スーパーフォーミュラ第3戦は22日、スポーツランドSUGOでフリー走行を行い関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)が、トップタイムを記録した。
フリー走行は午前9時より1時間1分で行われた。昨夜からの雨も早朝には上がり、上空には時折薄日が差す。所々ウェットパッチが残るもののレコードラインはほほドライ。ウェット宣言が出され、徐々にコンディションが回復する中で、セッションは進行した。
序盤は、路面の回復を待ってピットで待機、またはウェットタイヤを履いて1周回るのみでピットで待機するドライバーが多く、20分過ぎにようやく全ドライバー、ドライタイヤを履いての走行が始まった。
ここでトップタイムを記録したのが1分5秒471で山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)。2位には小林可夢偉(KCMG Elyse SF19)が、3位には野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)が続く。
上位陣の順位は変わらず、膠着状態でセッションは推移したが、残り15分アーテム・マルケロフ(UOMO SUNOCO SF19)が1コーナーでコースアウトして車両回収のため赤旗が提示された。
セッションは午前9時54分に再開。1分間延長され残り7分での走行となった。ここでトップに立ったのは1分5秒284で関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)。山本は2位に、小林は3位に落ちた。
以下、4位に牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)、5位にアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING SF19)のナカジマ勢が続き、6位には山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF19)が付けた。
公式予選はこの後午後12時30分よりノックアウト方式で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Motorsports Forum



