SUPER GT

SGT:公式テスト富士セッション1 GT500トップは#12カルソニックGT-R、GT300も#3B-MAX GT-Rがトップに

スーパーGTの2016シーズン2回目の公式テストが3月26日、富士スピードウェイで始まった。
最初のセッションでトップに立ったのは#12カルソニック IMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)で1’28.244。
GT300クラスは#3B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/ヤン・マーデンボロー組)で1’37.315だった。

GT500クラストップの安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組(カルソニックIMPUL GT-R)

GT500クラストップの安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組(カルソニックIMPUL GT-R)

新スポンサーを獲得してカラーリングを一新した伊藤大輔/ニック・キャシディ組(GT500クラス・au TOM'S RC F)は6位

新スポンサーを獲得してカラーリングを一新した伊藤大輔/ニック・キャシディ組(GT500クラス・au TOM'S RC F)は6位

GT300クラストップの星野一樹/ヤン・マーデンボロー組(B-MAX NDDP GT-R)

GT300クラストップの星野一樹/ヤン・マーデンボロー組(B-MAX NDDP GT-R)

先週の岡山国際サーキットに続いて今週は富士スピードウェイで行われるスーパーGT公式テスト。
寒波が押し寄せた影響で今週末の富士は3月下旬とは思えない寒さに見舞われ、金曜には降雪まで見られる状況となり、走行への影響が懸念されたものの、初日の今日は雲が多めながらまずまずの好天に恵まれ、早朝から多くのファンがスタンドやパドックに詰めかける中、午前10時から最初のセッションが120分間で行われた。

雪の影響で開始時点の路面はまだ濡れていたため、序盤はウェット宣言の出される中での走行となった。
この影響からか開始20分足らずでTeam DIRECTIONの#63ランボルギーニ・ウラカンが1コーナーでクラッシュしたため赤旗中断となったが、セッション再開後には次第に路面は乾いていき、セッション中盤以降は完全なドライコンディションとなった。

赤旗中断時点でのトップは#64エプソンNSXで1’32.713。しかし走行が再開されるやいなや#12カルソニックGT-Rが1'28.931でトップに立ち、その後も1'28.517、1'28.244と順調にタイムを縮めて午前の走行を締めくくった。
2位から6位までにはレクサス勢が続く。
2位は#38ZENTセルモRC F、3位には#37KeePerトムスRC Fがつけ、25日にKDDIをメインスポンサーに迎えると発表したばかり#36auトムスRC Fも1’29.398とまずまずのタイムで6番手につけた。

一方、岡山テストで今一つの結果だったホンダ勢は終わってみれば#17ケーヒンの9位を最高に11位、12位、13位、15位と今回も苦しいスタートとなっている。

岡山ではJAF-GT勢に席巻された感のあったGT300クラスは、今回は#3B-MAX NDDP GT-R、#55ARTA BMW M6 GT3が1位、2位を占め、マザーシャシーの#2シンティアム・アップル・ロータスが3位とFIA-GT3がやや先行する形となった。
メカニカルトラブルにより岡山テストではセッション1しか走れなかった#7Studie BMW M6も今回は4位とまずまずの位置につけている。
一方、岡山テスト二日目にクラッシュした#25VivaC 86 MCは現在も藤沢のガレージで修復作業を継続中とのことで、今日現在は富士に姿を現していない。
こちらは日曜からの参加を目指して懸命の作業を行っている模様だ。

スーパーGT公式テストはこの後午後2時よりセッション2が混走110分間、専有走行が各クラス10分間で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI


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