全日本F3000選手権第4戦 日本信販スーパーカップ第1戦 美祢サーキット 5月11日(土) コンディション:晴のち曇 予選日 新装なった美祢サーキットで、初めてのF3000イベントが開幕した。 また、この日本信販スーパーカップ第1戦は全日本選手権第4戦となっており、シー ズンもいよいよ中盤戦へと突入することになる。 チーム・レイトンは、この第4戦の美祢に向けて、先月すでに合同テストに参加し ており、基本的なデータの収集は終わっている。 加えて、新たに認可を受けたばかりのサーキットということで、9日の木曜日には 特別走行セッションも設けられており、チームにとっては今年初めてローラT90/ 50とニューマシンのラルトRT23を使用するとはいったものの、セッティング・ データとしては他のライバル・チームとほぼ同等となっている。 このような状況の中で、木曜日の1回目のフリー走行では関谷がローラT90でトッ プ・タイムをマーク、2回目のフリー走行では田中がラルトRT23で2番手のタイ ムをマークした。金曜日に行われた3回目とフリー 走行では、関谷も田中もレース・ セッティ ングを煮つめることに集中。 そして、今日の土曜日は、収集したセッティング・データに基づいて、プログラム 通り予選に臨み関谷が9番手、田中が16番手のグリッドからスタートすることになっ た。 しかし、公式レースプログラムが始まった木曜日から、天候は下り坂にあり、明日 は雨の中でのレースとなる可能性も出てきている。 関谷 正徳 「いままでローラのデータを採り続けてきたことがやっと、実戦に反映されてきたみ たいだ。ローラでの予選タイヤでの走り方も、だんだん判ってきた。グリッドには不 満が残るけどレース・セッティングはかなり進んでいるから、どんどん抜いて行ける と思うんだ。でも、天気がちょっとね。明日は雨にならないことを祈るよ。」 田中 実 「今回はマシンにトラブルらしいトラブルもなかったんで、他のラルト・ユーザーと 互角にセッティングが進められたと思う。それに、テストでの調子も良かったから、 現在まではほぼ予定通りに運んでいるよ。ただ、予選タイヤの使い方は、まだまだ勉 強しなきゃいけないと感じているけど。でも、とにかく、今は明日のレースのことだ けを考えるよ。」 <<ゼッケン16の 関谷正徳は、明日のレースではオンボード・カメラを搭載して決 勝 レースに出場します。このレイトンハウスT90+関谷のレース・シーンは、5月1 8日深夜に日本テレビ系列で放映予定です。放送時間帯は、地域によって異なります が、ほぼ24時から28時の間となっています。放送時間をテレビ番組リストでご確 認のうえ、テレビ観戦/ビデオ収録をどうぞお忘れなく!!>> 提供:チーム・レイトン