SUPER GT第6戦FUJI GT 250kmは10日、富士スピードウェイで予選1回目の各クラス上位10台でスーパーラップ方式の公式予選を行い、GT500クラスはDENSO SARD SC430(石浦宏明/井口卓人組)が、GT300クラスは初音ミクグッドスマイルBMW(谷口信輝/番場琢組)がのポールポジションを獲得した。
■GT300クラス
スーパーラップは14:45分から開始。#15清水康弘のポルシェが先頭をきってコースイン。初のSLだったためかタイムは伸びず。1分46秒772。
続いて久々のSL登場はベテランドライバーの#41山路慎一。1分45秒539として、この時点では逆転の暫定トップとする。
3番目はSUGOで今季初優勝の#14折目遼。スムーズなドライビングで1分45秒120とここも逆転でトップに浮上。
4番手は#43高木真一。BSタイヤ装着の今季はここまでランキング10位。コースいっぱいを使ったアグレッシブな走りで1分44秒945としてこちらも逆転!
5番手は#25土屋武士のポルシェ。修正舵は少ないスムーズなドライビングで1分44秒450! とこちらも暫定のトップをマークする。
6番手、#5黒澤治樹。セクター3でのわずかなドライビングミスから45秒013と3番手。
7番手に#2加藤寛規。セクター2まで攻める走りでかなりの速さをみせ、1分44秒180とトップを奪取!
8番手は#88関口雄飛。大胆な攻める走りをみせるが、1分44秒504とこの時点で3番手。
9番手#26峰尾恭輔のポルシェ。セクター3で速さを見せ、1分43秒858でトップタイムを叩き出す。
10番手最後は#4谷口信輝。90kgのウエイトハンデで予選1回目のトップタイムをマークしているが、1分43秒416! とSLでもトップタイムを叩き出した。
これでPPは#4の43秒416、#26の858、#2 44.180、#25の450、#88の504、#43の946、 #5の45秒013、#14の120、#41の539、#15の772までがトップ10ということとなった
■GT500クラス
500クラスのスーパーラップは15時20分から開始。
#32道上龍のHSV010が先頭をきってコースイン。まずは1分35秒568としてこれがターゲットタイムとなる。
続いてのSL登場は若手#8小林崇志が1分35秒315として、この時点では逆転の暫定トップとする。
3番目は#1ロイックデユバル。80kgを超えるウエイトハンデをコントロールして1分35秒431とここはわずかに届かず2番手に浮上。
4番手は#17金石年弘。HONDA勢の最後を飾るが、1分35秒616と4番手。
5番手は#36アンドレロッテラーのSC430。56kgのウエイトハンデでセクター3で抜群の速さを見せて1分34秒745! と暫定のトップをマークする。
6番手、#6大嶋和也。1分34秒688と逆転でトップタイムをマークする。
7番手に#35ベテラン脇阪寿一。1分34秒708とわずかに及ばず2番手に。
8番手は#38平手晃平。1分34秒525とさらに逆転で暫定トップに。
9番手はウエイトハンデ100kgの#46ロニークインタレッリのGTR。1分35秒430で6番手。
10番手最後のアタックは#39石浦宏明。ウエイトハンデ52kgながら予選1回目のトップタイムをマークしている。そして見事なアタックで1分34秒411と僅差ながら逆転で見事なPPを獲得した。
SC430勢が地元富士でトップ5を独占する結果となった
これでPPは#39の34秒411、#38の525、以下#6の688、#35の708、#36の745、#8の35秒315、#46の430、#1の431、#32の568、#17の616までがトップ10ということとなった。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA





