Formula Nippon

野田英樹Fニッポン参戦について語る

                     野田英樹FN参戦の意欲を表明

  12月18日、鈴鹿サーキットにおいて行われたフォーミュラ・ニッポン合同走
行会にCERUMOから参加した野田英樹の共同インタピューが行われた。

Q:参加したのは、来年フォーミュラ・ニッボンに参戦するということですか?
A:今の段階ではまだ参戦するかどうかは未定です。アメリカの可能性もまだ
    残っています。ただ、参加したぐらいですから、フォーミュラ・ニッポン
    に乗りたい気持ちは充分にある、ということです。ただし、帰ってくるか
    らには勝たなければ意味がありませんから、チャンピオンをとれる体制
    (技術カ、過去のデータ、充分なテストや新しいシャシーを用意できる資
    金カなど)を満たせるチームと契約できれば、ぜひ参戦したいと思ってい
    ます。そうなれば、強い外国人に勝ってチャンピオンをとります。

Q:CERUMOから参加した経緯は?
A:先に述ぺたような条件を満たすであろういくつかのチームにこちらからお
    願いをしました。その中で、前向きに検討してくれて、しかもタイミング
    があったのがCERUMOだった、ということです。他にも前向きに検討してく
    ださっているチームはあります。

Q:ヨーロッパやアメリカで経験を積んでこられた上で日本に帰ってみようか
    と思われた理由は?
A:自分としては、世界に通用するドライパーをめざしてきました。それは今
    も変わりません。今でもF1も全く可能性がないわけではありませんし、ア
    メリカでは、勝てるわけがないようなチームで1勝することができたおか
    げで、INDYのトップチームからも声がかかるようになりました。しかし、
    海外で、これまでがんばってきましたが、いくら実カがあっても、自分一
    人のカで戦うのは限界があることもわかりました。
      アメリカでもINDYの1年目は、例えばINDY LlGHTSでチャンピオンをとっ
    た実力のあるカナンでさえ、スポンサーが必要ですし、F1はそれ以上です。
    日本に一度帰ることは、海外が遠のくようですが、そこは「急がば廻れ」
    で、日本で活躍して、新しいレースファンにも名前を覚えてもらい、日本
    全体の応援を受けて、再び世界に挑戦したい、と思い始めたのです。

Q:FNで走ったとして勝った後の次の目標はF1ですか?INDYですか?
A:技術的にトップのF1はやはり魅カ的です。が、アメリカのモータースポー
    ツもパドックの雰囲気なども含めてスポーツとしての成熟度が高い。むず
    かしい間題ですが、いずれにしても、次に海外に出るときにはただ走るだ
    けのチームではなく、やはりトップ争いできるようなチームでなければ意
    味がないと考えています。

Q:結論はいつごろ出そうですか?
A:年内は無理かもしれませんね。アメリカはクリスマス休暇に入ってしまい
    ますが、待ってもらっている状況なので、年明け早々には結論を出さなけ
    ればいけないと思っています。

Q:日本のファンに一言。
A:もし、フォーミュラ・ニッポンで走ることになったら、これまで海外で積
    んできた経験と、がんばってきた実力をぜひ見てほしいと思います。自信
    がなければ戻ってきませんからね。

  資料提供:日本レースプロモーション(JRP)

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