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Formula Nippon

FN:第8戦SUGO決勝記者会見

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優勝 松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)
fn_r08_r_pc_matsuda  「今回はチームタイトルを達成する目標と前回、勝ってチャンピオンを決められなかった悔しさがあったので、それを実現したかったです。フラストレーションがたまる予選で幸い2位になれたのにスタートを失敗してしまいました。小暮選手とは何回も当たったりして、申し訳ない部分もあったんですが、二人ともコースに残っていいバトルをできました。本山選手を抜いたときは、彼がシフトが上がらないようでインを押さえられていたので、ここで引いてたら抜けないと思って、結構危なかったんですが無理してアウトぎりぎりのところから行きました。そうしたら後ろが小暮選手だったのであれっと思いました。最後は乾いてくるコンディションのなかで、いつドライになるだろうというような状況だったんですけど、それに対してタイヤのマネジメントにものすごく頭を使って、水があるところを探して走りました。2コーナーの先のところにタイムの出るボードがあるので、それを見ながら小暮選手のタイムを見て、小暮選手がペースを上げたらぼくもペースを上げて、という感じでレース運びをしていました」
決勝2位 小暮卓史(PIAA NAKAJIMA RACING)
fn_r08_r_pc_kogure  「もてぎのレースではクラッチにトラブルがあって、それを克服して、前回、今回とスタートが決まって2位まで上がれたました。バックミラーが見えない状況で、松田選手がどこからくるのか分からなかったんですが、唯一できるのはブレーキングポイントを遅らせるだけで、こっちも限界なら向こうも限界だろうと思っていました。リアがグリップしなくて、オーバーランすればコースアウトするという状況で、マシンコントロールが難しかったです。松田選手に気づくのが遅れて抜かれてしまいました。そこから離されずに付いて行こうとしたんですが、こちらがプッシュすると相手もプッシュしてくるという状況で届かなかったですね。みんなクルマ的には余力はあったと思います。乾いてるラインを使えばタイムが出るのはわかってるんですが、それをするとその後のラップタイムが落ちてしまうので、なるべくぬれているところを走って、コンスタントにいいタイムをキープするようにしました」
決勝3位 ロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA RACING)
fn_r08_r_pc_duval  「スタートは良かったんですが、もう少し良ければ松田選手を抜くことができました。その後はセーフティーカーが入って、再スタート後はアンダーステアが強くて、ジェットコースターのように速くなったり遅くなったりして、タイムをロスしました。ベストを尽くして、ドライバーズラインキング2位をキープすることと、チームチャンピオンシップのために優勝を目指しましたが、こういう結果になってしまいました」
優勝チーム監督 星野一義(LAWSON TEAM IMPUL)
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 「皆さんの協力を得ながら優勝することができました。今日のレースは誰が勝ってもおかしくなくて、この3人がみんな優勝する力がありました。タイヤの摩耗、アンダーステアやオーバーステアのなかでタイヤをいたわって62ラップするすのは本当のプロの走りです。タイムが上がったり下がったり、デュバル選手が来るんじゃないか小暮選手がくるんじゃないか、自分のなかで格闘していました。天気とタイヤと路面状況、ストレートで水を拾いながら、頭脳プレーで勝ったレースだと思います。いいレースを見せていただきました。この3人はプロフェッショナルだとぼくも感心しています。チャンピオンを取れたので、外食ばかり続いているし、明日は、アジの開きでも焼いてもらって、白いご飯を食べたいです。電話は切っておくのでしないでください。なにもしないで......。ゴルフはしようかな。本当にありがとうございました。来年も頑張りますのでよろしくお願いします」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI


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