PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第7-8戦 公式予選レポート

MJ15_0203_fine[1]プレスインフォメーション 2015年8月08日
富士. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015シーズン 第7-8戦公式予選を、富士スピードウェイ(静岡県)にて8月8日(土)に開催いたしました。

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:27度 路面:41度(スタート時)
ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2015 第7-8戦公式予選が8月8日(土)富士スピードウェイで行なわれた。PCCJの2015年シーズンは今大会を含め残り4戦。1戦ごとの重みが増してくる終盤戦だけに、少しでも有利なスターティンググリッドを得ることが全てのパイロットにとって重要となる。

公式予選は午前11時10分からの30分間。まずは元嶋が1分44秒140でトップに立つ。そして、多くのクルマがピットに戻ってニュータイヤに交換。セッション残り15分を切ってから、本格的なタイムアタックの時間帯に突入した。

ここで先手を獲りにいったのは近藤。アタック1周目に1分44秒255、クールラップを挟み、1分44秒211まで縮める。だが、元嶋のタイムを更新するまでには至らない。その間、「(1セット目でのアタックを終えた後)周回せずにアタックのタイミングを待っていた」という久保が1分44秒105をマークしトップに。すぐさま近藤が一気に1分43秒576まで削り、最速タイムを塗り替える。これは前日の専有走行でのベストタイム(非公式)を上回るもので、ポールポジションは近藤で決まりかと思われたが、開幕6連勝中の元嶋がそれを許さなかった。残り11分となったところでピットを出た元嶋は、1回目のアタックを経た後、残り4分で1分43秒609、続いて1分43秒450を叩き出し、見事第7戦のポールポジションを獲得した。

「本当は(アタックで使う)タイヤを1セットに留め、第7戦の決勝レースにニュータイヤを温存しておきたかったのですが、昨日の専有走行からセットアップを変えることになり、そのアジャストに時間が掛かってしまった。一度、走り方を整理した上でニューを投入し、アタックの回数もいつもより少し多くしました。とにかく、チャンピオンを獲りたい」と元嶋。ポールポジションの逃した近藤は最終的に2番グリッドからのスタート。「セットアップを昨日から変えることになり、それがオーバーステア気味で、完全には対処できませんでした。ただ、決勝レースに向けては大丈夫だと思います」と自信を見せる。3番グリッドは1分44秒029まで縮めた久保、4番グリッドには今回スポット参戦の#30 DRAGONが入った。「クルマをまだ完全には理解できていませんが、クリアラップが取れれば1分43秒台に入れたはずです。決勝レースは若手3人のすぐ後ろで走れれば」と上位を窺う勢いだ。

ジェントルマンクラスは終始、武井がリード。セッション開始早々に1分44秒台に入ると、ニュータイヤで1分44秒684を記録し、ポールポジションを獲得した。「DRAGON選手を何とか捉えたいところですが、やめておきます。もちろん、クラス優勝が目標ですが、それよりも完走が大事。着実にポイントを取りたい」とタイトルを見据えた走りに重点を置く構え。2番手は#24剛覇矢人。#37久保田克昭、#2田島剛らとのバトルも予想されるが、「何とかみんなの前に出て、武井さんについていきたい」と表彰台を視野に入れて臨む。

この結果、第7戦、第8戦のスターティンググリッドは、オーバーオールが上位4番手まで、ジェントルマンクラスは上位2番手までが同じオーダーとなった。

PCCJ第7戦決勝は、8日午後16時スタート予定。今回もスタートがカギとなるのは間違いないが、徐々に涼しくなっていく中、気温・路面温度に対応した、レース中のタイヤマネージメント能力も問われることになるだろう。多彩な“引き出し”を持つベテラン勢の活躍にも期待が高まる。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース



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