PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 - 第3戦 モービル1チャレンジ 決勝レース レポート

MJ14_0093_fine[1]プレスインフォメーション 2014年5月04日
 
富士. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014第3戦 モービル1チャレンジ 決勝を、富士スピードウェイ(静岡県)にて2014年5月4(日)に開催いたしました。

PCCJ2014-Rd.3 Mobil 1 Challenge(Fuji)Race, Race report
PCCJ2014-第3戦 モービル1チャレンジ(富士)決勝
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:18℃ 路面温度:24℃(スタート時)

ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)第3戦 モービル1チャレンジは、富士スピードウェイ(静岡県)を舞台に5月4日(日)決勝レースが開催された。ゴールデンウィークの真っ最中ということもあって、早朝から5万7千人あまりのレースファンが集い、スタンドは超満員。大観衆の声援がPCCJパイロットたちのボルテージを嫌が応にも高めることとなっていた。

予選は、アクシデントにより10分あまりで終了となってしまったが、金曜日に行われた2回の占有走行によって、セッティングには不安なく決勝に臨めるだろう。また、サポートレースに出場していた#18大久保仁がアクシデントにより、大事をとって欠場。そのため、グリッドには15台のマシンが並ぶことになった。そして、11時55分、レッドシグナルがすべて消えて、15周で競われる決勝レースが始まった。

誰より鋭いスタートを切ったのは、2番手の#14元嶋。#78近藤がなすすべもなく、真っすぐ進路を取った#14元嶋は1コーナーにトップで飛び込んでいく。しかしながら、その後方ではアクシデントが発生。ストレート上で#7星野と#24剛が接触。#24剛は何とか姿勢を立て直したものの、#7星野はガードレールにまで弾かれ、コース上に戻ってきてしまったところで#73鈴木篤と絡んでしまい、2台はその場でリタイア。セーフティーカー(SC)が導入された。

SCランは3周に渡って行われ、4周目からいよいよバトル再開。トップの#14元嶋とそれを追う#78近藤はきれいにリスタートするが、#19永井と#32飯田はやや出遅れ、#12小河、#11山野がストレートでスリップストリームに入り、1コーナーで#32飯田を揃って抜いた。さらに#19永井との差も徐々に詰め、8周目の1コーナーでは#12小河が、9周目のストレートでは山野がオーバーテイクを果たす。

一方、その間にも#14元嶋と#78近藤による激しいトップ争いは続いたが、#78近藤が11周目に入ると突然ペースが鈍る。「何か踏んでしまったようで、リヤタイヤがスローパンクチャーのような感じになり、無理ができなくなってしまった」。その結果、#14元嶋がそのままトップでフィニッシュし、#78近藤が2位に。一方、激しさを増したのが#12小河と#11山野による3番手争いだ。しかしながら、13周目の1コーナーではアウトに並んだ#11山野だったが、なんとか#12小河が抑え切って3位でフィニッシュ。

トップでチェッカーを受けた#14元嶋は、「やっと勝てた、という感じですね。まだ3戦目ですけど(笑)。今回はスタートが決まったのが、最大の勝因だったと思います。後ろからのプレッシャーは激しかったですが、いつでもペースを上げられるよう構えていました。今週は金曜日のロングランテストで悪い部分は修正できていたのと、メカニックさんがいいクルマに仕上げてくれたのも大きいですね」と語った。PCCJスカラシップドライバーは初優勝に、表彰台で満面の笑みを見せていた。

総合7位でジェントルマンクラスの優勝は#33 TETSUO OGINO。#7星野の脱落もあってトップに浮上した後は、一度もポジションを譲らず。後半は#9武井真司のチャージを受けるも、辛くも逃げ切りを果たす。「岡山では、練習中にクラッシュして、チームの皆さんに迷惑をかけたので、この優勝で恩返しができたかな、と思います。最後はミラーを見ながらかなりヒヤヒヤしました」と、#33 OGINOは今季初優勝の喜びを語った。クラス2位には#9武井真司、3位は#21高田匠が獲得した。

次回も、戦いの舞台は富士スピードウェイ。6月7日(土)〜8日(日)“ザ・ワンメイク祭り”にて、PCCJ2014-第4-5戦が開催され、さらに日本初開催となるポルシェ カレラカップ アジア(PCCA)が同時に行われる特別なレースウィークとなるだろう。ワンメイクレース最速と評価されるポルシェ カレラカップのエキサイティングなバトルを堪能して欲しい。

Pos. Car# Driver Class Car Name Lap Time
1 14 元嶋 佑弥 GARMIN PORSCHE 15 31’29.866
2 78 近藤 翼 スカイレーシング 15 31’34.041
3 12 小河 諒 ブライトインターナショナル 15 31’35.140
4 11 山野 直也 エクセレンスインターナショナル 15 31’36.053
5 19 永井 宏明 ナインレーシング 15 31’42.845
6 32 飯田 太陽 KRM ケーズフロンティア 991 15 31’46.097
7 33 TETSUO OGINO G PCJ ケーズフロンティア 991 15 31’56.763
8 9 武井 真司 G BINGO SPORTS 15 31’57.551
9 21 高田 匠 G PCJ Takumi Racing 15 32’07.790
10 3 江本 玄 G アキラレーシング with サムライ 15 32’11.109
11 24 剛 覇矢人 G みきゃん MP-GT3 15 32’11.200
12 51 Paul IP G KCMG 15 33’01.865
13 52 Tsugio HARUYAMA G はるやまbaby GT3cup 14 32’03.327
ー 以上完走(規定周回 13Laps) ー
7 星野 敏 G D’station HAI GT3 0
73 鈴木 篤 G SR レーサリンク GT3 0
18 大久保 仁 G Force Racing 未出走

ベストラップ

78 近藤 翼 スカイレーシング 1’42.905 (7 / 15)
24 剛 覇矢人 G みきゃん MP-GT3 1’44.500 (9 / 15)

G=ジェントルマンクラス

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース