カテゴリー

ニュース内検索

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第2戦岡山決勝 酒井翔太がポールトゥウインで4週連続優勝 2位は杉田悠真が、3位には初参戦の西田光来が入る

酒井翔太と杉田悠真の争い

 スーパーFJ地方選手権鈴鹿・岡山シリーズ第2戦は30日、岡山国際サーキットチャレンジカップレース第2戦で決勝を行い、ポールポジションからスタートした酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)が優勝した。

 決勝は午後0時50分にフォーメーションラップが始まる。ミッショントラブルの上吹越哲也(FTK・レブレーシングガレージ)は出走を取りやめ、14台がグリッドを離れた。このフォーメーションラップ中には、予選2位の吉田馨(TAKE FIRST KKS-II)がホッブスコーナー立ち上がりでミッションを壊し、ピットインしリタイア。開幕戦優勝のドライバーがスタート前に消えることとなった。

 吉田がコース上にオイルをまいたため、スタートはディレイとなり、コース清掃後の午後1時10分、セーフティーカー(SC)先導で11周に減算されたレースがスタートした。

 SCは2周を回ってピットイン。レースは3周目から始まった。素晴らしいSCスタートを決めた酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)が吉田のリタイアで2位に上がった西田光来(FTK・REV RACING GARAGE)を大きく離してコントロールラインを通過。3位には箕浦稜己(MYST SEIDOYA KK-SII)が続くが、SCスタートを決めた杉田悠真(LAPS with REV RACING)が1コーナーで箕浦を攻略して3位に浮上。杉田はさらにアトウッドで西田のミスに乗じて2位まで上がった。

 3周目には、酒井は2位に上がった杉田との差を2秒5と広げる。3位には西田が、4位には土橋皇太(Rn-sports制動屋KK-S2)が、5位には箕浦稜己(MYST SEIDOYA KK-SII)が、6位には元山泰成(Ecotech Racing)が続く。

 4周目には、序盤ペースがいい酒井は、さらに杉田との差を3秒、5周目には3秒5と広げる。

 6周目、ここからタイヤの暖まった2位杉田がペースアップ。トップ酒井との差を3秒4と若干縮める。ここで、永原蒼翔(ピットワークながはら/MYST)がアトウッドでコースアウト、再びSCが導入され、酒井のリードはご破算となった。

 7周目の順位は、トップ酒井、2位杉田、3位西田、4位に土橋を攻略した箕浦、5位土橋、6位元山をパスしてきた五十嵐文太郎(Drago CORSE)が続く。

 永原のマシンの排除に時間を要し、SCが10周目に退くと、レースはファイナルラップでの1周での争いとなった。

 ここでは2位の杉田がリスタートを決め、トップ酒井に迫る。バックストレートで背後に付けると、ヘアピンでアウトから酒井に並びかけるも、ここでは酒井がトップを死守。後半セクションでも酒井は杉田を押さえ込み、ポールトゥウインで優勝を飾った。

 3位には西田が入り、初参戦で表彰台に登る健闘を見せた。

 4位争いは白熱した。5位の土橋はバックストレートで4位の箕浦に並びかけ、ヘアピンアウトから並走、リボールバーで4位に浮上した。この後も、ホッブスからマイクナイトで箕浦に並びかけられるが、これを退け僅差の4位でゴール。5位には箕浦が入った。この2人の争いに追いついた五十嵐は背後に付けたまま6位でゴールした。

 優勝した酒井は、3月9日もてぎスーパーFJ、16日冨士フォーミュラビート、23日もてぎスーパーFJ、そしてこの岡山スーパーFJと4週連続で優勝と、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。来週に行われるオートポリススーパーFJで勝てば、5週連続優勝となる。

 第3戦、第4戦は再び鈴鹿に舞台を移し、7月12~13日に2連戦として開催される。

決勝がスタートした

土橋皇太と箕浦稜己の争い

優勝は酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)

決勝2位は杉田悠真(LAPS with REV RACING)

決勝3位は西田光来(FTK・REV RACING GARAGE)

決勝4位は土橋皇太(Rn-sports制動屋KK-S2)

決勝5位は箕浦稜己(MYST SEIDOYA KK-SII)

決勝6位は五十嵐文太郎(Drago CORSE)

表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース