全日本F3000

チームレイトン プレスリリース(1)

            プレス・リリース
       全日本F3000選手権シリーズ第6戦
         日本信販スーパーカップRD・2
          SUGOインターフォーミュラ
         7月27日:スポーツランド菅生
公式予選
 今日、7月27日より、全日本F3000選手権シリーズ第6戦が、宮城県のスポー
ツランド菅生で始まった。
 今回のF3000シリーズ第6戦は、公式には前戦の第5戦鈴鹿から約1ヶ月のイ
ンターバルこそあるものの、この1ヶ月の間に2度のここ菅生でのテスト、そして第
7戦富士に備えた富士テストを行っており、各チームは、それぞれのマシンの熟成を
さらに進めている。
 また、この間にグループCのレース、グループAのレース、そしてテストも行われ
ており、ほとんどのトップ・ドライバーは、毎日何らかのレーシング・マシンをドラ
イブしてきている状態にある。まさに、モーター・スポーツは真っ盛りを迎えたとい
う観がある。
 このような状況のなかでチーム・レイトンはエースの関谷正徳に菅生では実績のあ
るレイトンハウス90Bの91年仕様バージョンであるMK2を、そしてチーム・メー
トの田中実にはラルトRT23を投入して菅生入りした。
 まず、昨日行われたフリー走行では、関谷は1分10秒台の午前のセッション最速
タイムをマークしたり、田中も午前、午後のセッションを通してレース・セッティン
グではトップ・ドライバーを肉薄する1分12秒台に突入したりと、とも予選に向け
て良好な感触をつかんでいた。
 今日の公式予選のコンディションは、早朝から晴ときどき曇となっており、予報に
よると、天候の崩れるおそれはなかった。そのため、早い時間に予選セッションの始
まる予選A組の関谷、田中は、午前中はタイヤがグリップしないという菅生のコース
の特性を考慮して、微妙なコンディションの変化に対応するために午前と午後のセッ
ションに向けて、それぞれ1セットづつ予選タイヤを使用する戦略を立てた。
 午前のセッションは、気温23度、路面温度30度という、比較的良好なコンディ
ションとなり、関谷は、規程の2セットの予選タイヤをフルに使ったタイム・アタッ
クを行ったチーバー、そして右京に続く3番手のタイムをマーク。しかし、田中はス
ロー・カーに引っかかり、13番手と低迷する。
 午後の予選セッションは、チームの予想に反して、気温は28度、そして路面温度
は43度までに上昇し、コース・コンディションは若干悪くなってしまう。しかし、
インターバルの3時間の間にセッティング小変更を施した関谷と田中は、関谷が見事
にセッションのトップ・タイム、そして田中が7番手のタイムをマークする事になる。
関谷 正徳
「予選タイヤは、午前中に2セット使うか、午前と午後で1セットづつ使うかは正直
言ってどっちが良かったとは言えない。例え午前のセッションが3番手だったとはい
えね。だって、午前中にベスト・タイムをマークしたのが12人、午後にベスト・タ
イムをマークしたのは14人なんだからね。とにかく、グリッドはいいところにいる
から、明日のレースは狙うだけだよ。」
田中  実
「予選タイヤをうまく使うのは、やっぱり難しいもんだね。午後の2回目は、なんと
か、まとまったけどもね。でも、レース・セッティングは、ほぼ決まっているから、
明日はガンガン行くだけですね。こういう、誰にとってもデータの少ないサーキット
でこそ、僕のようなルーキーが頑張れないとね。」
     提供:チームレイトン


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