'92 JTC第4戦 鈴鹿スーパーツーリングカー500kmレース ☆ミニ・リポート☆ 朝のフリー走行ではなんとか雨が降らずにドライだった路面も、サポートレースの FJが始まる頃には大雨で完全ウエット状態。急きょ、FJ終了後に20分間のフリー 走行が設けられ、タイムスケジュールは12分遅れでスタート。 各車グリッドに着い た頃には、雨は止みそうな気配を見せたが、フォーメーションラップ間際、また激し い雨に。場内放送のリポートによると、1台を除き各車タイヤはレインを使用。55の 共石GTRだけが、カットスリックを使用。 雨が降りしきる中、スタートで 2タイサンスカイラインが55をパスして3位に。し かし数周後にまた抜きかえされる。55はなおも上位を狙い、 1を抜いて2位へ。 レース前半は空模様もはっきりせず、雨が止んだり激しくなったり。 そんな中、圧倒的な速さで周回を重ねていた12カルソニックスカイライン。 レース中盤~終盤にかけて、雨は本降りとなり、路面は滑りやすくなり各コーナー でスピンが相次ぐ。スタートして3時間、 400Km前後で、GTR勢にトラブルが目立 ってきた。それまで快調に走っていた12カルソニックスカイラインが、緊急ピットイ ン。ラジエーターか、プラグに何等かの問題があるらしい。すぐにコースに復帰する が、エンジンの音はおかしいまま。コーナーの立ち上がりがうまくいかない。1周ま わってはピットイン、アウトを3~5回、根気よく続けるがその間次々と抜かれ、周 回遅れ・・リタイアに。 トップを走っていた 1JECSスカイラインが、1コーナ ーでコースアウト、フロントをクラッシュ。オレンジポールが掲示され、ピットで修 理している間に22AXIAスカイラインがトップに。 1JECSスカイラインは、な んとか順位を1つ下げただけでにコース復帰。 2タイサンGTRの土屋選手が激しく 追い上げるが、 2にもトラブルがあるらしく、トップ3の順位は変わらないまま、ス タートから約4時間、チェッカーとなった。 (文中使用したデータは、場内放送で聞いたものを元にしています。 間違いがあったら、ごめんなさい) MAH01267 谷川左知子《三重》