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S-FJ日本一決定戦

富士Bグループ公式予選 松原将也がポールポジション獲得でZAP SPEED勢が両グループ予選トップ

日本一決定戦B組ポールポジションは松原将也(ZAP MARUTOKU 10V ED)

 2025年スーパーFJ日本一決定戦、Bグループ予選が12月20日(土)に富士スピードウェイで行われ、松原将也(ZAP MARUTOKU 10VED)が2番手の杉田悠真(LAPS with REV RACING GARAGE)に0.101秒の差をつけてB組セミファイナルでのポールポジションを獲得した。

 Aグループに続いてBグループの20分間の予選は午前9時15分コースオープン。Bグループではエントリーの19台全てが出走。A組より気温は上がって9度。しかし依然として小雨が路面を濡らしていて、全車レインタイヤでコースインする。

Bグループには鈴鹿・岡山シリーズ王者の吉田馨(TAKE FAST KKS-2)と筑波・富士シリーズ王者の津田充輝(ファーストガレージKK-SⅡ)とがエントリーしている。吉田は11月に行われた富士での前哨戦で優勝しており自信と持っての出走。

日本一決定戦B組白煙を上げる津田充輝(ファーストガレージKK-SII)

 一方、津田は同じ大会で予選でのマシントラブルから決勝DNSと、ややゲンの悪さを感じさせる中、なんとコースイン直後から白煙が目視され、コントロールラインではオレンジディスクが提示され、本格的なアタック前にピットイン。チームによオイルリークとのことで原因究明にとりかかる。不幸中の幸いなのは今日のスケジュールが朝の予選のみだということで時間には余裕がある。

 まずは残り時間15分、鈴鹿・岡山シリーズ11位の永原蒼翔(ピットワークながはら/MYST)が2分5秒852のトップタイム。続いて同シリーズ6位の杉田悠真(LAPS with REV RACING GARAGE)が6秒028の2番手。永原は続く周回で4秒217までトップタイムを削り取る。2番手林零仁(KSJC KK-SII)に続いて吉田が5秒030で3番手へ上がると、さらに3秒998をマークしてトップへ。永原が2番手で、杉田3番手に続いてもてぎ・SUGOシリーズ3位の松原将也(ZAP MARUTOKU 10VED)が4秒328で4番手、5番手磐上隼斗(富士吟景GIAアルビレックスKKS2)へ。

 2番手に落ちた永原だが、残り時間10分を切って2分3秒330を出してトップ奪回。吉田も3秒374と自己ベストを削るが0.044秒差で2番手へ。松原が3秒375で3番手、杉田3秒467で4番手に続いて田崎脩馬(制動屋 MYST,KK-SⅡ)が3秒944で5番手浮上。岩上6番手にドロップ。

 残り時間5分。雨足がやや弱まる中杉田が2分2秒760のトップタイム。松原3秒143で2番手。永原、吉田に続く5番手に一宮總太朗(MYST KK-SⅡ)が3秒848、八巻渉(中日本自動車短期大学KK-SⅡ)3秒848で6番手へと上がってくる。

 残り3分。永原が2秒681でトップに復活するも残り1分に杉田が2秒508で逆転。さらに松原が2秒407でトップに躍り出ると20分の予選が終了。松原がBグループセミファイナルのポールポジションを獲得、Aグループに続いて、ZAP SPEED勢がどちらもセミファイナルをポールポジションから出ることとなった。2番手杉田、3番手永原、4番手吉田、5番手八巻と鈴鹿・岡山シリーズを主戦場とする選手が続き、6番手に富士に絞って出場している林がつけた。

 Bグループのセミファイナルは明日12月21日(日)、午前9時20分スタート予定だ。

日本一決定戦B組ポールポジションは日本一決定戦B組ポールポジションは松原将也(ZAP MARUTOKU 10V ED)

日本一決定戦B組予選2位は杉田悠真(LAPS with REV RACING GARAGE)

日本一決定戦B組予選3位は永原蒼翔(ピットワークながはら/MYST)

日本一決定戦B組予選4位は吉田馨(TAKE FIRST KKS-2)

日本一決定戦B組予選5位は八巻渉(中日本自動車短期大学KK-SII)

日本一決定戦B組予選6位は林零仁(KSJC KK-SII)

Text: Yoshinori OHNIHIS
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

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