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SUPER GT

公式テスト富士セッション2 1分35秒台の接戦を制したのは17号車Astemo CIVIC TYPE R-GT

 2025オートバックス スーパーGT公式テスト富士スピードウェイのセッション2が3月29日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは17号車Astemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大/小出峻)がトップタイム。1日目総合でもトップとなった。

 セッション2は午後2時に開始された。最初の100分間が2クラスの混走、続いて10分間ずつの専有走行が行われる。天候は依然として強い雨。このため各車経過から15分が経過したところで次々にピットに戻ってきた。

 しかし時間が経つにつれて天候は回復。それに合わせて各チームもピットイン、アウトを繰り返しつつ徐々にコースに出てくるようになり、開始から30分が経過した時点では37号車Deloitte TOM'S GR Supra(ジュリアーノ・アレジ)が1分39秒783でトップ。16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16
(大津弘樹)が1分39秒783で2番手に続いた。

 混走残り30分をった時点では16号車が1分38秒454でトップ。2番手に23号車MOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)がつづき、39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)が3番手という展開となるが、残り時間が25分を切ったところで17号車の小出が1分37秒764でトップに。

 ここでGT300車両の1台にトラブルが発生。コース脇にストップしたために残り時間24分を切ったところで赤旗中断に。

 車両回収ののち残り11分で走行が再開になると、今度は12号車TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴)が32周目に1分37秒596、33周目に1分36秒583と立て続けにタイムを削ってトップで混走を終えた。

 続いて午後3時50分より行われた専有走行は終盤に入って1分35秒台の好タイムが立て続けに記録される大接戦となった。

 まずは1号車au TOM'S GR Supra(坪井翔)が1分35秒949を記録すると、100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GT(牧野任祐)が1分35秒926でこれを上回る。さらにチェッカー寸前に17号車の小出が1分35秒740を叩き出し、セッション2をトップで締めくくると共に、1日目総合でもトップに立った。2番手は100号車、3番手は1号車となり、専有走行で1分36秒211までタイムを縮めた12号車がニッサン勢最上位の4番手となっている。

 スーパーGT公式テストは明日30日にセッション3、セッション4を行う。セッション3の開始時刻は午前9時30分だ。

Photo&Text: Kazuhisa SUEHIRO


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