(Photo:Motorsports@nifty)
GTアソシエイション(以下GTA)はJGTC第2戦開催中のスポーツランド菅生で記者会見を開き、 2004年の海外大会(オールスターレース)開催に関する発表を行った。 それによれば、10月4日(月)~6日(水)に中国の珠海サーキットで、12月17日(金)~19日(日) にアメリカのカリフォルニアスピードウェイ(フォンタナ)で開催されるとのこと。 参加台数は珠海が28台、フォンタナが25台で、選考基準は珠海がRd4十勝終了時点のポイント ランキングを参考に選出、フォンタナはRd5もてぎ終了時点でのポイントランキングを参考に 選出となっているが、これに加えて車種のバラエティーや各サーキットで実施しているファン の人気投票、過去の実績や、現地のプロモーターの要望も考慮することとなる。 中国でのオールスター開催については当初上海での市街地レースが予定されていたが、昨年 北京で行われたお祭りで12名の死者がでたことの影響から、上海側が市街地でのイベント開催 を年1回でしかも小規模なものに限定せざるを得なくなり、GTAの要望する「見せるからには きっちりとしたものを見せたい」というフルサイズでのレース開催が困難となったため、 代替地として珠海サーキットが選ばれたとのこと。 ただし、加治事務局長は珠海での開催を「今後上海で開催していくための一つのステップ」 と考えており、引き続き上海での開催にむけて働きかけていく模様だ。 高橋国光氏(GTA会長)のコメント 「夢のような方向に向かっている感じがする。海外でのレース開催は一足飛びに実現するような ものではないため、十数年掛かってしまった。今日この発表が出来たことに関して、関係者、 メディア、そして今日もたくさん集まってくださっているファンの皆様に感謝したい」