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F4西日本シリーズ

F4W:西日本第4戦鈴鹿決勝 FCクラスの福住仁嶺が総合優勝、Cクラスは浅原悠貴が初優勝

 JAF地方選手権F4西日本シリーズ第4戦「鈴鹿クラブマンレース第5戦」は17日、鈴鹿サーキット東コース(1周・2.243km)で決勝を行い、FCクラスの福住仁嶺(HFDP/SRS-F/コチラR)が、23周・22分3秒209で総合優勝を飾った。Cクラスは浅原悠貴(CMインダストリー・RK01)が優勝した。

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 正午過ぎに降った通り雨は上がったものの路面はウェット。根本悠生(WILLDOZTEスピリット)が電気系トラブルでピットスタートになったため午後1時50分、11台がウェットタイヤを履いてフォーメーションラップがスタート。1周を回って各車グリッドに着いた。

 シグナルがブラックアウトし、トップで1コーナーに飛び込んだのはポールポジションの平木湧也(SUCCEED SPORTS F108)。予選2位の浅原悠貴(CMインダストリー・RK01)は出遅れ、2位に上がってきたのは同3位の朝日ターボ(ヴァンガード・S Road☆MC090)。浅原は3位に落ちた。

 この後、3位浅原が2コーナーでコースアウトしさらに5位まで落ちると、2位の朝日も代って3位に上がってきたFCクラストップの福住仁嶺(HFDP/SRS-F/コチラR)に4周目の最終コーナーでパスされ3位にダウン。

 2位以下の混乱を尻目にトップ安泰かと思われた平木だったが6周目にドライビングスルーペナルティーが出される。グリッドに付いたときエンジンストールし、再始動の際、クルマが動いたためスタート違反と判定されたのだ。

 平木が9周目にペナルティーを消化するとトップに立ったのはなんとFCクラスの福住。2位には8周目に朝日を捉えた、こちらもFCクラスの坪井翔(美人&LTVフィールドFTRS)が上がってきた。

 2位の坪井は4秒近くあったトップ福住との差を徐々に詰め始めるが、1秒を切ったところでゴール。福住が逃げ切り、今シーズンFCクラス初、下克上の総合優勝を飾った。2位には坪井が入った。

 一方、平木のペナルティーで3位に上がった朝日は10周目にコースアウト。4位の浅原に先行されると、終盤21周目には11位から5位まで順位を回復してきた平木にもパスされ総合5位でレースを終えることとなった。

 結局Cクラスの優勝は総合3位の浅原で初。2位には総合4位の平木が入り、3位に総合5位の朝日と続いた。

 FCクラスの優勝は総合でもトップの福住、2位に総合2位の坪井、3位には総合6位の石川京侍(HFDP/SRS-F/コチラR)が入った。

 F4西日本シリーズ第5戦は9月21日、富士スピードウェイで開催される。

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総合3位、Cクラス優勝 浅原悠貴(CMインダストリー・RK011)
 「スタートで失敗して、朝日ターボ選手に抜かれてしまいましたが、レースペースは自分の方が速かったので途中で抜くことが出来ました。終盤はFCクラスの車に追いつきましたが、最後まで抜くまでには至りませんでした。クラス優勝はできましたが課題が多く残ってしまいました」
総合4位、Cクラス2位 平木湧也(SUCCEED SPORTS F108)
 「シグナルが消える直前にエンジンストールして少し動いてしまったので、ドライビングスルーペナルティーを受けてしまいました。ある程度は挽回できましたが、やはりスタートのミスが大きく、勝ちを狙っていたので非常に悔やまれます」
総合5位、Cクラス3位 朝日ターボ(ヴァンガード☆S・R♡ad☆MC090)
 「予選は新品タイヤを使ったのですが、まだどこまで攻めた走りができるかなどか分かっていなくて、限界を超えていけないラインを超えてしまいクラッシュしてしまいました。スタートは初めて雨ですごく緊張しました。前回スタートでミスをしたので、今回はちゃんとスタートを決めようと思っていたので良かったです」
総合&FCクラス優勝 福住仁嶺(HFDP/SRS-F/コチラR)
 「決勝レースのベストタイムでは他の選手に負けました。ファステストを取って勝ちたかったです。スタートでなんとか坪井選手の前に行けたので良かったのですが、後半のペースは坪井選手の方が速かったので、コースから飛び出さない様に気を付けて走りました」
総合&FCクラス2位 坪井翔(美人&LTV フィールド FTRS)
 「スタートではストール気味になって福住選手に抜かれてしまいました。予選でポールポジションを取った時に、スタートさえ決めれば勝てると思っていたレースだっただけに2位の結果は悔しいです」
総合6位、FCクラス3位 石川京侍(HFDP/SRS-F/コチラR)
 「最後、大津選手に引っかかって前に出るのに時間がかかり過ぎました。決勝のラップタイムもトップと離れていて全然良くなく、天候と運が良かっただけでクラス3位にはなれましたけど消化不良のレースでした」
Text: Yoshinori OHNISHI
Nobumitsu OHTAKE
Photo: Motorsports Forum

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