2000 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 3
SUGO GT CHAMPIONSHIP
若手コンビのMobil1 NSX(伊藤大輔/シュワガー組)優勝!
5月28日、スポーツランドSUGOで行われた全日本GT選手権第3戦「SUGO GT
CHAMPIONSHIP」は、連勝を目指す#18TAKATA童夢NSX(脇阪寿一/金石勝智組)が
90kgハンデをものともせずポールから終始レースをリードしたが、残り16周と
なったところでスピン。チェッカー目前にも再度スピンを犯して自滅。
今季から若手新コンビとなった#64Mobil 1 NSXが優勝を飾った。Mobil 1 NSX
を走らせるナカジマレーシングは、先週のフォーミュラ・ニッポンMINEの松田
に続き2連勝。若手の活躍が目立った5月だった。
(観客:40,100人)
■レースノート
崩れるはずの天候は予報に反して回復してきた。風が吹き雲に動きはあるも
のの、雨の心配はなさそうだ。
午後2時20分、ローリングからGT500,GT300と全車がきれいにス
タート。81周先のゴールに向けての戦いが幕を開けた。
1周目 #18-64-36-21-6-16-37-35-100-2
2周目 馬の背で#16が#6をパス。5位に上がる。
3周目 1コーナーで#37が#6をパス。#6は順位を下げる。
4周目 #18,#64、2台のNSXが抜け出す形となってきた
ディフェンディングチャンプ#1GTRがS字先でストップ。早々にトラブル
で姿を消した。
5周目 #18-64-36-21-16-37-35-100-6-2
10周目 #21マクラーレンが#36スープラ抜き3位へ。今回#21は好調だ。
馬の背で#16が#36をパス。
#18-64-21-16-36-37-35-100-6-12
12周目 GT300#19と#910が絡んでスピン。
GT300の順位#7-26-19-77-
14周目 健闘していた#21マクラーレンがハイポイントコーナーでコースアウト
#81シルビア、ピットイン。エンジントラブルのようだ。
18周目 #26ポルシェにオレンジボール旗が提示された。水をまいている。
20周目 #18-64-16-37-36-35-100-12-39-2-30-6-8……
GT300 #7-26-19-77-10-3…… #26ピットイン
25周目 #18-(1.6)-64-(5.9)-16-37-36-35-100-12-39-2
トップ2台の間隔が急に詰まってきた。すでにテール・トゥ・ノーズ状態だ。
#18は90kgのハンデを背負っている。タイヤが辛くなってきたのか?
30周目 #18-64-16-37-36-35-100-12-39-2 トップ10に順位変動はない
GT300 #7-19-10-77-31-71
34周目 #16NSXピットイン。上位陣では最初のルーティンピットワークだ。(24秒)
38周目 #64NSX(30秒),#36スープラ(40秒)、ピットイン。
39周目 トップ#18NSXピットイン(28秒)
40周目 #35スープラピットイン(30秒)
41周目 #37スープラピットイン(25秒)
44周目 #2GTRピットイン(24秒)
45周目 #(100)-18-64-(30)-16-35-12-39-36-2
GT300 #(71)-(10)-(31)-19-7-77
トップだった#7RX7はピットインの際タイヤ交換に手間取り順位を落とした
#100NSXピットイン(31秒)
49周目 #31MR-Sレインボーコーナーでスピン
50周目 #18-(2.9)-64-(11.7)-16-35-12-37-100-39-36-2
ピットインを終えてもNSXの1~3位独占は変わらない
GT300,#7NSXが#19セリカを1コーナーで抜きトップに返り咲いたが、その直
後にオイル吹き上げピットイン。
58周目 #8NSXスピン、グラベルへ。
60周目 #18-(2.8)-64-(14.6)-16-35-12-37-39-36-6-2-100
GT300 #71-19-10-77-24-51
トップ3台のNSXに対し#100はペース上がらずズルズル順位落とす
65周目 #64NSXに追い上げられていたトップ#18NSX、3コーナーでスピン!!スポンジ
バリアに軽くヒット。即座にコース復帰して2位はキープするが、大きく遅
れてしまった。
66周目 #64-(12.7)-18
70周目 #64-(16.9)-18-(3.9)-16-(0.8)-35-12-39-36-6-37-100
GT300 #19-10-77-71-24-31
#16NSX,#35スープラが#18を追い上げている。
74周目 1コーナーで#16NSXが#18NSXをとらえ2位へ浮上。
80周目 3位キープしていた#18NSX、またも1コーナーでスピン。コース上に止まった
ところへ300クラスのマシンが接触。だが、両者とも再スタート。
FINISH #64-16-35-18-12-39-6-36-37-100
GT300 #19-10-77-71-
■決勝結果(暫定)
P -No.Cls----Car---------------------- Driver(s)------
1 64 500 1 Mobil 1 NSX 伊藤/シュワガー
2 16 500 2 Castrol無限NSX 中子修/道上龍
3 35 500 3 マツモトキヨシトムスSupra 山路/ラファネル
4 18 500 4 TAKATA童夢NSX 脇阪寿一/金石勝
5 12 500 5 カルソニックスカイライン 星野一義/本山哲
6 39 500 6 デンソーサードスープラGT 影山彦/ファマン
7 6 500 7 エッソウルトロンスープラ 野田英/ガ-ドナ-
8 36 500 8 カスロールトムス・スープラ 関谷正徳/土屋武
9 37 500 9 カスロールトムス・スープラ 荒聖治/鈴木利男
10 100 500 10 RAYBRIG NSX 飯田章/服部尚貴
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17 19 300 1 ウェッズスポーツセリカ 脇阪薫一/原貴彦
18 10 300 2 アビリティ・マリオポルシェ 檜井保孝/山岸大
19 77 300 3 クスコスバルインプレッサ 小林且雄/谷川達
20 71 300 4 シグマテック911 城内政樹/河野尚
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*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***