鈴鹿F3000合同テスト 5月1日(水) 天候:曇 AM10:00~12:00 コンディション/ドライ PM 3:00~ 5:30 コンディション/ドライ 合同テスト2日目の今日、チーム・レイトンの関谷正徳は、順調にテスト・メニュー を消化し、午前中の2時間のセッションでは2番手のタイムをマークすることに成功 した。 セッション開始の10時きっかりにコース・インした関谷は、午後からは雨になり そうだという天気予報を考慮し、また、昨日のうちにレース・セッティングのデータ 収集プログラムをほぼ終了していたこともあって、午前のセッションの残り30分こ ろから早めの予選シュミレーションを行うことを決定。都合3回のタイム・アタック を行い、いずれもレースに向けて手ごたえのある47秒台のタイムをマークした。 午後のセッションでは、午前中のセッティングに若干の変更を加え、シャーシ・バ ランスを向上させるために再度レース・セッティングの収集に努めたが、予定のテス ト・プログラムはほぼ問題なく終了したために、関谷の16号車クル ーは、次戦の選 手権シリーズ第4戦の美祢に早めに備えるため、テストを1日繰り上げて鈴鹿を後に することになった。 一方、チーム・メートの田中実は、周囲を気にせず走り込みに専念。燃料を満載し た状態でコンスタントに50秒台をマークできるまでにトレーニングが進んだ。しか し、他のラルト・ユーザーと同じように、初期トラブルは依然として頻発しており、 イレギュラーのピット・インを余技なくされている。そのため、田中の15号車クルー は、明日のテストには、当初の予定通り参加することになっている。 関谷 正徳 「思いのほか順調なテストだった。トラブルらしいトラブルも発生しなかったしね。 ただ今回は他のチームが、どのような状況でテストしているのかが読みにくいテスト だったから、油断は絶対に禁物だね。本番では、気を引き締めて行きたいよ。とにか く、今は次の美祢のセッティングの進め方を考えることに専念するよ。」 田中 実 「ちょっとピットに入る回数が多かったけど、走行距離は伸びてきたよ。それに従っ てタイムも安定してきたしね。マシンに関してももやってみたいことはいろいろとあ るから明日の合計6時間のセッションもフルに使ってデータを集めてレースに反映さ せたいね。」 提供:チーム・レイトン