《コスモ・チーム 予選リリース》 9月16日 全日本F3000 選手権第7戦「TOKACHI INTERNATIONAL F3000」が9月16日~17日、前回より2台少ない19台のエントリーを集め、 十勝インターナショナルスピードウェイ・グランプリコースで開催となった。 ここ十勝では過去2回、F3000 のレースが開催されているが、いずれも選手 権外のエキジビジョンであった。 初の選手権シリーズとなったこの北海道十勝での第7戦、COSMO OIL RACING TEAM CERUMO トム・クリステンセンは、シリーズポイント・トップではあるが 前回の富士でで鈴木選手に同ポイントでトップに並ばれている。 16日の第1回目予選ではドライ・コンディションだが、大型台風13号の日本 接近で、明日の予選/決勝の天候が気になっているだけに、今日の予選で少し でも良いポジションを確保したいところだ。 ☆ 予選1回目 エキジビジョンであった昨年の十勝でのレースは雨だったため、各チームの データは十分揃っていない。 予選開始早々、勢いよく飛び出していった COSMO OIL RACING TEAM CERUMO トム・クリステンセンは、計測開始3周目に1分46秒091 でトップに躍り出た。 しかしその後、各チームともタイムを上げ、トップは1分43秒台、それを追 うトム・クリステンセンは調整を行ない、残り6分再びコースイン、タイムア タックを開始した。 上位7台が1分43秒台につける中、予選残り2分、1分43秒649で5位に浮上 した。しかし予選残り0分、 COSMO OIL RACING TEAM CERUMO トム・クリステン センは唯一の1分42秒台を叩き出し、2番手の高木選手に 0.3秒の差をつけ、 暫定ポールポジションを獲得した。 ☆ トム・クリステンセンのコメント 「予選終了寸前でトップタイムを出せたのはラッキーだった。 多少アンダーステアだったので、フロント・リヤのウィングを調整してもらい、 タイムアタックをした。 ドライでのマシンセッティングはベストの状態だ。 明日の決勝レースは雨が予想されるが、ポールポジションからのスタートが できれば良い結果が出ると思う」 ☆ チーム監督のコメント 「今日の予選は明日の天候を考慮してチームの判断で2セットのタイヤを使っ た。 1セット目のアタックはアンダーステア傾向だったので、前後ウィング と車高を調整して2セット目のタイヤでアタックをさせ、最後の最後で暫定の ポールポジションを獲得することができた。 明日は雨とみているが、かりに晴れてもこのタイムを上回ることは難しいと 思う。ここ十勝で初めての正式なレースで、良い結果を残せるよう頑張る」 提供: COSMO OIL RACING TEAM CERUMO * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *