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もてぎ・菅生S-FJ選手権

第4戦もてぎ決勝 田上蒼竜がポール・ツー・ウインでもてぎ初優勝を飾る

優勝は田上蒼竜(AsカンパニーZAP ED)

 2022年スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ第4戦決勝はモビリティリゾートもてぎで7月2日(土)に開催され、ポールポジションから飛び出した田上蒼竜(ZAPSPEED 10VED)が内田涼風(群馬トヨペット Team RiNoA ED)との接戦を制し、プレッシャーに動じることなく逃げ切り優勝した。

 朝の予選からうだるような暑さとなっているモビリティリゾートもてぎ。午後1時40分のコースインの時点で気温は35度を超え、路面も焼けつくような熱さになっている。

 各チームぎりぎりまでマシンとドライバーを冷やすよう扇風機やスポットクーラーを当てている。

決勝のスタートシーン

田上蒼竜と内田涼風の争い

 10周で行われる決勝は午後1時時50分フォーメーション開始。12台全車がグリッドに並び決勝がスタート。

 ポールポジションから出た田上のスタートはまずまずだったが、フロントロウに並んだ内田の加速がよく、1コーナーのインに向けて田上の横に並びかける。しかしあとひと伸びが足りず田上が頭を押さえる恰好でホールショットを奪った。

 その後方ではセカンドロウ4番手からスタートの池田拓馬(テイクファースト&アメロイド)の蹴り出しが弱く、後方6番手スタートの池内比悠(アルビLINKLINEGIAE)に1コーナーで先行されるが、続く2コーナーでクロスラインから抜き返す。2コーナーを抜けて田上~内田~村田悠磨(ZAPSPEED 10VED)~池田~池内~小川涼介(M2 KK-SII)の順に3コーナーから4コーナーをクリア。

 しかし続く5コーナーへのアプローチで接触が発生。4位を争っていた池田、池内と、その後方にいた齋藤慈岳(FER WILDLIFE KKSII)、熱田行雲(ZAP10VED)の4台がスピン、コースアウトしてしまう。

 池田、池内、齋藤は再スタートしたが、熱田だけは動くことができずここでリタイヤ。苦いデビュー戦となってしまった。

 後方の混乱をよそに田上は内田に0.732秒のギャップで1周目を終了。3位村田は内田と0.737秒差。5コーナーのアクシデントをかいくぐって小川が4位、そして11番手スタートだった吉田隆ノ介(アルビCandy・plusKK-S)が5位、安藤弘人(ZAPSPEED10VED)が6位にそれぞれ浮上している。

 田上と内田は2分5秒台のほぼ同ペースで走っており、2周目0.776秒、3周目0.831秒とギャップがほとんど変化しない。一方3位村田は2分6秒台でこのペースについて行けず、1.569秒→2.233秒と次第に離されていく。4位小川はそこから3秒ほど離れて単独走行。5位争いは3周目に安藤が吉田を攻略、順位を入れ替える。

 4周目、田上はここでペースを上げて内田との差を1.114秒にひらく。後方では6位吉田にチームメイトの大川烈弥(アルビB-AutoダイテルGIAED)が襲い掛かり6位へ。

 このまま田上が内田を引き離すかに見えたが内田はここで踏ん張りペースアップ、6周目、7周目と立て続けにファステストラップを更新して、1.093秒→0.930秒→0.617秒と田上のリードを削り取る。3位村田、4位小川は単独走行だが、小川が村田に近づきつつある。5位安藤に対して6位大川が迫っていたが、7周目の1コーナーで大川は単独スピン、これで6位に上がってきたのがオープニングラップのスピンで遅れていた池内。アクシデントに巻き込まれた4台の中で一番早くコースに復帰した池内は9位からここまで挽回してきた。

 8周目、内田の勢いは止まらず、S字で一気に田上に接近、V字コーナーからヘアピンにかけてテール・ツー・ノーズ状態に持ち込むと、ダウンヒルストレートでスリップから抜け出し田上の右サイドを狙う。田上がこれを嫌ってラインを変えると今度は左サイドへ出て、2台は並んで90度コーナーへブレーキング。大外刈りを狙う内田に対して田上も一歩も譲らず、両者並んで90度コーナーを抜けると、そこからの加速は田上が僅かによく内田を従えてビクトリーコーナーを抜けてメインストレートに戻る。コントロールライン上での差は0.367秒。

 この間3位争いでも変化があり、1コーナーで村田がスピン、小川が3位に進出し村田は4位にダウン。

 9周目、田上のペースが上がり内田を突き放しにかかり、0.599秒差。

 一方5位争いが再び激しくなり、V字コーナーで安藤がスピンして池内が5位、続けて吉田も6位に上がりこれでアルビレックス勢の5位6位体勢に。

 ファイナルラップ、内田はラストチャンスに賭け、ダウンヒルストレートで田上のスリップに入ると間合いを詰めて再びアウト側から90度コーナーにアプローチ。しかし田上は落ち着いてインから内田を抑えたままでコーナーをクリアし勝負あり。

