COSMO OIL RACING TEAM CERUMO 全日本F3000選手権第4戦 予選 3戦連続してフロント・ローを奪取!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 1992年5月23日 鈴鹿サーキット 天気:午前・曇 午後・曇後雨 気温:23゚C 1992年5月23日、全日本F3000選手権第4戦の予選が三重県の鈴鹿サーキットで開 催された。COSMO OIL RACING TEAM CERUMOのエディ・アーバインは、この予選で2番 手のタイムを記録して、24日の決勝レースを最前列からスタートが決定した。第2戦 の富士、ポールポジションを獲得した第3戦の美祢に続き、3連続のフロント・ロー 獲得となる。 金曜日の公式練習でも、終始好タイムをマークし好調だったアーバインは、連続ポー ルに向け気合い十分であった。予選当日は薄曇で、気温もそれほど上がらない好コン ディションとなった。だが、天気予報では午後から雨の可能性もあり、各チームとも 午前の予選で勝負する体制だった。 午前の予選は状況をじっくり見て、予選時間の半分を回った35分過ぎに最初のタイ ムアタックを行った。このアタックで1分45秒558を記録し、2番手のポジションと なった。マシンのバランス、タイヤの状況も良く、アーバインは2セット目のタイヤ を履き、予選終了15分前に2度目のアタックに入った。そして1分45秒200の好タイ ムで、リーディング・ボードのトップにアーバインは名前を刻んだ。最終的にはチー バー選手には抜かれたものの予選2番手を確保した。 午後の予選は、30分過ぎから雨となり、予選上位勢のタイムアップは無かった。こ の状況からチームは走行を行わなかった。これにより、アーバインは午前の結果のま ま予選総合2位となった。 ◆アーバイン選手のコメント 午前の2回目のアタックの時は、タイヤの暖め方が少し足りなくて、S字コー ナーまではグリップがちょっと足りなかったんだ。44秒台の勝負だと思ってい たから2番手でよかったよ。チーバーのマシンはストレートで速いから、決勝 レースはスタートを決めて前に出たいな。そうすれば勝つチャンスはあるよ。 雨が降ったらマシンの差も少なくなるし、もっと可能性が増えるじゃないかな。 ◆チーム監督のコメント マシンはテストから好調で、順調に熟成が進んでいます。それだけにこの結果 は納得のものです。決勝レースのセッティングも決まっていますし、スタート さえ決まれば行けると思いますよ。雨に対してもセッティングは研究済みです し、そのときはみんな条件は同じですから問題はありません。 ◆予選結果 No.11 エディ・アーバイン コスモオイル ローラT92 無限 DL 予選1回目:1'45.200(2位) 予選2回目:走行せず 予選総合2位 タイム:1分45秒200 決勝1列目スタート