SUPER GT

SGT:公式テスト岡山セッション1 #12カルソニックGT-Rがトップ!

スーパーGT2016年最初の公式テストが3月19日、岡山国際サーキットで開始された。
この日午前に行われたセッション1では1’19.776を記録した#12カルソニックIMPUL GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/安田裕信組)がトップタイム。
昨年度全日本F3チャンピオンのニック・キャシディを新たに起用した#36トムス RC F(伊藤大輔/ニック・キャシディ組)が1’20.198で2番手につけた。

セッション1は午前9時30分より120分間で行われた。
昨夜から降り続いていた雨は上がり、上空にはわずかながら晴れ間も見えてきていたが、開始時点の路面はまだセミウェットの状態。
このため、開始前にはウェット宣言が出されたものの、セッションが進むにつれて次第に路面コンディションは上向き、それに従ってラップタイムも上がっていった。
GT500クラスは昨年シリーズ参戦した全15台が参加。
その中でも12号車はコースオープンから積極的に周回を重ねて56周を消化、常にタイミングモニターの最上段に位置し続けた。

GT300クラスは昨年に続いてマザーシャシーベースのエヴォーラを走らせる#2シンチアム・アップル・ロータス(高橋一穂/加藤寛規組)が1’27.612でトップ。2番手には#25VivaC 86 MC(土屋武士/松井孝允組)が1’27.889で続き、JAF-GT勢が1-2を占めた。
こちらのクラスはFIA-GT3勢を中心に今年からニューモデルを投入したチームが多く、例年以上に魅力的なラインナップとなっている。
その中の一つ、日本初上陸のフェラーリ488GT3を走らせた#51LM corsa(都筑晶裕/新田守男組)はこのセッションで1’28.414を記録して3番手につけ、好調な滑り出しを見せている。

公式テストはこのあと午後2時よりセッション2が130分間で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO


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