全日本GT選手権

JGTC-Rd1: 予選1回目レポート

       1994年全日本GT選手権シリーズ第1戦
      全日本富士GTレース大会 予選1回目レポート
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 雲の合間から太陽が顔をのぞかせる穏やかな天候のもとで行われた予選1回
目、下馬評通り#50タイサン ADVAN 962Cが暫定ポールポジション
を獲得した。
10時20分、タイムスケジュール通りに予選が開始される。真っ先にコースイン
して行ったのは、#2ZEXLE スカイライン。
4分経過:
 #3ユニシア ジェックス スカイラインがピットイン。ボンネットを開け
て、チェックをおこなっている。
9分経過:
 #1カルソニック スカイラインが、1分39.261秒でトップに浮上。ただし、
ほとんどの車が本格的なタイムアタックに入っていない。
10分経過の順位は、
 1位 #1カルソニック スカイライン
 2位 #24コクピット 館林 GT-R
 3位 #10Jonson スカイライン
 4位 #33ミューズオイル OW RX-7
 5位 #50タイサン ADVAN 962C
 6位 #9acom ポルシェ RSR
11分~12分経過:
 #50タイサン ADVAN 962C、#40タイサン ADVAN F40、
#1カルソニック スカイラインが順位を激しく入れ替えるが、トップは#50
タイサン ADVAN 962Cの1分35.234秒。
20分経過:
#2ZEXEL スカイラインが2位へ。
22分経過:
 #1カルソニック スカイラインが、1分35.062秒でトップ。
28分経過:
 #50タイサン・ADVAN・962Cが、それまでのタイムを1秒以上縮め
て、1分34.173秒でトップ。
33分経過:
 #37グレコレーシングスープラが1コーナーでストップするが、再スタート。
35分経過:
 #2ZEXELスカイラインが1分35秒019を叩き出し、2位に。#3ユ
ニシアジェックススカイラインも1分36秒264で6位へ。
37分経過:
 #1カルソニックスカイラインが1分34秒913で2位へ。
39分経過:
 #50タイサンADVAN962Cがターボトラブルと思われる白煙を上げて、
1コーナーでスローダウン。
40分経過:
 チェッカーフラッグが振られ、予選終了。最終順位は、
 1位 #50タイサンADVAN962C
 2位 #1カルソニックスカイライン
 3位 #2ZEXELスカイライン
 4位 #40タイサンADVANF40
 5位 #3ユニシアジェックススカイライン
 6位 #24コクピット館林GT-R
 のようになった。
 グループCの生き残り、タイサンADVAN962Cが暫定ポールを獲得し
たが、ターボ系と思われるトラブルが発生したことと、雲が増えていることか
ら午後の路面温度が上昇しない可能性もあるため、予選2回目は波乱が予想さ
れる。
 特に、2位以下はさらに激しい争いとなるだろう。
        レポート:進藤 泰昭(GEA00555) FROM 富士スピードウェイ


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