 そのままビクトリーコーナーを抜けトップでチェッカードフラッグの下をくぐり抜けた。

 内田は最後まで田上にプレッシャーをかけ続けたが健闘及ばず0.567秒差で2位に終わった。3位は小川、初のもてぎで表彰台を獲得した、4位村田、5位池内、一度は7位に落ちた安藤が最後に吉田の前に出て6位に滑り込んだ。

決勝2位は内田涼風(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

決勝3位は小川涼介(M2 KK-SII)

決勝4位は村田悠磨(ZAP Arithme 10V ED)

決勝5位は池内比悠(アルビLINK LINE GIA ED)

決勝6位、マスタークラス優勝は安藤弘人(ZAP SPEED 10V ED)

トップでゴールする田上蒼竜(AsカンパニーZAP ED)

■決勝後のコメント

優勝:13号車・田上蒼竜(ZAPSPEED 10VED)

優勝した田上蒼竜(AsカンパニーZAP ED)

 「(終盤の攻防はどうだった?)最初の方は(内田選手を)離していたんですけど、1回ミスしてから一気に追いつかれちゃって、そこから防戦一方みたいな感じになってしまって、まぁなんとか。全部ダウンヒルストレートでの勝負だったので、絶対狙ってくるなって思って守り切れました。(落ち着いてた?)ちょっと自分的には後ろに目が行ってしまって、全然前見てなかったので(笑)、ああいうところでバトルにならずに逃げきれる力をつけたいと思います」

2位:81号車・内田涼風(群馬トヨペット Team RiNoA ED)

決勝2位の内田涼風(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

 「スタート直後は あれはもう少し(前に)出るしかなかったので、スタートはちょっとアレでしたけど…。この路面状況でアウトから仕掛ける、っていうのが、1回目は行けたのですけど、自分のスキルの無さとういか判断不足でしたね。2回もチャンスがあって確実に勝てるレースでこのような結果になってしまったのは自分のミスだと思ってます。スピードは確実にあって、夏場のドライビングのアベレージも自分の方が練習から上だったので、ちょっと予選から失敗でしたね。残りの3戦は全部勝つつもりで行きたいと思います」

3位:12号車・小川涼介(M2 KK-SII)

決勝3位の小川涼介(M2 KK-SII)

 「表彰台にはなんとか上ることができて、うれしいです。ただ、ちょっと予選順位が上位に行けなかったので、それ以上順位があがるチャンスを掴めなかったのが悔しいです。(スタート直後のマルチクラッシュは見えてた?)僕の左側に26号車(97号車か?)がいて、僕の右側から来たマシンが横を通り過ぎて、立体交差の手前で接触して、僕はそれを避けて、順位が上がった、という形です」

4位:26号車・村田悠磨(ZAPSPEED 10VED)

決勝4位の村田悠磨(ZAP Arithme 10V ED)

 「(8周目のスピンは?)自分の単独ミスで、結構タイヤのグリップが落ちていて、止まり切れなくて。タイヤがもうタレきってしまってて、まったくグリップしなくなってて、スピードをすごく落として曲がっていたにも関わらず、全然止まり切らなくて、スピンしちゃって」

5位:36号車・池内比悠(アルビLINKLINEGIAED)

決勝5位の池内比悠(アルビLINK LINE GIA ED)

 「(オープニングのスピンは?)僕が5コーナーで追突されて、ロアアームが曲がっていたので、そこは信じられなかったです。(終盤の5位争いは?)吉田選手と、その前にいた大川選手がまずスピンして、その後安藤選手もV字のとこでスピンして、それで順位上げられた、という棚ぼたって感じでしたね。タイヤがきついかどうかも分からないほど、ロアアームがくの字に曲がってました、その状態で走っていたので、ハンドルもアライメントも狂っていましたので、状況把握できてませんでしたね」

6位:79号車・安藤弘人(ZAPSPEED10VED)

決勝6位の安藤弘人(ZAP SPEED 10V ED)

 「(終盤は?)5位6位を争っていましたが単独スピンしてしまって。1回7位まで落ちたんですけど、ファイナルラップで1台抜かした、という感じです。タイヤのタレは想像以上で、それでスピンしちゃったのが最大のミスでしたが、いい勉強になりました。夏場のダンロップで注意するべきところです」

 2022年スーパーFJもてぎ・菅生シリーズの次戦第5戦は10月16日、モビリティリゾートもてぎで開催される。再び3か月のインターバルがあるが、この間に他のシリーズ戦に出る者、日本一決定戦を目指して富士スピードウェイに練習を予定している者など過ごし方は様々なようだ。

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE


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