SUPER GT

S-GT第2戦岡山 道上5年ぶりのポール!

2006オートバックスSUPER GT第2戦、岡山GT300KMレースのスーパーラップは、道上龍のドライブする#18TAKATA童夢NSXが5年ぶりにGT500クラスのポールポジションを獲得することとなった。
GT300クラスは、佐々木孝太のドライブする#46吉兆宝山DIREZZA Zが開幕戦の鈴鹿に続いて2戦連続ポールを達成した。

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公式予選2回目は午後2時20分、当初予定より5分遅れで始まった。
開始時の気温は17度、路面温度は25度とのこと。
今回は全車とも予選基準タイムをクリアしているので、ここでタイムを出す必要はない。
スーパーラップ進出チームはそれへ向けての最終チェック、そうでないチームは決勝を想定して走ることとなる。

GT300、GT500の順で各15分の計時セッションの後、午後2時55分、スターティンググリッドを決めるスーパーラップが開始された

まずはGT300から。
最初にコースインするのは#26の911GT3。ドライバーは山路慎一だ。
2周のウォームアップランの後にタイムアタック開始。
タイムは1分32秒296とまずまずのタイム。

これに続く前回優勝の#88ムルシエラゴ(マルコ・アピチェラ)、#2紫電(加藤寛規)、#19セリカ(脇阪薫一)らはタイムが伸び悩み、山路の後塵を拝することとなった

しかし5番目にコースインした#11フェラーリの田中哲也が1分31秒698と、一気に山路のタイムをコンマ6秒上回ってトップに立つ。

次にアタックした#62ヴィーマック(柴原眞介)は田中のタイムに一歩及ばなかったが、7番目にアタックした#46Zの佐々木孝太は開幕戦に続いて会心のアタックを見せ、1分30秒664でトップに立った。

続いてコースインした#110ボクスター(菅一乗)、#27ヴィーマック(谷口信輝)#13Z(影山正美)らは佐々木のタイムに届かず、影山2番手、谷口3番手、菅4番手に終わり、GT300クラスは佐々木孝太が2戦連続でポールを獲得することとなった。

続いてはGT500。

トップバッターの#23Z(本山哲)は1分25秒151、2番手の#66スープラ(アンドレ・クート)は1分25秒243と平凡なタイムに終わるも、4番目にアタックした#32NSX(ロイック・デュバル)は1分24秒356、続く#1SC(立川祐路)は1分24秒219と大幅にタイムアップ。二人は午前中に自身が出したタイムをも上回ってきた。

続く#8NSXは今回はラルフ・ファーマンがドライブ。1分24秒316とこちらもタイムアップを果たしたものの、立川には届かなかった。

6番目に出走した#12Zのブノワ・トレルイエはまさかの1分25秒435。一気に6番手に後退。
続く#22Z(ミハエル・クルム)も1分24秒510に終わった。

8番手出走は#18NSX(道上龍)は1分24秒043を叩き出して一気にトップへ。続く#100NSX(セバスチャン・フィリップ)は1分24秒074と僅差で2番手に。道上とフィリップの出したタイムは午前中の横溝のトップタイムをも上回る好タイムだ。

そして最後のアタッカー、#3Zの横溝直輝がコースイン。
前半セクションでは道上のタイムを上回るも、インフィールドに梃子摺り、1分24秒155で3番手にタイムに留まった。これで#18TAKATAのポールポジションが確定した。道上にとっては2001年の鈴鹿以来5年ぶりのポールだ。

これにより、GT300では吉兆宝山、エンドレスと2台のZがフロントローを独占、GT500はTAKATAとレイブリックの2台のNSXがフロントローを独占することとなった。
なお、今回は最大出走台数が38台と定められているため、#55DHG ADVAN FORD GTが予選落ちとなった。

スーパーGT第2戦の決勝は、4月9日午後2時より、82周で行われる。



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