関谷正徳選手が10月21~22日のJGTC最終戦・鈴鹿のレースを最後に、GTドライバーとし ての現役を引退することになりました。以下はトムスから発表されたリリースの抜粋で す。 『関谷正徳、ドライバー勇退のご案内』 さて、この度の全日本GT選手権シリーズ第7戦(10月21~22日)を最後に、弊社ドライバ ーの関谷正徳が、GTドライバーとしての現役を引退することとなりました。 29年間、レーシングドライバーとして、トムスと共に一心同体で、負ける悔しさも、 勝つ喜びも一緒に分かち合って来ました。トヨタのワークスドライバーとして数々の戦 跡を残した他、ル・マン24時間耐久レースでは日本人として初優勝を飾るなど、日本に とどまらず、世界のモータースポーツの歴史にその名を刻んでまいりました。 関谷のGTカーによるアグレッシブな走りは、この鈴鹿を最後に見ることが出来ないこ とは大変残念なことですが、今後はトヨタ・チーム・トムスの監督として就任するほか、 後進の指導に当っていくこととなります。 いままで以上に、厳しい目と、29年間培ってきた技術で、若いドライバーを育て上げ てくれることを期待してやみません。 レース終了後にピットにて関係者を集め、関谷さんからのご挨拶があるようです。 最終戦は関谷選手のほか、長谷見昌弘選手もJGTCから引退。残念です。 皆越和也