COSMO OIL RACING TEAM CERUMO 全日本F3000選手権第1戦 予選 アクシデントでタイムロス! 予選12位に  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 1992年3月7日 鈴鹿サーキット 天気:晴/ドライ 気温:10゚C 1992年の全日本F3000選手権がいよいよ開幕。その第1戦は3月7日、鈴鹿サー キットで幕を開けた。この日行われた予選で、昨年に引き続き、COSMO OIL RACING TEAM CERUMOのドライバーとして走るエディ・アーバインが、予選総合12位のポジシ ョンを獲得した。8日の決勝レースは、6列目からのスタートとなった。今シーズ ンからタイヤをダンロップに、エンジン・メンテナンスを尾川自動車に代えての初 めてのレースである。 冷たい風が吹くものの安定した天気で、チームは午後の予選に勝負を賭けるため、 午後にも予選タイヤを残すことを決定した。B組で予選を戦うアーバインは、午前 の予選1回目では10分過ぎに1回のタイムアタックを行った。タイムは1分46秒019 を記録し、午前の予選終了時点で5番手につけた。 午前に使用したタイヤはソフト・コンパウンドであったが、これはグリップがア タックの1周も持たなかったため、午後にはハード・タイプを使用することとなっ た。まず、午前に使用したタイヤで軽くアタックし、1分47秒台を出す。そして、 開始26分過ぎにニュータイヤに替えてタイムアタックに入った。しかし2コーナー でスピンしたマシンにじゃまされるアクシデントに遭遇し、1秒ほどのタイムロス をしてしまう。結局、このアタックで1分45秒144のベスト・タイムを記録。B組の 総合で6位となり、明日の決勝レースは中段6列目のスタートとなった。 ◆アーバイン選手のコメント 午前のタイヤは失敗だったけれど、午後のはバッチリだったよ。でも2 コーナーでスピンしているマシンがいたんでタイムロスしたんだ。それ がなければ44秒前半は間違いなかったのに。 ◆チーム監督のコメント 結果としては、上位に食い込めませんでした。しかし、タイヤの銘柄を 替えてすぐに結果が出る訳ではなく、やはりテストや実戦による積み重 ねが必要です。今後もダンロップさんと共に開発を続け、皆さんの期待 に添える成績をお見せしたいと思います。 ◆予選結果 No.11 エディ・アーバイン コスモオイル ローラT91 無限 予選1回目:1'46.019(5位) 予選2回目:1'45.144(5位) 予選B組6位:1'45.144 予選総合12位 6列目スタート 提供:コスモ石油レーシング事務局