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第13戦岡山決勝記者会見 優勝・小出峻「実力を100%発揮できた」

優勝 小出峻(TODA RACING)

決勝記者会見:優勝した小出峻(TODA RACING)

 「いままで一番満足のいくレースでした。スタートも決めることができ、その後のペースもすべての周で悪くなく、タイヤも管理でき、後ろとの距離も測りつつ、できる限りのプッシュをしていました」

 「前回、優勝してリザルトが残ることは悪いことではないんですが、自分自身の中で納得のいくレースではありませんでした。今回は、自分自身の実力を100%発揮できた状態で、優勝という結果を得られたので、とてもうれしいです」

 「岡山は特にオーバーテークが難しいサーキットなので、予選は8割方重要だと思います。25周という長丁場で、最初からプッシュして行けるかも知れませんが、しっかり結果を持って帰りたかったので、リスクを避けました。最初はファステストもあるのでプッシュしましたが、そこからは後ろを見つつ少しペースを下げて、タイヤを守りつついいペースで走るように切り替えました」

 「あしたも最高の結果を得られたらうれしいですが、しっかりと自分のやれることをやって、まだチャンピオンの可能性もあるので、勝利を重ねてチャンピンを取れればいいと思います」

2位 イゴール・オオムラ・フラガ(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:2位のイゴール・オオムラ・フラガ(B-MAX RACING TEAM)

 「水曜日から走行があったので、おおきなクルマのステップアップを得ることができました。予選も好調でタイムも僅差だったのですが、レースに挑んだら小出選手がやけに速かったです。SUGOでは前の選手が離れると後ろの選手が詰めてくるんですが、後ろも小出選手との間も空いていきました。なんでなんだろうという疑問が残っています」

 「あしたに向けて改善したいと思います。明日の2レース目はポールからのスタートなので、決めれば抜くことが難しいサーキットなので、しっかりチャンスを生かしていきたいと思います」

 「チームが強力なエンジニアを助っ人として呼んでくれて、そこが大きな変化につながりました。それに加えて3日間晴れで走れたのも大きいです。オートポリス、富士、鈴鹿でもどこかで雨が降っていたので、変わっていくコンディションのなか、クルマを作るのが難しかったです。今回はいろんなことがそろってクルマをちゃんとテストすることができました」

3位 野中誠太(TOM'S)

決勝記者会見:3位の野中誠太(TOM\'S)

 「今週の流れは悪くなかったんですが、決勝のペースは前の選手は離れていき、木村選手も後ろに迫っていたので、そこは改善していかないといけません。いまからチームと話し合っていきたいと思います」

 「今シーズンは、不安定ななかで表彰台に戻ってくることができました。優勝をめざしているので、3位というのはまだまだ満足のいく結果ではありません。残りのレースも少なくなっているので、最低ラインの3位から優勝をめざして頑張っていきたいと思います」

 「あした2レースありますが、4位と3位と悪くないところからのスタートなので、離される展開ではなくて、前の選手に詰めていけるような、いいドライビングとクルマ作りをしていきたいと思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI


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