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TCRジャパンシリーズ

第3戦もてぎレース7公式予選 チェ・ジョンウォンが逆襲のポールポジション

ポールポジションはチェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)

 TCRジャパン第3戦レース7公式予選は10月19日(土)、モビリティリゾートもてぎで行われ、「Hyundai Elantra N TCR」をドライブするチェ・ジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)が大差でポールポジションを獲得した。

 第6戦予選に続いて行われた第7戦予選は10分のインターバルで午前9時40分開始。日差しがさし始めた路面はほぼドライコンディションだが、トンネル内には水が残っている。第6戦予選でV字コーナーにストップしたキム・ソンヒョン(KMSA MOTORSPORT N)はコースオープンに間に合わず、チェ、志賀卓弥(Audi Team Mars)、加藤正将(KMSA MOTORSPORT N)の順にコースイン。3台がスリックタイヤで15分間の予選を開始した。

 普段であればインラップですぐにピットインして前後タイヤの入れ替えを行うTCR車両だが、今回は連続走行で計測1週目に突入。まずチェが残り時間10分に2分4秒109のトップタイムをマーク、加藤が0.164秒差の4秒273で続き、志賀が13秒486で3番手。

 チェは勢い余ったか第1コーナーでオーバーシュート、グラベルストップは免れて外側のグリーンを伝ってコースに復帰するとピットイン、フロントに第6戦の予選で使用したタイヤを装着する。加藤も同じタイミングでピットインするが、こちらは作業に取り掛かかる様子がない。志賀はその間も走行を続け9秒186まで自己ベストを短縮して3番手。

 その後残り7分にピットで作業をしていたキムがコースイン、さらにチェもコースインする。一方加藤はコースインせずに予選を終了。加藤によると連続して使用していたタイヤの限界が来たとのことで、決勝に向けてニュータイヤを温存する作戦に出たようだ。

 残り1分、チェはセクター1、セクター2と全体ベストを更新すると、2分2秒551を叩き出してポールポジションを確定させる。2番手加藤は序盤に出した4秒273でフロントロウを確保した。志賀は2戦連続の3番手を獲得、キムが4番手となった。

 レース7決勝は明日10月20日、午前8時25分から23分+1周で行われる。

予選2位は加藤正将(KMSA MOTORSPORT N)

予選3位は志賀卓弥(Audi Team Mars)

予選4位はキムソンヒョン(KMSA MOTORSPORT N)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA


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