スーパー耐久

S耐:第6戦もてぎ決勝 #1ペトロナスZ4Mが有終の美を飾る。ST2タイトルは#3エンドレス、ST3は#339NSXのものに

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スーパー耐久シリーズ2011第6戦「もてぎスーパー耐久ファイナル」の決勝レースが11月27日、ツインリンクもてぎで行われ、昨日タイトルを決めたばかりの#1PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/ドミニク・アン/柳田真孝)組がチームメイトの#28片岡龍也/ファリーク・ハイルマン/フェイ・ホーン・オオイ組とのトップ争いを制してポール・トゥ・ウィンを達成した。

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第6戦決勝は午後1時スタート。
昨日のオーバル戦とは違って今日はロードコースを使用した300kmレースだ。
ホールショットを奪ったのはポールの#1谷口。しかし3コーナーで#28片岡がインを突いて早くもトップに躍り出る。

抜かれた#1谷口は#28片岡の背後にぴったり張り付いて周回を重ね、6周目の3コーナーでインをついてトップを奪い返すが、#28片岡も同じ周の90度コーナーでインに飛び込み、再びトップに。しかし#1谷口は続く7周目の3コーナーでまたもや#28片岡のインを突いてトップに立つ。
この間に3位以下はぐんぐんと後方に追いやられてしまい、レースは完全に2台のマッチレースとなった。

トップの1号車は25周目に最初のピットイン。谷口からアンに変わってコースに復帰する。対する28号車は片岡が全周回のほぼ半分、30周まで引っ張って漸くピットへ。ハイルマンに交代した。

異なるピット戦術を採った2台だったが、1号車が36周、28号車が53周目で2度目のドライバー交代を終えたときには両者の差は大きく開いてしまった。
結局1号車の最終スティントを担当した柳田は2位28号車に24.354秒もの大差をつけて63周を走り切り、今季6勝目をものにした。

ST2クラスは、ランキングトップの#3エンドレスADVANコルトスピードX(峰尾恭輔/高木真一/村田信博)組が#20RSオガワランサー、#6新菱オート☆DIXCELの追撃を振り切って今季5勝目を挙げ、2011年王座を獲得した。

一方、波乱のあいつぐ展開となったのがST3クラスだ。,br> 予選でトップに立ったのはランキング2位のGPO+KOTA RACING NSX(北野浩正)。序盤からトップを快走するが、その一方でランキングトップの#15岡部自動車Zは22周目に左フロントタイヤのバーストに見舞われて大きく後退、ランキング3位の#14岡部自動車RX-7も25周目にエンジンブローによりスローダウンを余儀なくされ、そのままガレージに入ってレースを終えた。
総合29位から猛烈な追い上げをみせた15号車。一方の339号車は終盤になってユーロf3帰りの佐藤公哉の駆る#34assetテクノZ34に背後を脅かされるが、34周目からステアリングを握った佐々木孝太は最後まで佐藤に付け入る隙を与えず、僅か0.8秒差で逃げ切り、ST3クラスチャンピオンを獲得した。

ST4クラスは昨日タイトルを決めた#62ホンダカーズ東京のインテグラが終始トップを快走、2位の#60RCBwith KRPウィンマックスに50秒以上の大差をつけて今季4勝目。
ST5クラスは予選トップの#19BRP制動屋のフィットが7周目に左フロントタイヤのバーストで後退、代わってトップに立った#36エンドレスアドバントラストヴィッツがそのまま逃げ切って優勝した。

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Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA


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