明日への課題 13 星野一義 1分17秒247 予選6位 3 黒澤啄弥 1分16秒927 予選3位 ●データ マシン:星野はローラT92-50・無限、黒澤はローラT92-50・DFVを前回のレー スに引き続き使用した。双方とも、富士向けのローダウンフォース・ロードラッグの 空力セッティングに変更。また、星野はロールオーバーバーを新仕様に変更し、密閉 型のエアボックスを装着するとともに、練習走行では新型のノーズもトライした。 <公式予選> 午前中の気温は30度。ここでは黒澤が1分16秒927を記録し、ロス・チーバ ー選手に続いて2番手につけた。しかし、星野はタイムアタックに入る直前にエンジ ン不調に気づき、スローダウンして走行を打ち切った。 午後の気温はわずかに上がって31度。インターバルにエンジンを積み替えた星野 は1セット目のタイヤを用いてマシン各部の状況をチェックした後、2セット目のタ イヤでタイムアタック、1分17秒247を記録して大幅に順位を上げた。一方、2 セット目のタイヤで逆転ポール奪取が期待された黒澤は1分17秒279に留まり、 午前中のタイム更新する事はできなかった。 ●談話 星野一義:また後手にまわってしまったな。午前中のうちにちゃんと走れていれば、 もう少し楽だったんだが。午後の走りは一応満足している。コーナーでは速かったで しょう。実際、チームの計測でもコーナーはトップタイムで抜けているんだ。でも、 直線で伸びないので苦しんでいる。スピードガンで計測しても、速いマシンより5k m/hくらい遅いんだ。明日のレースは、コーナーで追い上げたあと、どこで前のク ルマを抜くかがポイントになるな。 黒澤啄弥:午前中のタイムは、まあまあだと思う。自分では一応、納得のいくタイ ムだ。でも、午後はいけない。セッティングやコンディションを考えればもっとタイ ムが縮まってもよかったはずなのに、平凡なタイムに終わってしまった。きっちりと、 何がいけなかったのかを考えて答えを出さなければいけない。決勝レースの前に解決 しなければいけない課題をいっぱい抱え込んでしまいましたが、明日はとにかく結果 を残すことを目標に頑張ります。 提供:キャビン・レーシング事務局 *** FMOTOR4F SysOp 名倉 勇二 (SDI00601) /RIJ ***