ENEOSスーパー耐久シリーズ2025 Empowerd by BRIDGESTONE第2戦「SUZUKA S耐」は26日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、ST-XクラスのCraft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3(Craft-Bamboo Racing)が総合のポールポジションを獲得した。
公式予選は午後2時から快晴のなか始まった。A、Bドライバーともグループ2(ST-4、ST-5F/R、ST-Q[#12, #55]クラス)、グループ1(ST-Z、ST-3、ST-Q[#61, #104])、グループX(ST-X、ST-1)の順でアタックを行い、A、Bドライバーの合算タイムでグリッドが決まる。
総合のポールポジションを争うST-Xクラスは6台が参加。Aドライバーのジェフリー・リー(Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3)が2位につけると、Bドライバーの太田格之進がただ一人、2分を切る1分59秒058と圧倒的なタイムでトップ。合算でのポールポジションを決めた。2位にはD'station Vantage(星野敏/上村優太)が、3位には開幕戦優勝のseven x seven PORSCHE GT3R(BANKCY/藤波清斗)が入った。
ST-Zクラスは12台が参加。AドライバーのHIRO HAYASHI(シェイドレーシングGR Supra GT4 EVO2)が2位、Bドライバーの平中克幸がトップタイムを記録し、合算でポールポジションを獲得した。2位には僅差で埼玉GB GR Supra GT4 EVO2(山崎学/吉田広樹)が、3位にはraffinée日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4(大塚隆一郎/富田竜一郎)が入った。
ST-1クラスは2台が参加。A、Bドライバーともトップタイムを記録したシンティアムアップルKTM(井田太陽/加藤寛規)がポールポジションを獲得した。2位にはD'station Porsche 992(星野辰也/浜健二)がつけている。
ST-3クラスは4台が参加。トランシースポーツの2台が車両規則違反で失格となったため、ポールポジションは岡部自動車フェアレディZ34(前嶋秀司/長島正明)がポールポジション。2位には岡部自動車フェアレディZ34(田中徹/清水啓伸)の岡部自動車勢がつけている。
ST-4クラスは9台が参加。Aドライバーの猪股京介(odula TONE MOTUL ROADSTER RF)がトップ、Bドライバーの徳升広平が2位につけポールポジションを獲得した。2位にはENDLESS GR86(坂裕之/菅波冬悟)が、3位にはシェイドレーシングGR86 (影山正彦/清水英志郎/山田真之亮)が入った。
ST-5Fクラスは7台が参加。Aドライバーの太田侑弥(THE BRIDE FIT)が2位、Bドライバーの蘇武喜和が4位にとどまったものの、合算ではポールポジションを獲得した。2位にはYAMATO FIT(安井亮平/内山慎也)が、3位にはSAKAE MOTOR SPORTS FIT(面野一/大島良平)が入った。
ST-5Rクラスは8台が参加。A、Bドライバーともトップタイムを記録した村上モータースMAZDAロードスター(村上博幸/太田達也)が文句なしでポールポジション。2位にはKOSHIDO RACINGロードスター(佐藤元春/柴田優作)が、3位にはMaple Hiroshima MAZDA ROADSTER(杉野治彦/古谷悠河)が入った。
開発クラスのST-Qは4台が参加。Aドライバーの伊藤和広(SUBARU High Performance X Future Concept)が2位、Bドライバーの山内英輝がトップタイムでポールポジションを獲得。2位にはMAZDA SPIRIT RACING 3 Future concept(寺川和紘/井尻薫)が、3位にはGR Yaris DAT Racing Concept(大政和彦/山下健太)がつけている。
決勝は明日27日、午前11時より5時間レースとして行われる。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Atsushi BESSHO