カテゴリー

ニュース内検索

VITA筑波

第1戦公式予選 初開催の筑波シリーズ開幕戦予選は兒島弘訓がコースレコードでポールポジションを獲得

ポールポジションは兒島弘訓(ZENKAIRACING)

 今年から筑波でのシリーズ戦が開催されることとなったVITAレース。今年は全6戦が予定されており、その開幕戦公式予選が3月23日(日)に筑波サーキットで行われ、兒島弘訓(ZENKAIRACING)が8年ぶりとなるコースレコードを叩き出してポールポジションを獲得した。

 ようやく春めいた筑波サーキット。午前10時7分の予選開始時点で気温21.7度、路面温度28度のドライコンディション、絶好のレース日和だが花粉の飛散もピークでマスクが手放せない関係者も。シリーズ戦化の効果か、19台という筑波では今までないエントリー数を集めて15分間の予選が開始された。今回初のレース参戦の鈴木悠太(ELEVレーシングVITA)を先頭にコースイン開始。

 好コンデションの為かそれともトラフィックにかかる前にという配慮か、早くも計測1周目からタイムを出しに来る選手が見受けられ、まずは山本龍(お先にどうぞVITA)が1分3秒664でトップに立つ。2番手にいむらせいじ(VITAゼロワン)が1分4秒523で続く。3番手西濱康行(ETA白波ワークスVITA)1分4秒527、4番手大沢良明(ビーンズSPM VITA)1分4秒612と昨年も筑波に参戦していた名前が続き。5番手に今回初のVITAレースの堀井雄斗(ファーストガレージVITA)が1分4秒808で入ってくる。6番手は中島正之(ビーンズ3年目vita)。

 残り時間11分、堀井が1分4秒242で2番手浮上、さらに一足遅れてコースインしたYOSHIO ISHIKAWA(東京IRCニルズ vivoVITA)が1分4秒425で3番手。ISHIKAWAは2カ月前に左手を怪我して手術、現在はまだリハビリ中とのこと。

 そしてここで兒島弘訓(ZENKAIRACING)が1分3秒306をマーク、山本を上回りトップに立つ。兒島はFIA-F4参戦経験を持ち、去年は富士で開催されたMEC120分レースにvGranzで参戦したこともある。3番手はいむらの3秒776、残り時間は10分を切った。

 首位に立った兒島は続く周回で、第1、第3セクターで最速タイムを刻むと1分2秒909を叩き出す。これまでのVITAのコースレコード1分3秒154を8年ぶりにブレイク、0.245秒短縮した。2番手の山本も3秒434まで自己ベストを短縮するが兒島とは0.525秒の差がある。3番手いむら、4番手大沢3秒947、5番手西濱3秒989、とそれぞれ1分3秒台に入れてくる、6番手は堀井。

 残り8分、このあたりで各選手のタイムが頭打ちになる中で、いむらとISHIKAWAそれぞれ1分3秒768、4秒027とタイムを更新してベテランの味をみせる。

 残り時間40秒、最後に気を吐いたのが西濱で1分3秒853を出して大沢を逆転、4番手に上がったところで予選は終了、ポールポジションはコースレコードの兒島。2番手山本がフロントロウに並び、いむら、西濱がセカンドロウ、大沢、ISHIKAWAが3列目に並ぶスターティンググリッドとなった。

 今回公式戦初レースの堀井と鈴木が7番手、8番手で4列目と健闘。この他初レースの倉田道夫(RSロゴスVITA)が15番手、35年前にRX-7で富士フレッシュマンレースに出ていたという森田裕之(オートルック Vita-01)が18番手、オフロードが本業で、本日初めてVITAをドライブしたという和田智弘(ユニバーサルツインVITA)が19番手となった。

 決勝は午後1時スタート予定だ。

予選2位は山本龍(お先にどうぞVITA)

予選3位はいむらせいじ(VITAゼロワン)

予選4位は西濱康行(ETA白波ワークスVITA)

予選5位は大沢良明(ビーンズSPM VITA)

予選6位はYOSHIO ISHIKAWA(東京IRCニルズvivoVITA)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース