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富士F3000速報!

●星野、激しいバトルの末に優勝! --全日本F3000第7戦--
 午後1時15分、ダミーグリッドからスタートした全日本F3000選手件権第
7戦、日本信販スーパーカップ第4戦「富士インターレース」は、予選2位からス
タートした星野がトップで1コーナーに。1コーナーの進入で和田がスピンし、長
谷見、中谷、ベルタジアが巻き込まれて、この4台がストップ。岡田も巻き込まれ
たが再スタートした。
 1周目終了の順位は、星野、マルティニ、チーバー、関谷、片山、小河の順。3
周目に片山が3位にまで上がる。
 5周目、マルティニが1コーナーで星野を刺してトップに。ここからマルティニ
と星野の激闘開始。何度も1コーナーで仕掛ける星野。しかし、オーバースピード
で失敗するなど、なかなか抜けない。
 星野がマルティニをとらえたのは25周目の1コーナー。その後方から、関谷の
ミショントラブルでのリタイアなどに助けられながら、小河が徐々に順位を上げて
3位に。30周目には小河が1コーナーでマルティニをとらえ2位に浮上。マルテ
ィニは、34周目のヘアピンでスピン。エンジンが止まってリタイア。
 2位に上がった小河はジワジワと星野を追撃。二人だけが1分19秒台で、3番
手となった片山以下を引き離す。
 41周目の1コーナーでスリップから抜け出した小河が、オーバースピード気味
に星野をかわす。星野は、小河の勢いにたじろいだのか、ここで1秒以上の差に。
残りは4周。これで小河が今シーズン初優勝か、と思われた直後の43周目。ヘア
ピンで小河が痛恨のスピン。再スタートはしたものの、これで3位に落ちる。しか
も、マシンかタイヤに以上が出たのか、マシンが振られている。この影響か、小河
は最終ラップのAコーナーで再びスピン。ここでマシンを降りた。
 チェッカーを最初に受けたのは星野。8月12日のF3000以来、グループA、
グループC、そしてまたF3000と、4週連続の優勝。2位には同じCABIN
カラーの片山右京。3位には、このレースで21連続完走と、中嶋悟に並ぶ記録を
作った高橋国光が入った。4位以下はクロスノフ、ハーバート、チーバーの順。
 レースは、一瞬たりとも目を離せない激闘! そのバトルの末に今シーズン4勝
目を勝ちとった星野は、これでチャンピオンに王手をかけることになった。
 レース結果は、夜、お届けします。
     FMOTOR4/SysOp すがやみつる(SDI00104)/富士


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