全日本F3000

チーム・レイトン リリース

              プレスリリース
         91’全日本F3000選手権シリーズ第8戦
日本信販スーパーカップRd.4
FUJI INTER
           9月7日(土)
              富士スピードウェイ
天候:晴 コンディション:ドライ
 今日、9月7日から静岡県御殿場市の富士スピードウェイにおいて、全日本F30
00選手権第8戦・富士インターが開幕した。
 チーム・レイトンでは、今回、エースの関谷正徳にレギュラー・マシン、ローラT
90/50、チーム・メートの田中実にはラルトRT23を用意して、富士スピード
ウェイ入りした。
 これまで取り続けてきたデータが反映された関谷のローラはフリー走行の時から快
調そのもの。セッション終盤に赤旗が出て予選シュミレーションこそできなかったと
いうハンディキャップはあったが、本番の予選では遅いマシンに引っかかりながらも
午前中の1回目ではグループ3番手、午後の2回目にはグループ2番手というタイム
をマークし、総合では5番手のグリッドからスタートという好ポジションを獲得した。
 一方、昨日の公式フリー走行において、田中は走行中にマシンに火災が発生すると
いうトラブルに見舞われてしまい、予選に向けてマシン修復にかける十分な時間がな
いために、田中は公式予選にはTカーのレイトンハウス90B・MK2で臨まなけれ
ばならなくなってしまう。
 また、そのTカーは関谷用に組まれていたために、15号車スタッフは田中用にマ
シンをモデファイするために徹夜の作業に臨むことになる。
 そして、ぶっつけ本番の予選では1セット目のタイヤをレース・タイヤにしてセッ
ティングを取り、2セット目を1回のタイム・アタックに出るという背水の陣を敷い
たが、残念ながら、予選落ちとなってしまう。
 全般的には、今日行われた予選のコンディションは、午前、午後ともに晴・ドライ
のコンディションではあったが、路面コンディションは、どちらがタイムが伸びると
は予想がつかず、最終的には午前中に2セットを使用した星野一義がポール・ポジショ
ンを獲得した。また、2番手には片山右京、3番手にマウロ・マルティニ、4番手に
はロス・チーバーが続くという先月の富士チャンピオンズ・レースに似た展開となて
いる。ただ、違うのは、このトップ・グループに関谷が食い込んで来たということだ
けである。
 ところが、レースのコンディションとしては、晴天が続き、公式フリー走行の行わ
れた昨日、そして今日の公式予選の2日間は、晩夏を感じさせる絶好のレース日和の
富士スピードウェイだったが、おりから接近中の台風15号の本州直撃の可能性が高
くなるにつれて、レース開催が危ぶまれだし、関係者の表情は困惑したものになった。
結局、主催者側とエントラント側の協議により、明日はウォーミング・アップが午前
7時40分から、そしてレースは10時30分からという変則的なスケージュールで
行われることになった。
関谷 正徳
「悔しい。スロー・カーに引っかからなければ、タイム的にはポール・ポジションも
不可能じゃなかった。でも、今までの成績を考えると、今日は最高のパフォーマンス
だった。明日は、天候が崩れないように祈るだよ。」
田中  実
「残念です。アクシデントが起こった以上は、後悔してもしかたありません。違うマ
シンをセッティングするには、40分は短すぎました。」
  提供:チーム・レイトン


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