静岡県小山町の富士スピードウェイで行われている2025オートバックス スーパーGT公式テスト。GT300クラスも2024チャンピオンの0号車VENTENY Lamborghini GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)がトップタイムを記録した。
29日のセッション2までは悪天候を考慮して走行を見合わせるチームが多かったGT300クラスだが、今回はドライコンディションということで各車入念な走り込みを行う。
まずは片山義章(UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI)が8周目に1分41秒497を記録すると、今季初参戦の佐野雄城(シェイドレーシングGR86 GT)が11周目に1分37秒934でこれを上回る。
しかし開始から40分が経過したところで0号車の小暮が1分36秒626(15周目)でトップに浮上。続いて元嶋も25周目に1分35秒633までタイムを縮め、最後は小暮が1分35秒705を31周目に叩き出す。結局これがこのセッションのトップタイムとなった。
2番手にはセッション最終盤の67周目に1分35秒667を蒲生が記録した65号車LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟/黒澤治樹)が続き、4号車グッドスマイル初音ミクAMG(谷口信輝/片岡龍也/中山友貴)が1分35秒742で3番手につけた。
Photo&Text: Kazuhisa SUEHIRO