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SUPER GT

第1戦岡山ポールポジション記者会見 福住仁嶺「とにかく感謝です」

GT500クラス 14号車ENEOS X PRIME GR Supra(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

大嶋和也(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

予選記者会見: GT500クラスでポールポジションを獲得した大嶋和也(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

 「昨年から今年にかけて。体制が変わりました。GTの経験のないエンジニアだったし、最初から結果を出すのは難しいかなと思ってたんですけど、本当にチームみんなでいろいろテストも頑張って準備してきて、その成果がいきなり出せたというのが本当に嬉しいなあと思ってます」

 「今朝は結構路面温度も高くて、フィーリングがテストの時と全然違うし、あのクルマもいろいろ直した方がいいんじゃないかとか、悩んだ部分もあったんですけど、午後のコンディション変化を見越して、しっかり合わせ込めたのかなと思ってます」

 「僕としても去年はなかなかクルマを乗りこなせなくて、苦しいシーズンだったんですけど、今年のクルマは自信を持って踏めるし、非常にいい流れでここまで来れているので、いい予選だったなと思います」

福住仁嶺(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

予選記者会見: GT500クラスでポールポジションを獲得した福住仁嶺(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

 「公式練習は混走でロングランをしてから専有走行にいった形で、僕はほとんど乗ってなかったんです。あの公式演習でのコンディションっていうのがすごく難しくて、多分周りも苦戦したと思うし、僕らもクルマのバランスみたいなところはいろいろと課題があるのかなと思ってたんです」

 「僕らが今回予選で使ったタイヤはQ1とQ2で特性が近かったんですが、その中でも大嶋さんが使ったことないタイヤでいきなり、3番手タイムを出してくれて。その流れで大嶋さんのフィードバックを聞きながら、Q2に向けてクルマをエンジニアさんにアジャストしてもらいました。その効果もすごいあったと思うし、うまく1周まとめられたことによって、自身久しぶりのボールを取ることができました」

 「今年体制が変わった中で、不安要素がいろいろあったんですが、とにかく去年に比べてチームの雰囲気もいいですし、本当にワンチームで来ているので、開幕戦でポールポジションを取ることができて非常に嬉しいと思いますし、とにかく感謝です」

GT300クラス 4号車グッドスマイル初音ミクAMG(GOODSMILE RACING & TeamUKYO)

谷口信輝(GOODSMILE RACING & TeamUKYO)

予選記者会見: GT300クラスでポールポジションを獲得した谷口信輝(GOODSMILE RACING & TeamUKYO)

 「今日の午前の走行は、まず片岡選手が走り始めて、セッティングとクルマのチェックをして、その後、僕が中古タイヤでロングランをするというとこだったんですけど、あんまり良くなくて。むしろだいぶ厳しいなっていう状態だったんですけど、そのままQ1を谷口が行けというふうに言われまして」

 「(公式練習では)ニュータイヤを履くこともなく、だいぶ傷んだ中古しか入ってなかったんで、Q1を無事通れるかどうか、自分の中で心配がありました。実際、予選を走っている時も僕のメーター26秒ゼロ、最後なんとかひねり出して25秒9とかだったんですけど、朝の練習のタイムを見てただけにこのタイムじゃやばくね? って思いました。で、アタックを終えてみたら二番手って言われて、まあ意外と周り出なかったんだなと。コンディション悪かったのかなっていう印象でした」

 「そしてQ2に片岡先生が入ったら、もうライバル勢も凄まじいタイムを出してきて。こりゃスバルもアストンもLEONも速いなあなんて思ってたところ、4号車が赤赤赤ときて。セクターワンツーを赤赤できた時に『頼む。最後も頼む』って言ったらボーンってきたんで、非常に我がピットが盛り上がりましたけど、正直僕の中ではあのタイムは全然想像もしてなかったので、嬉しい気持ちと驚きの方がでかいですね、はい。まあでも、すごくグッジョブだと思ってます」

片岡龍也(GOODSMILE RACING & TeamUKYO)

予選記者会見: GT300クラスでポールポジションを獲得した片岡龍也(GOODSMILE RACING & TeamUKYO)

 「朝の走行で、まずシミュレーションに近しいものをやって。ニュータイヤでのバランスは、その時点でもう手応えを感じてはいましたが、ただポール取れる取れないとかいう次元ではなく、まあそこそこ上位にはいけそうだなあっていう手応えでした」

 「その後のロングランをやっていくと、割といろんな課題も見えている中で、明日の天気もわからないですし、まずは予選でできるだけ上を狙っていきたいねっていうところで、あの谷口さんのQ1を見ていました。で、谷口さんがグループ2番手で帰ってきてくれたので、クルマの仕上がりも確認がある程度取れたかなと。で、さらにそこから谷口さんのフィードバックで、もう少し路面が良くなるというところも含めて、セットアップの方も変えて、Q2に挑みましたが、正直このセット変更とコンディションの良くなる分も加味すると、これぐらいグリップしてくれたら、この手応えがあったら嬉しいなあっていう、期待をしていったところがほぼ合って。なので、自分的にはもう思った通りに走りたいように走れました。で、実際タイムもすごく良かったんですが、コンディションもいいし、ここのコースってだいたいBRZがポールをとるんで、まあそこそこ上位だろうなっていう感じだったんですが、無線でエンジニアよりも後ろの賑やかさが、なんかこれちょっと良かった感じかなっていうのが感じ取れました」

 「本当にちょっと自分でも驚く結果。手応えも本当に過去で一番イメージに近いようなクルマに仕上がってくれてて、この環境で走らせてもらえて楽しかったです」

予選フォトセッション: 両クラスのポールシッター

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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