'94全日本GT選手権 Rd.4 SUGO Date 9/11 9月10~11日 GT インサイド・レポート No. 17 for FMOTOR4 75.#2 鈴木利男(GT1クラス 2位) (ムッとした表情で・・・・)う~ん。いいんじゃないんですか、2位になれたんだから。 76.#2 TEAM ZEXEL 岸監督(GT1クラス 2位) 「パーコレーションは予想されたトラブルでした。そのため、対策を施してきたつ もりだったのですが……。グループCカーの時からパーコレーションの問題には苦労 してきていますから。カルソニックにも同じトラブルが発生していますが、スカイラ インのエンジンが特にパーコレーションを起こし易いという訳ではありません」 77.#39 SARDスープラGT 8月31日のシェイクダウンからスープラGTはデフのトラブルに悩まされていた が、深刻なトラブルと言えるものではなく、ドライブシャフトに連結される部分を支 えているオイルシールの問題である。そのためチームも楽観していたようであったが、 決勝レースでも同じトラブルが出てしまった。TRDでは次のMINEまでに、ター ビンを小型に変更してエンジンの過途特性を改良してピックアップの優れたエンジン とする予定。 78.#9 マウロ・マルティニ 「メカニックが取り付けのミスをしたので10ラップ目からはドリンクボトルが使え なくなってしまった。ノークールスーツ、ノードリンクボトルで頑張って順位を上げ たのに、突然エンジンがストップさ!! まったく運がなかったよ」 79.#100 土屋圭市(GT1クラス 優勝) もう最高! マシンはちょっとオーバーステアがでてたけど、問題無かったよ。今 までと違って、今日は僕がスタートをやったんだ。初めてあのクルマでスタートする んだから、あんなもんだよ。80点くらいかな。他の人が速すぎるんだ。F40を追 いかけているときは、ブレーキもタイヤもいっぱいいっぱいだった。F40が消えて からは、利男さんが来るのは分かっていたから、それまではクルマをキープしたんだ。 利男さんとはいいバトルができたと思うよ。ピッピッて少しは当たるんだけど、ゾク ゾクするくらいだった。利男さんに感謝したいくらい。ピットのタイミングは、我慢 比べだったね。ほんと、上手くいってよかった。国さんと走るといつも最高だけど、 今日は特に最高だなぁ。 88.#100 高橋国光(GT1クラス 優勝) 今日は圭ちゃんにスタートをやってもらったんだけど、本当に凄いバトルをしてく れたんだ。それで、もう燃えちゃったよ。お客さんに満足してもらえる走りが、出来 たと思うよ。でも、ちょっとガンバリ過ぎてスピンしちゃった。自分でびっくりしち ゃった。僕はスピンターンが下手なんで、あの時は上手くいって良かったなぁ。でも、 すぐ後ろに白いクルマが見えたときは、もう必死でした。今日は僕じゃない、今日は 圭ちゃんが一番だよ。 '94全日本GT選手権 Rd.4 SUGO Date 9/11 9月10~11日 GT インサイド・レポート No. 18 for FMOTOR4 89.*12 川崎哲哉(GT2クラス 優勝) パーコレーションなのか、電装系か分からないけどクルマが走ってくれなくて、思 うようなタイムが出せませんでした。72号車に抜かれましたが、向こうはピットイ ンがまだあるので、タイム差を見ながらコンスタントに走ることだけを考えました。 でも、最後に国さんがスピンするんで、びっくりしちゃって。こっちまで番狂わせに なるかと、ヒヤヒヤもんでしたね。もう、最近体力無いから、疲れちゃったよぉ。で も、うれしいな。もう二度と無いかもね。 90.*12 福嶌稔大(GT2クラス 優勝) スタートしてから、すぐパーコレーションかタイムが出なかったんです。1度、ピ ットインしようかと思いましたが、我慢して走り続けました。僕はクルマを保たして、 順位をキープして、川崎さんにつなぐのが作戦でしたから。上手くいって、良かった です。こんなビックイベントで、勝つなんて初めてだから、もうなんだか嘘みたい。 91.#3 長谷見昌弘(GT1クラス 3位) 今回のレースは、ここにやってきた時から上手くいかなかった。セッティングもい ろいろやってみたけど、いい結果は得られなかった。金曜日から日曜日の朝まで、結 局状況は変わらなかった。苦しいスタートだっただけに表彰台に上れたのはラッキー だったね。上手い具合に上位がつぶれてくれたし、結果的にいいレースとなりました。 次回までにまたさらに対策を施して今度は表彰台の真ん中にいきたいですね。 92.決勝レース結果(81Laps) ドライバー マシン タイム 1 高橋国光/土屋圭市 #100 ADVAN PORSCHE 2:03'22.536 2 鈴木利男 #2 ZEXELスカイライン 2:03'24.616 3 長谷見昌弘 #3 ユニシアジェックススカイライン 2:03'56.524 4 影山正彦 #1 カルソニック・スカイライン 2:04'02.889 5 袖山誠一/山路慎一 #24 コクピット 館林GTR -1Lap 6 飯田章 #10 Johnson SKYLINE -2Lap 8 川崎哲哉/福嶌稔大 *12 FKマッシモERC RX7 -4Laps 以上