《全日本ツーリングカー選手権 in オートポリス》 共石スカイラインGT-R、 ------------- 終了間際のアタックで見事ポールポジション! --------------------- ☆ 公式予選ニュース 4月25日:予選 天候:快晴 路面:ドライ 全日本ツーリングカー選手権(グループA)シリーズ第2戦の予選が、25日、 オートポリス・サーキットで行われ、ディビジョン1のオロフソン/木下組(共石 スカイラインGT-R)が1分53秒 658のレコードタイムでポールポジションを 獲得。 また同2では、ラッツェンバーガー/ローランド組、同3では中子/岡田 組がそれぞれトップタイムをマークした。 前日は深い霧のため、予定されていたフリー走行が中止。 しかし、一夜あけた土曜日はきれいに晴れ渡り、絶好のコンディション。 阿蘇の大自然のなかで熱戦の火ぶたをきった。 来春のF1開催が内定したことも手伝ってか、ファンの出足は昨年以上に早く、 午前8時の開門時には徹夜組も含め、 150台のクルマが正面ゲートに集結。 まだ予選というのに、9300人の熱心なファンが観戦に訪れた。 そのせいか、午前のフリー走行からいきなりコースレコードが更新された。 これまでのレコードは、昨年星野/鈴木組のカルソニック・スカイラインが記録し た1分56秒 273。 それをオロフソン/木下組が1分54秒 025、そして星野/影山組が1分54秒637、 長谷見/福山組が1分56秒 201と、3組があっさりレコードを更新した。 注目の予選第1セッションでは、開幕戦・TIサーキットを制した長谷見/福山 組が1分53秒 946という驚異のタイムを記録。 オロフソン/木下組がこれに続き1分55秒 310、期待された星野/影山組は5位と 大きく出遅れた。 「午後は気温が上がる。勝負は午前のセッション」と読んだ長谷見は午前の予選 に全力を投入、一気に勝負に出た。 逆に星野は早朝からもう一つタイムが伸びず、午後のセッションに賭けたものの、 予想以上に気温が上がり、1分54秒 173の3位まで詰めるのがやっと。 結局、午後の予選第2セッション終了わずか4分前にオロフソンが1分53秒658 のレコードタイムをたたきだし、大逆転! 長谷見は直後に最後のアタックを試みたが、0.197届かず、2位スタートとなった。 「去年までは、長谷見さんと同じチームで走っていた。 でも、新しいチームに移り、そこで初めてポールポジションを取れたのは、とても うれしいし、価値があることだ。 クルマのセット、タイヤと全てがうまくかみ合っている。 決勝戦は長谷見さん、星野さんら3,4台の激しいレースになると思う。 じっくりと行くつもりだ。」と、A.オロフソン選手。 またチーム監督の佐々木誠雄さんは、 「このコースは去年も勝っているように、オロフソンに合っている。 コーナリングが速い。 とても楽しみだ」と、語っている。 提供:オートポリス 協力:FMOTOR2 * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (PBA00065)/RIJ *