'15.999 |
- | 23 | GT500 | NISMO GT-R | 110 | 3:53'09.260 |
上記の詳細情報は「NISMO official web site」をご覧下さい。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/contents.html