2024年もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第6戦公式予選が11月9日にスポーツランドSUGOで開催され、鈴木悠太(ZAPSPEEDKK-S2)がランキング首位の小田優(Drago CORSE TAKE)を0.041秒差にしりぞけてスーパーFJでは初のポールポジションを獲得した。
秋というより初冬の寒さのスポーツランドSUGOはスーパーFJの予選開始時刻の午前8時30分時点で気温8度。路面温度も8.5度と冷えている。1番ピットに陣取った鈴木を先頭に17台がコースイン、15分間の予選が開始された。
まずは残り時間10分を切って落合蓮音(ファーストガレージKKS-2)が1分30秒749のトップタイム。2番手に30秒886で豊島里空斗(C.S.I Racing)3番手31秒453で鈴木が続く。
残り8分。鈴木が1分30秒454でトップに出るも酒井翔太(ファーストガレージ KK-S2)が30秒245で上回り、さらに小田が30秒126でトップに立つ。2番手以下は酒井~鈴木~落合~豊島と続いて6番手に31秒219の樺木大河(ZAP SPEED 10V ED)がつけている。3台が出場のジェントルマンクラスのトップは37秒125で総合13番手の畠山退三(Hooby Base &zapspeed)。以下総合16番手の柴田泰知(ZAP SPEED RD10V ED)がクラス2位、総合17番手の 片岡聡(NRS KK-S2)がクラス3位につける。
残り7分。鈴木が1分29秒858と1分30秒を切ると、続いて落合が29秒203を出してトップに浮上。さらに樺木も29秒722を出して3番手、豊島30秒049で4番手。小田が5番手にドロップするが直ちに29秒584まで自己ベストタイムを削り2番へ。以下樺木~鈴木~豊島~酒井が続く。
残り5分、松原将也(ZAPMARUTOKU10VED)が1分30秒193で6番手にポジションアップ。続いて鈴木が第1、第2、第3セクターと全体ベストで結ぶと28秒415を叩き出してトップへ。落合も28秒888と1分28秒台に入れるが2番手へ落ちる。 小田29秒165で3番手、樺木29秒219で4番手。
残り2分、下位に落ちていた酒井が1分28秒843をマークし2番手へ進出、小田も28秒885まで自己ベストを削るが3番手変わらず、落合は4番手に後退。5番手豊島、6番手樺木の順になるが、続く周回で樺木が28秒753を出して2番手へ上がる。酒井も28秒772までタイムを詰めるが3番手、小田4番手。
チェッカードフラッグが振られる中各車が最後のタイムアタックを行う。まず豊島が1分28秒485で2番手へ。酒井28秒568で3番手、樺木28秒733の4番手へ。さらに小田が28秒456を出して0.070秒差でフロントロウを獲得するも、トップタイムを更新する者は現れず、鈴木がスーパーFJではキャリア初のポールポを獲得。セカンドロウは豊島、酒井の並びに。以下3列目に樺木と落合が並んだ。
ジェントルマンクラスのトップは総合9位の畠山、総合14位で片岡がクラス2位、総合16位にクラス3位の柴田という順になった。
もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第6戦決勝は午前11時50分開始予定だ。
Text: Junichi SEKINEPhoto: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA